こんにちは、潔く銀です。やくも9号を撮影後は、混色スーパーやくも色のやくも20号を記録するべく、上石見の有名撮影地で記録することにしました。
国鉄色やくも9号を記録後は、次の伯備線のネタまでは少し時間があります。この日は、祝日だったので有名撮影ポジションは人が集まるだろうなと思ったので、早めに場所取りしてスーパーやくも色を待つことにしました。国鉄色やくもを完全に無視して、場所取りしている猛者もいたので、国鉄色やくも記録後にすっ飛ばして、ここにやってきました。
トップ写真は、カメラ設営中にやってきたやくも16号です。パノラマ編成の6両編成・・・まさに参考記録にうってつけの編成でした。しかし、天気はどんどん悪くなり露出は下がり、結構厳しい状況に変わりました。
天気が悪くなり露出が下がると、ヘッドライトに変なゴーストが出やすいDOレンズですが、ちょうどいい画角のレンズはSONY α7IIIに取り付けてしまったので、仕方なく使うことにしました。
この場所では、SONY α7RIIを動画機で使用し、スチルはSONY α7III&EOS7D&PENTAX645Dという組み合わせで記録しました。メーカもレンズもバラバラなので、傍から見れば貧乏カメラマンに見えてしまいそうです。機材も全体的に古いですからね(苦笑)
やくも18号は、4両編成だろうと思っていたら7両編成でやってきました。前日の撮影では、4両編成だったので完全に失敗しました。ただ、この編成をよーく見ると塗装が剥げており、水色の塗装が見えていました。こいつは、かつて阪和線を走っていたくろしお編成の車両でしょうか・・・(笑)
EOS7Dは、ISO1600まで上げるときついので出来るだけISO上げないで記録していたので、かなりアンダー気味になっています。そして、ヘッドライトの周辺には、DOレンズの特徴的なフレアが見え始めました。この時から、かなり分厚い雲が上空を覆っており、ISO800まで上げないときつい状況でした。
そして、狙いの3084レです。前日は、国鉄色の1042号機でしたが、この日の牽引機は貨物色の1020号機でした。貨物色をあまり記録していないので、少し嬉しかったです。
両カメラ、ほとんど同じ構図で記録しました。この撮影場所は、長編成が収まりが良いですね。前日の3084レと似たような掲載率で、ちょうど3両目から5両目まで荷がありませんでした。ちょうど、機関車の後ろに隠れてくれたので、切り位置も良かったです(笑)
そして、すぐに本番がやってきました。
3084レとは違い、本番のやくも20号は2構図で記録しました。EOS7Dは少し引き気味で、混色が分かりやすいように記録しました。メインカメラは出来るだけ大きく写しました。「スーパーやくも」のHMが最高にかっこいいです。
小さい頃、絵本でしか見たことなかったものを現代のカメラで撮れるということに、どこか不思議な気持ちになります。ただ、久しぶりに撮っていて楽しい被写体でした。そして、やくもと言えばやっぱり混色ですね。
この日、PENTAX 645Dに異変が・・・シャッターを切ると1秒ほどラグが発生するという現象があり、「もしかしてシャッターに粘りがある?最近買ったばかりなのにどうしよう」とか思っていたのですが、レンズの絞りが粘っているということに気づきました。絞り環で開放に変えて撮影・・・これまでの撮影機会をかなり無駄にしましたが、最後の最後でちゃんと撮れたのでヨシとしましょう。PENTAX 645Dは鉄道撮影には不向きですが、当たればいい感じなので撮りがいはあります。
というわけで、天気は悪かったものの伯備線を走るネタ列車を効率よく回収できました。次は、岡山から折り返してくるスーパーやくも色を狙って移動することにします。
まだまだ続きます。
P.S
前日のやくも21号は、備中川面駅付近で記録しました。この日と違って、非常に天気が良かったです。