変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2024/08/12 熊本から関西まで青春18切符で移動する

こんにちは、潔く銀です。今回は、青春18切符で熊本から関西まで移動してみたので、乗り継ぎした列車とやってみた感想をレポートしてみたいと思います。

 

管理人は関西出身で、長期休暇のタイミングは熊本から関西に帰省します。これまで自家用車で高速道路、下道、四国経由に山陰経由など色々なルートで帰省してきました。また、新門司から出発するフェリーや新幹線、夜行バスなど考えられる公共交通機関のルートは帰省で使ってきました。そして、今回は愛車2台とも入院という運が無い事態に陥ったので青春18切符を使っての帰省を実施することにしました。
過去、この青春18切符を使ったルートは、時間もかかるし体力も必要でずっと避けてきました。時刻表を調べたことが無くて1日で行くこと出来ないのかなと勝手に思っていたのですが、調べてみると案外余裕がある状態でいけることに気づいて、やってみることにしました。

 

 

 

今回は某サイトで検索した時刻表をモデルに熊本から地元・関西まで帰省していきます。約16時間ほどかけて電車を乗り継ぐ旅になりました。

 

熊本 5:27 ⇒ 大牟田 6:17 817系+815系 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

18切符の検印を熊本駅で欲しかったので、最寄りの駅ではなく熊本駅からあえてスタートさせることにしました。前日に近くのネットカフェでまったりした後、始発列車に乗り込みました。初めて知りましたが始発は4連繋いでおり817系と815系が組み合わさった編成でした。まずは、この列車で熊本県から福岡県入りを果たしていきます。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

大牟田駅に到着すると見られたのは415系1500番台の8連運用です。早朝は、まだこの列車が運用あるようで白電が無くなってから415系は撮らなくなりましたが、今回の旅で大牟田まで来れば見れることがわかったので、そのうち撮りに来たいと思いました。お盆休暇ということもあり、朝6時でも人が全くいないホームでした。お盆の初日は大体こんなもんです。

 

大牟田 6:49 ⇒ 門司 9:31 817系+817系+817系

SONY α7III + FE 28mm F2


予想通りやってきたのは817系×3の9両編成でした。何気にトップ編成なのが嬉しいところではありますが、やっぱりこの顔は好きになれません。大牟田から門司までロングシートで一気に移動するわけですが、この旅の中で一番きつかった電車かなと振り返って思います。九州の車両はシートが硬くて座るのに適しておらず、長い時間座っているとお尻が痛くなるので本当につらかったです。博多から小倉にかけてはそこそこ乗車率もあったので、自由な姿勢になることもできずひたすら耐える旅でした。もう2度とやりたくないいところ(笑)

 

 

 

門司 9:37 ⇒ 下関 9:43 415系1500番台

SONY α7III + FE 28mm F2


長くてしんどい817系の旅を終えて、門司駅で乗り換えをします。ここから先、交流から直流に切り替わるため交直両用車両の415系に乗ります。何気に初乗車だったので嬉しかったです。この車両も何気に古いので置き換えが出る前に撮っておきたいです。今回はこの機会に乗ることが出来てよかったです。

 

下関 10:31 ⇒ 岩国 14:22 115系

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

下関に到着後は45分ほど乗り換えまで時間があります。といっても、駅から出るには微妙な時間というところでだらだらと駅で待っていました。下関駅は過去、ブルートレインや特急列車が発着していたため、とてもとても長いホームなのですが普通列車は4両のため端っこだけ使っており少し寂しい雰囲気になっています。ホームの駅舎には線路が使われており、どこか懐かしい駅舎の雰囲気を感じました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

新山口駅徳山駅で少しだけ停車時間があるので、座りすぎるとしんどいので毎度降りるようにしました。徳山駅では、岩徳線を走るキハ40を見ることが出来ます。岩徳線は、錦帯橋の近くを走る路線で前々から気になっているため、そのうち撮影に行きたいところです。

 

岩国 14:24 ⇒ 大野浦 14:40 227系+227系

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

下関から岩国まで4時間近く乗車して、115系はもういいかなぁと思ったところで岩国に到着しました。ただ、この駅では乗り換え時間が1分しかないのでバタバタと乗り換え。岩国から広島は人が多いのか4両から6両に変わり、新型の227系に変わりました。乗車した感想としては225系と変わらないなぁと感じました。

