変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2024/05/30 雑記

こんにちは、潔く銀です。今回は、最近色々と炎上しているカメラ関係の話題に触れていきたいと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 

まずは、今ホットなLUMIX S9の話題から触れていきたいと思います。LUMIX S9の製品サイトで、有料素材写真サイトの写真を大量に使用しているというものです。この話題に関しては、ただただ残念というものを感じますが、LUMIXユーザおよびプロカメラマンが可哀そうだなと思いました。

私も前々から製品サイトで、画角とボケ量が明らかにこのレンズでは実現できないだろうと思うものがあり、前々から違和感があった。今回は、それが確信的に表に出てやり玉にあげられてしまった形になったと思うところです。ただ、他メーカーもやってないことはないのではないかと思うが、多くの作例にはしっかり撮影機材名がついていたりする。

今回の件で、一番悪質だなぁと感じたの12-32mmの作例で他社カメラ・レンズでなおかつ単焦点でしか撮影できないようなものです。ある程度、写真をやっているものならすぐに気づくレベルであり、明らかに水準が違う写真で見栄え重視でサイトを作っているだろうなと感じる。また、LUMIX S1Rの画質を説明している作例でSONY α6500の写真を使用していたのは滑稽だと感じた。Panasonic自体は、ミラーレスは長く作っているがフルサイズ市場への参入は2018年からのため、まだまだ日が浅い。Lマウントアライアンスに乗っかって確実にファンを獲得していると感じているが、ストックフォトから大量に見栄えの良い写真を使用しているところには、大したプロカメラマンがついておらずブランド力が低いだろうと感じる。フィールドテストなり依頼して、その際の作例を使用するなどできただろうにと思うが、おそらく広告映えしなかったのだろう。あくまで、憶測にすぎないがブランドイメージは非常に悪く感じた件だった。

なぜ、この件に関して書きたくなったかというと、エンジニア目線に立った際にこのカメラを開発していた方々にとっては、非常に残念な気持ちになったのではないかと、自分もエンジニアとして思うところがあったからである。常にベストを尽くして、出来上がった製品が性能に関係がないところで批判されるのは不本意だろう。まぁ、懸念点はあるが世間には評価されており、多少不安になるとか逆パターンも無きにしも非ずですが(笑)

仕事柄、カメラ市場に絡むことがあるが、今回の件は明るみに出てしまった大企業病の典型的な例なのではないかなと思う。Panasonicは関西の企業で、知り合いも多いので頑張ってほしいところだが衰退する一方だろうなと思う。

もう一つ、気に食わないのがインフルエンサーを使用したマーケティングである。なまじ影響力があるから発信力は確かに強いが、彼らの多くは素人であり技術的な観点からは喋れない。お金をもらってるだけあって、酷評することもできないので都合の良いことしか喋れない。今回の件で浮き彫りになっていると、個人的に思っている。そうであれば、プロカメラマンの繊細な感覚のほうが信憑性が出るのではないかと思っているが、多くの人は金になる写真が撮れれば問題ないので、結構適当だったりする(笑)
なので、メーカの広報が強い発信力を持ってほしいと思うところなのですがね。まぁ、ちょっとした嘆きです。

 

 

さて、GWぐらいに珍しくイラついたこともある。それは、某鉄道広告写真家のツイートである。沿線で邪魔な位置に三脚を立てていた若者を注意したという内容をツイートしていた件である。過去のツイートなど少し見たが、明らかに正義の名のもとにグレーを詰めるという感じで気に食わなかった。また、噛みつく学生に対して煽るようなツイートは「写真家」を名乗るものとしていかがなものかと感じた。加えて、鉄道広告写真家と名乗る割には、趣味で鉄道を撮影している人を下に見ているようなものを感じ苛立ちを覚えた。そもそも、注意をしてやりましたというツイートをしている時点でお察しなところはありますが・・・
実際に現場に居合わせたことがありますが、写真技術に対しては正しいことを言ってるし、それなりに技術力もあるんだなと思うところがあった。ただ、今回の内容に関してはプロカメラマンの格を下げる内容だったと思う。自分にとって「写真家」という言葉は一番位が高いところにあるため、安易に使って欲しくないと思っているところがある。過去にとある有名な広告カメラマンのアシスタントをしていたこともあるが、クライアントが絶対なため写真家というには遠いと感じたため、その道にいかなかった。
簡単に説明すると、プロのカメラマンという肩書きを振りかざして自分が正義と発信する浅ましい行為にイラつくのである。もっと言えば、そこに群がる連中もいかがなものかと思うのだが・・・

色々と見える世界が広がると、思うところがどんどん増えていくことがある。知らないほうが幸せだなと思うことも多々ある。そういうものを見ないというのが正しいのかもしれない。脳死で物事に取り組むことを悪と常々思っていたが、最近は脳死も必要悪なのかもしれないと思うようになりました。まぁ、ただのカメラ好きの趣味人の戯言ではあるのですがねw

 

色々と思うところを書いていると、いつの間にか日付を越えていたのでこの辺で終わりたいと思います。それでは!

 

P.S

写真の意味は炎上と毒ということで、特に深い意味はないです(笑)