こんにちは、潔く銀です。今回は、久しぶりにSIGMA DP2sを持ち出して撮影に出かけたので、その時の写真をまとめてみることにします。
なんとなく、この日はメインで運用しているシステムにいつも使わないカメラを加えたい気分だったので、タイトルにあるとおりSIGMA DP2sを持ち歩くことにしました。
SIGMA DP2sは、ちょうど10年ほど前に発売され、APS-Cサイズのセンサを積んだコンパクトデジタルカメラになります。これを購入した経緯としては、ベイヤー配列以外のカメラを使用したかっただけで買いました。センサが好きなら、一台は持っておかないとダメだろと思い、FOVEON X3センサーを搭載していてそこそこ安かったDP2sを購入しました。
正直、圧倒的な画質を見せてくれるMerrillが欲しかったのですが、学生だったということもあり、手が届きませんでした(笑)
普通の一眼レフで撮影しても、マンネリとした感じの色味しか出ませんが、SIGMA DP2sなら独特の雰囲気の写真になります。特に、ホワイトバランスが崩れやすい早朝の時間帯になるほど、DP2sの良さが出てきます。
当たればホームランですが、ほとんど外れてしまう。。。そう、それがFOVEONセンサー。この2枚はRAWファイルだと、かなり緑色が強く出ているのでLightroom Classic CCでマゼンタを足してます。X3Fファイルは、少し前までLightroomでさわれませんでしたが、今はRAW現像することができるようになりました。
この色味・・・この解像感・・・
これがポケットに入るカメラの実力なのか・・・と思わされた一枚でした。もう、列車のスナップはSIGMA DP2sで撮影するのがいいかも(笑)
ななつ星in九州は、細かいところまでデザインが拘っているので、見て楽しい撮って楽しいです。そして、何気ないスナップも画にしてくれるDP2s・・・最高だ!
ド逆光じゃなけば、独特のゴーストが出ないのでいい感じに描写してくれます。色味もいい感じで、三層式センサはどこかフィルムライクで落ち着く色味を出してくれます。この一枚は、個人的にお気に入りの写真です。
ここで、朝一番の列車がやってきました。朝は、キハ125系の豊後竹田行きがやってきます。何気ない記録写真ですが、どこか画になるというか。味わい深い描写が普通の記録写真ではない感じにしてくれます。こういう普通の一枚でも、ブログに載せたくなります(笑)
場所は変わり南阿蘇の方で、野鳥撮影してる時の写真です。SIGMA DP2sは、緑が出やすい傾向にあるので、こういうシーンだと綺麗に色が出てくれます。
この一枚を見ると、一眼レフで記録写真を撮ることがバカバカらしくなってきます。1400万画素ほどしかありませんが、ブログで使用するには十分すぎる画質です。
全体を通して、思うことはフィルムライクな描写をするので、見ていて落ち着く色を出してくれます。今時のカメラと比べると使いにくいところだらけですが、使いにくいところも含めてフィルムカメラっぽく、使っていて楽しいカメラです。気楽に撮った一枚がフォトコンテストで賞をもらうこともありますから(笑)
というわけで、久しぶりにSIGMA DP2sでがっつり写真を撮った記事でした。
FOVEONセンサのカメラを持っていて、かつ最近使用していない方がこの記事を見たら、久しぶりに味わって欲しいなと思います。
それでは!