こんにちは。潔く銀です。
前回、記事にしたEF 70-200mm F2.8L USMを直そうという企画に関連して、ボディ側のAFが壊れているかもしれないということで、Canon EOS 7D に他のEFレンズをつけてテスト撮影してきました。
というわけで、上のリンクが関連の記事になります。レンズを落としてしまいマウント部が歪んだので、それを直してカメラに取り付けるようにしたところ、AFが合わないという現象が起きました。落とす前は正常に作動していたのですが、なぜこうなるのかを調査している段階です。ある程度は検討がついてるのですが、はっきりと原因が知りたくて、少しずつデータを集めてます。
レンズ側なのかボディ側なのかを調査するために、今回は阪急梅田駅で撮影を行ってみました。いつもは阪急伊丹線で撮影をするのですが、神戸線の阪急電車も撮影したかったという理由で、梅田駅にしました。
というわけで、この日に撮影した最初の一枚は「爽風」でした。「夜は短し歩けよ乙女」などで有名なイラストレータがデザインした車両になります。最近、阪急はこういうイラストを多くやってくれるので楽しいですね。
さて、早速300mmの単焦点レンズを使用して撮影したのですが、全く問題なくAFが合いました。追尾もしっかり動作しています。
それにしても、もう10年ほど経つカメラになりますが、ブログに掲載するだけならフルサイズじゃなくても全く問題ありません。
キヤノンのAPS-Cカメラで撮影すると、35mm判換算は480mmになります。フルサイズでいえば500mm F4と似たような画角になります。今は、フルサイズセンサのカメラをメインに使用していますが、野鳥撮影などをしているとAPS-Cセンサが良いなぁと思うことがあります。
300mmは長すぎたので、200mmで撮影することにしました。35mm判換算は320mmになります。レンズを変えた瞬間に1011FのSDGSトレインがやってきました。前面のラッピングがかなり特徴的です。このデザインは割と好きも......
今回の撮影設定は、ISO640 F2.8 SS1/1000で記録しています。鉄道を撮影する際は、出来るだけシャッター速度は1/1000以上早く切ることにしています。望遠レンズを使用すれば、もう少し遅くても問題ないのですが、気持ちの問題でそういう設定にしてしまいます。
最近のカメラだと微ブレ、被写体ブレをすぐに拾ってしまうのでSS1/2000以上切るようにするシーンもありますが・・・
こんなにも7000系ばっかり来るのか・・・そして、リニューアルして車番が移動した顔は、やっぱりあまりかっこよくない。なんだか、間抜けに見えてしまうんですよね
ここから、天気が悪くなるかつ日没が近くなってきたため、どんどん露出が厳しくなってきました。今回のカメラは、現代のカメラに比べて高感度耐性が低いので、出来るだけ高感度ノイズを増やさないようにするためにISO640 or ISO800で撮影してきました。
時間が遅くなるにつれてうっすら室内灯が目立ち始めてるところを見ると、露出の変化がわかりやすいかもしれません。
また、300mmにレンズを交換しました。そして、やってきたのは8032F+7017Fの組み合わせの編成でした。パンタグラフが多い編成なので屋根上がごちゃごちゃして良い感じでした。
しかし、露出はかなり限界を迎えていたのでISO800 F4 SS1/640で撮影しており、RAW現像時に少し明るく持ち上げています。編集で明るくしているため、高感度ノイズはかなり目立つ仕上がりになりました。しかも、若干ピントが奥にあるというorz
普通電車は失敗したので、気を取り直して特急を撮影したら、やってきたのは天神祭HMがついた1014Fでした。撮影したかった編成は結局のところ来ませんでした。
この写真も微妙にピントが奥であってしまいました。この辺は、露出がなくなってくるとよくある現象なので仕方ありませんね。
今回、使用している感じでは問題なく動作しているかつストレスも感じないので、おそらくレンズ側の問題で確定しました。光学がダメになっているのか基盤がダメになってしまっているのか再調査しようと思います。
この写真に関しては、微妙にパープルフリンジも出ていますが、レンズの味ということで微妙に残して現像しております(笑)
ここで待ち合わせの時間がやってきましたが、隣のホームに阪急宝塚線の8000系30周年復刻版の8004Fが入線していたので移動して撮影しました。
人の顔がわかる可能性があったので、モノクロにして高コントラスト化してわからないようにしています。最近のカメラは良く写るのでこの辺も考慮して撮影しないといけないので大変ですね・・・
というわけで、こんな感じで1時間半ほどテスト撮影をして、この日の撮影を終えました。久しぶりに阪急電車を撮影してみると、色々と変化が見れて面白かったです。また、記録しておかないとどんどん変わってしまうなぁと思いました。カメラやレンズのテストデータを取るために記録していますが、真面目にテストデータを取るようにしようかなぁと思いました(笑)