こんばんは、潔く銀です。この日は、江津湖花火大会が開催されるということで、花火は夜景と絡めて撮りたい派なので色々な場所を考えた結果、花岡山公園から狙うことにしました。
江津湖花火大会公式HPでは、花岡山公園で花火観覧目的での車両進入は禁止と書いていたため、近くにある駐車場に車を停めて機材を持って山を上りました。駐車場には立て看があり公園の駐車場は閉鎖されそうな雰囲気でしたので、頑張って登ってきて正解でした。
今回は、標準レンズに望遠レンズ、カメラ3台、三脚2本となっていたため分割して登りました。撮影者は少々いましたが、それなりにキャパがあるためゆったりと構えることができました。
少しだけ空に夕焼けの残りがある状態で江津湖花火大会はスタートしました。一番いい時間帯の夜景を撮りたく、最初は標準レンズで記録しました。ここからの夜景は言わずもがな美しく、白川に掛かる橋を入れて記録しました。花火はかなり小さめですが、普通の夜景に一つアクセントが入るだけで大きく変わります。
サブカメラは、MC-11故障の関係でここ1ヵ月オールドレンズで運用しています。この日は、ヤシコンの40-80mmを使いました。このレンズがオールドレンズの中で、一番解像度が高いのではないかというくらい解像するので、信頼がおけるレンズのためここぞというときに使うことが多いです。
メインカメラは、重さのことを考えて70-200mmにしました。本当はサンニッパズームを使いたいところだったんですが・・・荷物関係は常にトレードオフです。
70-200mmは安定感があってちょうど良い描写をしてくれます。ただ、思っているより距離があったので少し遠いです。何枚か良い感じの花火を記録した後は、花火を大きく写すために150-600mmに変更しました。
サブカメラは記録したかった引きの画は撮れたので、こちらも望遠レンズに変えました。こちらのレンズもヤシコンマウントで、たまに使う望遠レンズですが描写が良すぎて驚きます。開放は甘いものの絞れば、結構よく写る当たりジャンクレンズです。
風が思っているより出てくれているおかげで、煙が溜まらずに良い感じで流れてくれてよかったです。横の広がりが大きくなると構図のバランスが良くなるので、風向きもベストでした。
超望遠レンズに変えて花火を大きく写してみました。どちらかというとスクエアのアス比が一番いいなと思いました。高く上がった花火だと、ちょっとバランスが悪くなります。ただ、直前に降ってくれた夕立のおかげで、かなり空気が澄んでいたように思えます。
サブカメラのほうは、色々な構図で撮るべく苦手な縦構図でも撮影してみました。ちょうど、白川に架かる橋と手間のマンション群を入れて記録しました。意外と、この写真がバランス良くて好みだったりします。
サブカメラ側の絞りをもっと絞って撮影してみました。絞り値はおそらくF16を使用していたかと思いますが、オールドレンズは綺麗な光芒が出るので良いです。現代のレンズと違って、一つ一つに味があるのが良いですね。花火と夜景のバランスも良い感じだったので、今回はサブカメラの歩留まりが非常に良い感じだと思いました。
メインカメラは、後半戦になってやっとバランスの良い構図を見つけることが出来た気がします。花火の形によりますが、大きい花火は綺麗に収めることができました。
サブカメラで記録した同じ花火の一枚です。ちょうど、構図を変えてから数枚後に良い感じの花火があがったので、構図を変えている時じゃなくて良かったです。なんとなくですが、基本的なセンサー性能はSONY α7IIIは上だが色表現という面ではSONY α7RIIのほうが良いのではないかと思うことが多々あります。自然風景はこのセンサーが非常に合ってる気がしてます。
そして、終盤のフィナーレです。露出を少しだけ暗くしてたおかげで、何とか白飛びせずに撮ることが出来ました。今年は夏らしい写真をあまり撮ってなかったのですが、夏終盤に夏らしい写真を撮ることが出来てよかったです。一通り江津湖花火の流れを見れたので、来年も撮りたいなと思いました。やっと花火を撮ることが出来たので、今年の夏は満喫できた気がします。
最後になりますが、当ブログを見て花岡山に行こうとされる方へ。序盤にも書きましたが、花岡山での江津湖花火観覧のために車で行くのはお控えください。当日は、警察巡回もありましたので、撮影される方は徒歩で上る覚悟で!
P.S
やっぱり花火は、夜景と絡めて撮るのが好きです。街中の花火大会ということで、故郷で見られるなにわ淀川花火大会を思い出しました。