変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

EF 70-300mm F4-5.6 DO IS USMを衝動買いする

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こんにちは、潔く銀です。今年、2本目の新機材はAFがついている望遠レンズを購入しました。24-70mmと繋がりが良い、70-300mmというレンジを選択しました。

 

今年は、心機一転で機材を変更しようということで、まずは標準レンズの更新をすることにしました。そうすると、これまでただでさえバランスが悪かったカメラシステムがさらに悪くなるということで、AFがついている望遠レンズを続けて購入することにしました。

ただ、普通の望遠レンズを買うのは面白くないし、欲しいと思うFEレンズは予算オーバーということで、いつものようにEFレンズで検討しました。そこで、視野に入ったのが表題の「EF 70-300mm F4-5.6 DO IS USM」でした。

DOレンズは、「Diffractive Optics」の略で日本語に訳すと積層型回折光学素子です。以下、キヤノンのホームページより引用・・・

 

>EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMは、「EF400mm F4 DO IS USM」(2001年発売)に続いて、光学系の一部にキヤノン独自のDOレンズ(積層型回折光学素子)を搭載した望遠ズームレンズ。新開発の3積層型DOレンズを採用することで、従来の屈折光学素子のみで設計した、ほぼ同等の焦点距離・開放F値のズームレンズと比べ、全長で約28%減という大幅な小型化を 達成しつつ、Lレンズに匹敵する高画質を実現した。デジタル一眼レフカメラの撮像素子部分で反射した光が画質に悪影響を及ぼさないように配慮した光学設計を採用するとともに、コーティングの最適化により、フレアやゴーストの抑制と良好なカラーバランスの両立を実現している。

 

発売年月は2004年となっており、おそらく設計からは20年以上経っているであろうレンズです。しかし、現在の70-300mmクラスの望遠レンズと比較すると、かなり小型な方に入ると思われます。

 

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iPhone 11 Pro

 

ズームをすると全長が伸びるタイプのレンズです。このレンズは、2モードの手振れ補正に加えて、ズームロック機構、防塵防滴などもついており、Lレンズ並みの扱いをされていました。今でこそ、EF 70-300mm F4-5.6L IS USMがありますが、当時のラインナップとしてはDOレンズが高級ラインナップとされていました。もっと言えば、70-300mmというレンズは、汎用レンズとしてラインナップされているパターンが多かったように思えます。

 

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iPhone 11 Pro

 

今回は、中古のAB品を購入しました。レンズ自体はかなり綺麗だったのですが、フードはかなり傷まみれ・・・前オーナーの使い方が良かったのか、悪かったのか全く分かりません。ちなみに、レンズ内部はかなり綺麗でした。

小型化されているレンズゆえ、フードを取り付けるとフードが大きく見えます。70-300mmクラスのフードとしては普通の大きさなんですけどね(笑)

 

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iPhone 11 Pro

 

ちなみに、フードを逆付けしたときは、レンズの大半を覆ってしまうので持ちにくく、一度落としそうになりました。小型化によって、持ち運びはしやすいものの短所もあります(笑)

 

 

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iPhone 11 Pro

 

整備中のEOS 1D markIIIに取り付けてみました。緑ラインの入っている黒いEFレンズは、このレンズしかないので唯一無二の見た目になってて好きです。小型・軽量さを伝えたいと思ったのですが、こうやって写真に撮るとそこそこ迫力があるレンズです。。。

 

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iPhone 11 Pro

 

購入したのは少し前だったので、試運転は既に実施済みです。メインカメラであるSONY α7IIIに装着して、撮影することにしました。

SONY α7IIIに装着すると、少し大きく見えますが重心はいい感じのところにくるので、かなりバランスが良くなります。この組み合わせで使用している人は見たことがないので、変態感が滲み出てて良いです。

 

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SONY α7III + EF 70-300mm F4-5.6 DO IS USM

 

最初のカットは、近場でED76牽引貨物列車を試し撮りしてみました。開放F値で撮影すると、やわらかい描写になるので1段絞ったF8で撮影しました。解像度はかなり良く、色味もキヤノンらしいレンズだなぁと感じました。

今までは、Nikon Ai AF-S 80-200mm F2.8D(IF)を使用していたので、MFで常々ピントを合わせてきました。やっぱり、AFになるとピント合わせが楽になるので撮影しやすいです(^^)

 

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SONY α7III + EF 70-300mm F4-5.6 DO IS USM

 

夜間撮影に持ち出してみました。DOレンズの欠点は強い点光源を被写体にしたときになります。光の回折という性質を用いて光をコントロールするというのが、このレンズの考え方だが、強い光が回折格子に入った場合は色収差が顕著に画像に出てきてしまいます。

画面左の点光源には、同心円状に形成された格子によって現れた模様が見られます。オールドレンズでも出ないようなフレアが、このレンズでは出てしまいます。小型で高画質を実現したものの弱点はかなり大きいものとなっています。

 

現代は、こういうとがったレンズはあまりないですが、2000年代は面白い設計思想のレンズはたくさんありました。そんなカメラオタクなら、ぴくっと反応してしまうようなレンズを使って、これから色々と撮影していこうと思っています(笑)

ちなみに、DOレンズについてはデジカメWatchさんが良い記事を出していましたので、興味ある方はこちらもぜひ?(笑)

dc.watch.impress.co.jp

 

 

「EF 24-70mm F2.8L USM」と「EF 70-300mm F4-5.6 DO IS USM」、この2本をメインに撮影をしていきます(^^)

 

P.S 関連記事を載せておきます(^^)

www.yuseiphotos.work