こんにちは、潔く銀です。今年のGWは10連休ということで、青森 大間崎岬を目指してドライブすることにしました。5日目早朝に目的地、青森県大間崎に辿り着きました。大間崎では少しだけゆっくりすることにしました。
「自分探しの旅」なんて言葉があるが、今回の旅はそれに近いものがあった。仕事に忙殺されかけて、写真への意欲が薄れていたこの頃・・・この旅のモチベーションは何かを考えたときに答えるとするなら「自分を見失わない旅」だと思う。
これまでの人生を振り返ると、写真・カメラを中心に生きてきた。趣味も仕事もどっちにも絡んでいる。かなり幸せな人生を歩んでいると思う。ただ、仕事が忙しくつまらないと思うことも増えた。満たされない欲求が増えてきた。このままで良いのか・・・
太宰治「津軽」という小説に、「なぜ旅に出るの?」「苦しいからさ」という言葉があります。感覚的に、これに近いな・・・少し答えが見えた気がしています。
熊本から約2000km、辿り着いた本州最北端の地。日本海沿いの街並みを見たり、かつて憧れた場所を通ったり、憧れのブルートレインに出会ったり・・・良く分からず水族館に吸い込まれたり、菜の花畑を駆け抜けたり。どれどれも鮮明に思い出に残っています。
下北半島、大間崎。GWということもあってか、早朝にもかからず多くの観光客がいた。中には同じように車で旅行している人もちらほら・・・北九州ナンバーがいて、思わず声をかけそうになったが、起きたばかりで眠たかったのでやめました。
奥に見える景色は、我が聖地北海道。写っている灯台は、弁天島にある大間崎灯台です。もし、次に旅するならば、マイカーで北海道だろうなと・・・この時、強く思いました。
大間のマグロが食べたい。本州最北端という理由から大間崎に目的地を決めたが、この場所に来たならば食べないといけないものがある。大間のマグロで有名な本マグロである。
大間崎の朝は早く、朝7時にはお土産屋さんが開いており、8時には食堂が開いている状態であった。
観光地なので、大トロや中トロが入ったマグロ丼は3700円とかなり高い設定。店内を見渡していると、小さく中落ち丼もありますと記載があり、そちらを頼むことに・・・
出てきた身は脂身がある赤身!見た瞬間、これは美味いと確信しました。ちょうどいい脂身で、ご飯がどんどん進んでいきました。あと、イカ刺しも一緒に来たのですが、今まで食べてきたイカの中で一番でした。マグロよりもイカのほうに驚きました。
お値段は1800円。かなりコスパ良かったです。また食べたい!w
大間崎を去る前に、「こゝ本州最北端の地」と愛車ZC32Sを撮影。ちょうど、人がいなくてラッキーでした。
そして、ここから復路に入ります。帰るまでが遠足、熊本に戻るまでがこのドライブ旅です。次は、熊本を目指して走ることにしました。
ここにやってくるまでに通った国道279号を戻るでもよかったのですが、来た道戻っても少し面白くないなと思ったので、国道338号の海峡ラインを通って、十和田湖を目指すことにしました。
海峡ラインは、かなり険しい地形を通しているので、山あり谷ありという感じでアップダウンを繰り返します。ドライブには最適なコースになるだろうなと思いましたが、そこそこ疲れている体で運転すると、途中くらいからつらいなぁと思うことがありました(笑)
海峡ラインの道中にある展望所からは、仏ヶ浦といわれるところが見えました。ここは、下北半島の観光地になっており雄大な自然を海から見れる観光船が出ています。特徴的な地形が印象的でした。
この旅を初めて2日目くらいに、東北で雪が降っていたという情報を得ており、東北まで辿り着けないんじゃないかと思っていました。この日ぐらいから、気温が平年に戻っていました。まだ、GW最初に降った雪が残っているところもあり、雪と新緑というおかしな季節になっていました。この景色の違和感は、今でも鮮明に覚えています(笑)
途中に道の駅「わきのさわ」に立ち寄りました。この辺りで撮影することができるカモシカの写真展があり、野生動物の迫力が伝わってきて、久しぶりに野生動物をまた撮影したいなぁと思いました。
ここで、軽く休憩して一気に南下することにしました。昼になると気温が高くなり、眠気に襲われて運転するのにかなり必死でした。
そして、一気に奥入瀬渓流までワープしました。GWなので、たくさんの人がいました。ちょうど、新緑のシーズンということもあり緑がとても綺麗でした。
今回の旅では、この奥入瀬渓流も見たかったので、ここで降りて景色を色々と撮影することにしました。
次は、奥入瀬渓流です。それでは!