変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2020/03/26 古いカメラを使ってみる

f:id:yuseiphotos:20200523021911j:plain

こんにちは、潔く銀です。この日も前日同様に古いカメラで遊んでいきます。今回は、EOS 1D markIIIだけではなくEOS 30Dも使用することにしました。

 前日にCanon EOS 1D markIIIを持ち出して遊び、シャッターの軽快さに面白さを感じたのでこの日もこのカメラを持ち出すことにしました。レンズは前回と同じEF 70-200mm F2.8L USMのジャンクレンズです。

www.yuseiphotos.work

 

前日と同じようにただEOS 1D3を持ち出して、来る電車を撮影するだけじゃ面白くないので、今回は私が一番最初に購入したEOS 30Dも持ち出して撮影することにしました。

f:id:yuseiphotos:20200523021902j:plain

iPhone 11 Pro

 

というわけで、今回使用するカメラになります。EOS 30Dには、Tamron 28-105mm F2.8(Model 176D)を取り付けることにしました。中学生、高校生の頃に使用していた組み合わせになります。EOS 30Dに関しては接点不良が時々発生してしまいますが、176Dに関しては正常に作動しています。

EOS 30Dは、有効画素数800万画素のイメージセンサが使われており、映像エンジンは「DIGIC II」が使用されております。現在、Canonの映像エンジンはDIGIC 8まで出ているので6世代も前のものになります。発売時期は2006年で今から14年前のカメラになります。

対するEOS 1D mark IIIは、有効画素数1010万画素のAPS-Hサイズのイメージセンサが使われており、映像エンジンは「DIGIC III」を2基搭載しています。発売時期はEOS30Dの1年後の2007年になります。たった1年しか変わりませんが、当時の最新技術をたくさん投入しているためかなりハイスペックな仕様になっています。

両方ともかなり古いカメラになりますが、この時代はキヤノンのイメージセンサは高感度に優れており、後発のSONY α700Nikon D300と比べても低ノイズでした。今回は、イメージセンサは吐く画の違いにも触れながら書いていきます。

 

 

 

 

f:id:yuseiphotos:20200523021908j:plain

Canon EOS 30D + Tamron SP AF28-105mm F/2.8 LD Aspherical IF(176D)

 

この日の狙いも伊丹線から西宮北口へ向かう回送列車でした。ただ、残念ながらこの日も3000系は来ず、6008Fがやってきました。

絞り値はF6.3で撮影していますが、編成の後ろの方がかなりボケています。そう・・・このレンズは片ボケしており画面右半分の解像度が著しく低下しているのです。

今回は、出来るだけセンサの性能に触れたかったのですが使用しているEOS 30Dのセンサの劣化がかなり激しいため黄色味を帯びた画像を吐いてしまうためLightroomにて修正しています。久しぶりに使用するとかなり劣化が進んでいました。

 

f:id:yuseiphotos:20200523173944j:plain

Canon EOS 1D markIII + EF 70-200mm F2.8L USM

 

ちなみに、EOS 1D markIIIで撮影した分になります。レンズは前回と同じ70-200mm F2.8L初代を使用しています。このレンズも片ボケしており、ピントを合わせるのが難しいレンズです。今回は、車両の側面に合ってしまったため、若干顔がボケています。

正しく比較はできませんが、EOS 1D mark IIIの方が繊細に写るイメージがあります。今回はコントラスト等調整しているのですが、プロ仕様のカメラであるためピクチャープロファイルのニュートラルを使用すると、かなりあっさりした色を吐きます。

 

 

 

 

f:id:yuseiphotos:20200523021916j:plain

Canon EOS 30D + Tamron SP AF28-105mm F/2.8 LD Aspherical IF(176D)

 

まだ、桜は咲いていませんでしたが毎年名物の「さくらHM」がつき始めてしまいた。1000系でしたが今年もHMを記録することができてよかったです。

今回は、少しマゼンタを強めに調整してしまったかなと、今になって思います。

 

f:id:yuseiphotos:20200523173959j:plain

Canon EOS 1D markIII + EF 70-200mm F2.8L USM

 

 

EOS 1D mark IIIで撮影した分です。色味がかなり違っていますが肉眼に近い色は1D3かなと思います。窓枠や標識灯周辺のエッジなど繊細なところを描写してくれます。これは、同様のDIGIC 3が採用されているEOS 40Dでは表現できないところになります。

NikonCanonのプロ用カメラのイメージセンサでは、高価なコーティングを使用するということを聞いたことがあります。レンズにおいてもコーティングがかなり重要になるので、もしかしたらその辺に影響があるかもしれません。

 

f:id:yuseiphotos:20200523021943j:plain

Canon EOS 30D + Tamron SP AF28-105mm F/2.8 LD Aspherical IF(176D)

 

続いてやってきたのは検査明け直後の8020Fです。まだ床下がグレーで綺麗な状態のところを撮影することができました。これもF値は6.3を使用しているのですが、片ボケの影響のため編成の後ろの方や電柱はかなりボケてしまっています。あと、レンズ構成も多いためボケ味はあまり良いものではありません。タムロンのSPレンズなのですが、無理した設計のため当たり外れが大きかったレンズというのを聞いたことがあります。

 

f:id:yuseiphotos:20200523174032j:plain

Canon EOS 1D markIII + EF 70-200mm F2.8L USM

 

レンズの画角を少し変えて撮影してみました。EOS30Dと同じ構図で撮影しても面白くないので、画角狭目にして編成撮りしてみました。どうせなら、上の架線をカットするような構図で撮影すればよかったですね。この辺は、編成撮りの腕の無さが出ています(笑)

この他にも何本か撮影していますが、他の写真はサブブログに載せようと思います。

 

f:id:yuseiphotos:20200523062459j:plain

Canon EOS 1D markIII + EF 70-200mm F2.8L USM

f:id:yuseiphotos:20200523173207j:plain

Canon EOS 1D markIII + EF 70-200mm F2.8L USM

 

最後に、1011Fです。神戸側の車両は1111という番号が与えられて、縁起のいい数字の車両になっています。また、SDGsトレインということで派手な塗装が施されており、かなり見た目の印象が違います。ただ、編成撮りだと面白くないので横から流すなど撮り方を考えないといけませんね。

最近は、発想が貧困になってきたので出来る限り持ってる引き出しを使って面白い写真を撮りたいですね・・・

 

P.S. EOS 1D markIIIで撮影した写真について

 記事を投稿後に、iPhoneにて自分の記事を確認すると少し色温度が高く黄色が強く出ているため、写真を差し替えております。Macbook Proでは気になるレベルではなかったですが、iPhoneで見たところかなり酷かったです。

人間の目は深夜になると衰えるので、遅い時間は編集しないほうがいいかもしれません。最後の一枚だけ比較用の載せておりますので、参考にしてください。

 

というわけで、この日の撮影は終了です。次の日から関西から離れて熊本で住み始めたので次回以降の撮影日記は、熊本県での撮影になります。お楽しみに???

 

 

それでは!!!

 

blog.goo.ne.jp

 

 

上のリンクは、サブブログになります。こちらで公開しなかった写真等をアップロードしているので、色々見たい方はこちらから見ていただけると嬉しいです!