この日は、会社の先輩に誘われてオートポリスで行われるフェラーリのワンメイクレースの観戦に行きました。これまでモータースポーツというジャンルを撮影したことがなく初体験となりました。いよいよ決勝戦がスタート、迫力のシーンを色々と切り取っていきます。
ピークは決勝スタート直後の第一コーナーの一枚でした。狙いのワンシーンを記録した後は、熱量が冷える前に移動して記録していきます。モータースポーツ撮影は初めてなので、出来るだけ知見を得たくて色々な場所で撮ろうと思います。
移動しようとすると、スタート直後にいきなりクラッシュ。黒の車両がコースアウトした影響でバランスを崩してスピンしてしまいました。写真の通り、群衆のど真ん中で滑っていたので、かなり危なかったのですがプロのレースだけあって複数台が当たるというのは無かったです。
そして、1周目にしてすぐに推しのセーフティカーが入ってきました。良い一枚を撮ることが出来ていなかったので、もう一度見られて良かったです。個人的にこのセーフティカーが一番かっこいいなと思ってみてました。
そして、場所を移動して14.5ポスト付近に行きました。事前に行っていたロケハンでここが良さげな場所だったので、まずはここからと決めていました。ただ、クラッシュの影響でイエローフラッグが出ており、セーフティカーが先導していました。通常であれば、こんなにセーフティカーが撮れることは無いのでラッキー?でした。
推しの102号車です。唯一の白ホイールで個人的にかっこいいなと思って、また撮っていました。トリコロールも良い感じだし、撮影していて一番惹きつけられる車両でした。
あえて縦でも記録しました。488と296の組み合わせ、スマホの待ち受けにちょうど良くて壁紙に設定しました。どちらも赤と黒の組み合わせでバランスも良かったです。これも今回撮影した中でお気に入りの一枚です。良いのが撮れました。
セーフティカーを後ろからパシャっと。この一枚、何気に気に入ってます。セーフティカーはおそらく市販車ベースのためエンジン音も少し違い、またリアデザインも少し違いました。フェラーリってこんなにスタイリッシュなんだなと撮影して思いました。
この場所は300mmがちょうど良いなと思ったので、300mmで色々と狙いました。序盤のクラッシュの影響で3週ほどセーフティカーが入ったので、画角に複数台入っているシーンを何枚も撮ることが出来ました。普通のレース中であれば5台も写れば超混戦なので、ある意味レアなシーンです。
最後の最後でセーフティカーの流し撮りもばっちり。ここでちょうどセーフティカーがはけて、レースが再開していきます。エンジン音の大きさが変わり、また盛り上がりが変わっていきます。
やっぱり、少しSSを落として躍動感あふれる写真がカッコイイなと思いました。モータースポーツは流し撮りですねぇ。SONY α7IIIだとシャッターを切る度に、EVFが止まる影響でなかなか止めたい場所で撮影することが出来ずストレスでした。やはり、積層型のセンサをそろそろ導入する必要があるか・・・
そして、場所を移動して最終コーナーのところからストレートが見えるところで記録しました。加速していくところが見られるので、迫力のあるエキゾースト音を間近で聞くことが出来ます。 フェンスがあるので写真撮影的にはすこし難儀するところですが、レースを観戦するのであれば、この場所が一番迫力があって良かったです。
SONY α7IIIではなかなかピントを合わせることが出来なかったのですが、コーナーを高速で駆け抜ける瞬間を撮ることが出来ました。遠心力がかかっている方向のサスペンションが少し沈み込んでいるのが写真から見えると思います。ファインダーの中には一瞬しか写らず、AFに任せてシャッターを切っていましたが撮れたのはこれだけ。この一枚が好きという方は、恐らくかなり玄人だなと感じます(笑)
488は少しだけ進入速度が遅かったので、なんとか撮ることが出来たのかなと今になって思います。こういうシーンをもっと確実に捉えようと思うと、やはりカメラのアップグレードが必要なのかなと思いました。
最後は最終コーナーを駆け抜けていく車両を流し撮りで撮影しました。どうしてもフェンスがあるので切り取りにくいところなのですが、流すことで目立たないように撮影しました。最後の最後まで激しい順位の攻防があって面白かったです。30分弱のレースでしたが、色々と動き回りながら面白いシーンを撮ることが出来たんじゃないかなと思います。出来ればも少し長い方が写真撮影的にはありがたいのですが(笑)
というわけで、長く色々と記事を書きましたがこれにてFerrari Challenge Japan 2025の第2戦、オートポリスでの開催分を終了したいと思います。それでは!
P.S
初めてのレース観戦でしたが、一番印象に残っているのはレース開始直前から開始して第一コーナーを抜けていくところだったなと振り返って思います。