こんにちは、潔く銀です。門司機関区のEF81定期運用が無くなったということで、撮影対象が減って悲しい管理人です。熊本に移住して5年間、近くに国鉄型機関車の貨物を撮ることが出来る環境があり、たくさん撮影したので振り返ります。今回は、門司機関区でも比較的若い453,454,455号機をまとめたいと思います。
450番台は、関門トンネル用に新造した番台で500番台をもとに重連総括制御装置を追加した仕様で、ジャンパ栓を左右両側に装備しており顔周りがごちゃっとしているのが印象的な機関車である。その中でも特に異彩を放っているのが前照灯と尾灯を一体化して下部につけた451号機と452号機だったが、453号機-455号機は500番台を流用したため前照灯が元に位置に戻されている。
富山機関区に所属していた時代に何度か撮影しており、遠く離れた九州の土地でまたもや再会した釜たちで、初めて記録したときは少し嬉しかったです。
453号機は、門司機関区に転属してからスノープロウ付けられたままになっており、一番見た目が良い機関車でした。出会う数は少なく、撮影し始めてから運用離脱のタイミングまで期間が短く、この3枚しか撮ることしかできなかったのが心残りだが撮れただけでも嬉しかった機関車だ。
454号機は、ダイヤ改正の最後のほうまで走っていた釜で富山機関区時代から外れの印象があり、スノープロウもなく一番質素な釜だなと思って撮影していた。序盤は撮影機会が少なかったので、たまに来る貨物更新色なので味変を楽しむような感じのモチベーションでカメラを構えていた。ただ、EF81の定期運用消滅間近になり稼働機が減ると454号機とは頻繁に会うようになり撮影回数がかなり増えた。
熊本エリアだけでの撮影だが、思いつくカットは記録し尽くしたのではないかと思っています。1063レでのカット数が異常に増えていたが、良い時間帯に走る貨物列車だったので良いように撮れたかな。何故か454号機ばかりに会うタイミングもあり、門司機関区の中で一番カット数を稼いだかもしれない。
455号機は、454号機と違ってなかなか会えず撮影機会が少なかった。ただ、毎度晴れの日に会うので良いカットが多い。454号機とほとんど見た目が変わらないのだが、数字の並びがバランス良いので被写体としては455号機のほうが好みだったりします(笑)
あまり良いHMではないが、唯一交通安全運動実施中HMを撮ることが出来た釜で、門司機関区名物を撮ることが出来ないまま終わるのではないかと思っていたところで撮れたので良かったなと思っています。この時は積載量も非常に多くて良い記録になりました。
西里駅での闇鉄でもこの454号機、455号機は、非常に相性が良くて撮影するのは他の釜より楽でした。白いおかげで位相差AFがしっかり食いついてくれるので、非常に撮影がしやすかったです。この闇鉄の撮影手法を確立することが出来て、本命の釜で良い記録をすることができました。残念ながら記録できたカットは次位にコンテナが無い日の70レばっかりでしたが(苦笑)
最後に中学生時代、450番台が富山機関区に所属しているときに記録した写真たちを出します。富山時代はパンタグラフのホーンが赤色だったので、かなり目立っています。これぞ貨物機という感じで、個人的にこのスタイルがカッコよくて学生時代は450番台をカッコよく思っていました。
まだ完全に引退というわけではないが、おそらく代走は撮影することはできないので自分としては見られないかなと思っています。また代走で会うことが出来れば嬉しいところだが・・・ありがとう453、454、455号機!