 

 

 

大野浦 14:58 ⇒ 三原 16:48 227系+227系

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

大野浦で広島より奥に行く列車に乗り換えをするのですが、待ち時間があまりなく周囲にコンビニも無さそうだったので大人しく乗り換えをしました。この駅には自動販売機があったのでそこで飲み物を調達しました。この時期は水分が本当に大切なので、しっかり調達しながら旅を進めていきます。

この先、宮島口駅からはお盆ということもあり、広島駅までかなり高い乗車率を維持して走りました。ここまであまり人がいなかったので、夏休みであることを再認識しました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

三原駅では乗り換え時間が長いので、ゆったり過ごすことが出来ます。今回は、ここで遅めの昼ご飯を食べましたが、駅周辺はちょうど良い飲食店が無かったので少し歩きました。三原駅は新幹線ホームもあるので、新幹線を撮影するのも良いかなと思いました。在来線は列車が少ないので面白くないですからね。

この駅は、三原城本丸を横切られるように建てられており、城跡と一緒になっている駅となっていて歩き回っても面白かったです。写真向きではありませんでしたが・・・

 

 

 

三原 17:39 ⇒ 岡山 19:16 113系

SONY α7III + FE 28mm F2

 

ここから、また国鉄型車両113系に乗車して岡山を目指します。ここからまた国鉄型に乗れたので、謎の安心感を感じました。113系は関西エリアでは乗ることが出来なくなったので、見れるうちに撮っておきたいなと思いました。岡山エリアはまだまだ国鉄型車両がたくさん残っており、広島との差を感じました。やはり、中国地方は広島が一番なのかなと感じました。

三原駅からしばらくは景色が非常に綺麗なため、車窓をかなり楽しめました。学生時代に青春18切符を使って旅をしたことは何度もあるのですが、倉敷より以西を走るのは初めてでした。

 

岡山 19:17 ⇒ 姫路 20:40 113系

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter


岡山に到着したら、対面ホームにも113系がいました。まだまだ国鉄型車両が覇権を握っている岡山エリア、このまま姫路駅までこの列車に乗って移動しました。隣のホームには、新型やくもがチラッと写っています。そのうち、この新型車両も記録したいなと思いました。

 

姫路 20:55 ⇒ 尼崎 21:52 225系+223系

SONY α7III + FE 28mm F2



そろそろ疲れてきましたが、ここまで1分の遅れ無く計画通りにやってくることが出来ました。姫路に到着して新快速という文字を見て帰ってきたなと感じました。学生時代は毎日のように乗車していたので、実家並みの安心感を覚えます。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

そして、地元に到着。朝5時半から出発してから、約16時間半の旅をしました。この列車に乗り続ければ米原まで移動することが出来ます。新快速に乗車してから思うことは速度感が圧倒的だなと思いました。これまで普通列車でトコトコと兵庫県まで来ましたが、そこからの移動は一瞬でした。長い旅でしたが1分の遅れもなく計画通りに到着することが出来て、改めて日本の鉄道の偉大さを感じました。

 

 

今回は某サイトで検索したルートをそのまま実施しました。人が多いところもありましたが、全ての行程で座ることが出来たので立ちっぱなしになることは皆無でした。また、この行程の4割くらいの行程が国鉄型車両という・・・
通常運賃は11000円かかるところですが、青春18切符を使えば2410円でここまで移動することができました。時間はかかるし、乗り換えはシビアなところがあるので大変ではあるのですが、ここまで費用を抑えられるのは魅力かと思います。ただ、30歳近くなる自分にとっては少ししんどい旅でもあったので、次はやりたくないかなと思いました(笑)

というわけで、久しぶりにガッツリ乗り鉄をしてみました。最近、撮ってばっかりだったので乗ってみると、また新しい知見を得ることが出来ました。たまには乗り鉄することも大事だなと・・・また、タイミングを見て山陰ルートとかしてみたいところです。

 

それでは!

 

P.S

前回、乗り鉄したのいつだったか振り返ると1年半前のカニカニエクスプレスでした。この旅を振り返る度に、カニが恋しくなります。また、これもそのうち乗車したいなぁと思いつついつになるやら・・・

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