こんにちは、潔く銀です。この日は、待ちに待った豊肥本線が復興するということで立野駅にあそぼーい!の撮影に行くことにしました。
熊本県民になってから、まだ半年も経っていませんし熊本地震を経験したわけではないのですが、就職活動中は飛行機で熊本空港まで来て、肥後大津駅まで出るパターンが多く、豊肥本線にはかなりお世話になる機会がありました。
そんなお世話になった路線の復興は、コロナウィルスで在宅勤務が続き滅入っている自分にとっては少し嬉しいニュースでした。自粛の流れでしたが、どうしても記念する日にシャッターを切りたいと思い立野駅に向かうことにしました。
昔の立野駅を知らないので、少し調べましたがホームは新造のようです。過去の写真と比較するとかなり綺麗になっています。とても静かな駅で、非常に静かな時間が流れていました。
午前中のあそぼーい!入線のタイミングは凄い賑やかな状態だったようですが。
立野駅は、スイッチバックをする駅で有名ですが駅名板は、赤水駅は列車が出発していく方向と逆矢印になっています。まぁ、方角的にはこの表示で合っているんですが(笑)
しばらく待っていると到着アナウンスがあり、特急あそぼーい!が入線してきました。この日は3分遅れての到着となりました。信号に熊本方面、大分方面のどちらも見えているのがスイッチバックしていく駅の証なので、あえて入れて撮影しました。
というわけで、人生初めてのキハ183系 特急あそぼーい!の撮影となりました。この日は、なんとなく200mm単を使って撮影することにしました。この無骨な感じがかっこいいですね。
復活初日かつお盆ということもあり、乗車率はおそらく100%でした。多くの乗客がホームに出てきて、立野駅は賑やかな状態になりました。写真は出来るだけ人が写らないように撮影をしています。自分の周りにはかなり多くの人がいました。
じっくり車両を見ていて思ったのですが、この車両にもフォグランプがついているんですねぇ。豊肥本線は濃霧が出やすということなのでしょう。
さらに、過去は485系との協調運転していたこともあり双頭連結器となっています。調べていると、4種類の特急に充当され5回改造されているという異色の存在となっています。そういう背景もあり、とても魅力的な車両です。
美人な添乗員さんが案内を始め、熊本駅へ向けて出発する時間になりました。
そして、発車の時間になりました。重厚感あるエンジン音を響かせて、熊本駅までラストスパートをかけていきます。
ポイントを渡り、肥後大津方面へ向かっていきました。今まで不通だった豊肥本線ですが、4年という長い年月をかけて復興したと思うと胸が熱くなりました。これから、ちょこちょこと豊肥本線に撮影に行こうと思いました。
帰り際に少しまだまだ復興が先になりそうな南阿蘇鉄道のホームです。過去使用されていたホームはボロボロになり、長い月日が経っていることを感じます。復活する日をただひたすら待つばかりです。
というわけで、4年ぶりの豊肥本線全線開通の日にここで写真を撮れたことを嬉しく思います。色々と撮影していきたいと思います。それでは!