こんにちは、潔く銀です。前回の記事に続き、Konicaの業務用フィルムの写真をまとめます。今回、使用したカメラは、コンパクトフィルムカメラの名機のOLYMPUS XAです。
前回の記事は上のリンクになります。同時並行で、Konica業務用フィルムを使用していたのですが、どちらも枚数を消化するのにかなり時間がかかってしまい、半年以上かかりました。
というわけで、Konica業務用フィルム5本目の写真をまとめていきます。
今回使用するカメラ
今回使用するカメラは、OLYMPUS XAというカメラです。このカメラは、コンパクトカメラの中でも名機に入るものだと思っています。カメラ愛好家の方々には、知らない人がいないのではないでしょうか。
カメラの歴史の中で、このXAというカメラは1979年に発売されたカメラで、1980年以降のコンパクトフィルムカメラの基軸になったと言っても、過言ではないカメラになります。
当ブログで、このOLYMPUS XAの写真を出すのは初めてではないでしょうか。このカメラは、日常的なシーンをスナップするのに向いているため、自分が思うがままに撮るようにしています。今でいうiPhoneで写真を撮るという感じですね。いつもとは雰囲気が違う写真だと思うので、その辺も楽しみながら見てもらえると嬉しいです。
撮影した写真
学生の頃は、このカメラをよく使用して撮影していたのですが、社会人になってからも使いたいなぁと思って使い始めました。ただ、前回の記事でも述べたのですが、ISO50で撮るかつ日中じゃないと良い画質が得られないので、なかなか撮る機会がありませんでした。
ある日の天草方面にドライブに行った時の写真になります。手のひらサイズのカメラですが、ここまで写るのは当時の技術ではすごいと思います。露出計もそこそこ精度があります。
三角西港にある洋館「浦島屋」です。デジタルで普通に撮るよりも味が出て良いです。それにしても、綺麗な建物です。
これは、網田駅にて撮影した一枚です。ここは、熊本県最古の木造駅舎であるため、レトロな雰囲気の駅です。こういうフィルムで撮影するには、もってこいの被写体です。ただ、奥に見えているキハ40にJRのマークがなければよかったんですけどね。。。
XAは、上手に撮るっていう感じではなく、こういうスナップ的に撮影するのが一番良いです。このカメラを使用すると、経験者的な写真ではなくなるので、全く雰囲気が違う写真を撮ることができます。それが理由で、このカメラを使うことがあります。
前の愛車のZC31Sと網田駅を絡めて撮影。なんとなくてで記録していた写真だったのですが、こういうのを撮影していてよかったと思います。
前回の記事でも、同じシーンを撮影しています。この時は、デジタルカメラを持たずにフィルムカメラ2台で撮影地に出向いてたようです(笑)
OLYMPUS XAの画角は、35mmなのでかなり撮影しやすい画角になります。この一枚、夏らしい写真が出ていて綺麗ですね。
豊肥本線をドライブしている最中に、たまたま立ち寄った玉来駅でスナップした写真です。少し曇っていて、露出が少し減っていたのでコントラストは少し低下していますが、そこそこの画質で記録することができました。
ドライブで阿蘇に行った時に撮影した2枚です。なんでもない写真ですが、期限切れは良い感じの雰囲気を出してくれます。まぁ、XAの描写力もなかなかのものなので、それもありますが(笑)
普通のカメラを使用していたら、絶対に残さない写真ですが、XAとフィルムという組み合わせなら許せる写真ですね。この素人感ある写真って、なかなか撮れないし絵にならないことが多いのですが、XAを使うと良い感じに見れます。
何気に去年の11月ごろに引退したくまモン電車の写真があり、まだそこまで年月が経っていないのですが、懐かしさを覚えました(笑)
最後の一枚は、たまたま見かけた熊本市電の貸切列車です。これは何かのイベントだったらしいです。ちょうど信号待ちの時に来たので、車の中から撮ってます(笑)
こういう撮り方ができるのも、OLYMPUS XAの良いところだなぁと思います。
これで、今回の1本はおしまいです。
今回のまとめ
期限切れフィルムで、感度不良を起こしているフィルムを、OLYMPUS XAで使ってみました。露出条件が厳しくなると、手ブレが起きるくらいの撮影設定になってしまうので、できるだけ露出条件が良い時に撮影するようにしてます。XAを使用したからというわけではないですが、やはり感度不良を起こしているフィルムを、天気が悪い日に使用するのは良くないような気がします。
また、当ブログを始めて以来、初めてOLYMPUS XAを使用した写真を載せました。普段の写真と違って、しっかりと構えて撮影するという感じではなく、iPhoneを使用する感覚に近い感じで撮影しているので、構図とかガバガバになります。ただ、それが逆に自分らしくない写真になり、フィルムを使用することで雰囲気が加わり、新鮮な写真を撮ることができます。それが楽しかったり・・・
きっちりかっちりではなく、ゆるゆる写真を撮るには、最高に良いカメラになります。最近、完動品が少なくなりつつあり、なおかつフィルムのランニングコストがガンガン上がっているので、興味のある方は早めに手に入れて使用することをお勧めします。
最後に、このフィルムを使用するのは、おそらく最後になるかもしれません。また、使用する機会があれば、使用したいと考えますが・・・もし、コニカ業務用フィルムを使用したい方は、過去記事も参考にしてもらえると幸いです。
それでは!