こんにちは、潔く銀です。この日は、お盆期間に使用した青春18切符を消化するために、熊本を走る路線に乗ってみることにしました。豊肥本線に乗って熊本に戻ってきたあとは、三角線に乗車して三角まで行くことにしました。
前半戦は、豊肥本線に乗車して熊本から阿蘇まで乗車しました。立野スイッチバックや豊肥本線の景色を見て楽しみました。また、キハ220に初めて乗車したのでそれも良い経験でした。
そして、次は三角線。三角線のホームで待っているとやってきたのはキハ147系。今回の青春18切符消化の目的の一つに、将来的に数を減らすであろうこの車両に乗ることでした。今回は、三角線の終着駅まで走破します。
熊本駅でキハ147系を見れるのは、あとどれくらいだろうか。こうやって見ると、痛々しい箇所もたくさんあり、キハ147系もかなり酷使されているなという印象。
このかわいらしいヘッドライトがどことなーく愛着が湧くんですよね。最近、キハ40・47は話題なのも、こういうところからなのかなと思います。
今回は、いつもの旅用レンズ28mm単焦点だけではなく、ミノルタの50mmも持ち歩いていました。レタッチはカラーネガ風にして、どこか懐かしい感じの仕上がりにしています。開放近くで撮影すると柔らかい写りになるので、こういうレタッチが結構合います。
ちょうど、九州横断特急がやってきたので並びを記録しました。キハ185系も国鉄型車両なので、ちょうどいい組み合わせの並びを記録することが出来ました。キハ47がヘッドライト点灯してたら良かったのですが・・・
熊本から20分ほど走ると三角線へ。進行方向の右手には天草に面する海が見えてきます。御輿来海岸や長部田海床路と普段は車で立ち寄るところが車窓に入ってきます。まだ、引き潮ではなかったので干潟は見られませんでしたが・・・
途中の網田駅です。現存する熊本県最古の駅舎で、文化財的価値が高い建造物です。ここも良く立ち寄る場所なのですが、列車から駅舎を見たのは初めてでした。今は、耐震改修工事が行われており入れなくなっていました。誰もいない地方ローカル線らしいところが撮れたので良かったです。
三角線開業時は、門司まで繋がる線路で本線でした。なので、昭和57年まではここを貨物列車が走っていました。写真にある赤瀬駅も当時は、駅舎があったらしいですが今は簡易的なものになっています。誰もいない静かなホーム、ふと降りたくなるような駅でした。
そして、三角まで乗車しました。後ろについていたキハ147系は珍しく白幕を出していました。もし、この日に車で来ていたら追いかけていたかと思います。三角駅では車内を軽く見回りました。キハ147系も見れるときに見ておいた方が良いので・・・
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そして、時間つぶしに鉄道模型カフェの天城鐡道を訪れました。飲み物は良かったがケーキはイマイチで少し満足感はなかったです。
次の列車が発車まで時間があるので、三角の駅前にある巻貝をモチーフにした待合所です。初めて知りましたが、ここは元フェリーターミナルの建物だったようです。通りで異様に広い空間があるなと思いました。
帰りはキハ200系で帰ることになりました。スカートの塗装が剥がれて下地が見えていいる状態でした。1年ほど前から常に三角線を走るようになりました。ちなみに、この編成は元ハウステンボス色の車両で車内がカラフルなシートでした。
キハ47と違って窓が大きいので、車窓の開放感はキハ200の方があります。乗り心地も圧倒的にキハ200がいいので、列車利用時は新しい車両の方がいいですね。このまま、熊本まで戻って今回の乗り鉄旅は終えました。熊本-阿蘇-三角-熊本と県内だけで大移動しましたので、青春18切符の1日分の値段はクリアしました。こういう時、損か得か毎度考えてしまうのは関西人の性ですね。というわけで、これにて終了です。
P.S
前半戦はこちらのリンクから。今回の旅で熊本エリアを走る気動車は大体乗車できました。キハ125だけは時間合わせないとダメですが・・・電車に乗っても味気ないですが、気動車だと乗ってて楽しいですね。また、青春18切符を購入した際は旅に出たいところです。