変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

憧れのカメラだったPENTAX 645Dを衝動買いする。

こんにちは、潔く銀です。2022年も残りわずかとなりました。来年に向けて、機材構想を少し変えようと思い、投資第一弾としてPENTAX645Dを購入しました。

 

最近、複数台のカメラを使用しているとミスすることが多くなりました。また、最近は動画を撮るようになり、色々と勉強中だったりしています。これまで、ずっと静止画メインでやってきたのですが、時代的には動画もやってて損はないなと思いメインカメラ、サブカメラ共に動画機に回そうかなと・・・

そういう経緯もあって機材整備を少ししようと、今自分が持っているカメラを見たときに、PENTAX645システムを使用しておらずもったいないなということで、人生初中判デジタルカメラの購入を決意しました。

というわけで、かつて憧れたカメラ、PENTAX645Dを購入しました。コダック製4000万画素CCDセンサは、後にも先にも出てこないので手に入れておく必要があると、センサーオタク的にも欲しいカメラでした。

 

iPhone 11 Pro

 

並品で購入したカメラになりますが、程度は非常によくて久しぶりの当たり中古でした。前オーナーは、屋内での使用あるいはあまり使ってなかったのかなと思いました。屋内使用だとシャッター回数がかなりやばそうですが・・・付属品も文句ないレベルだったのでよかったです。

 

iPhone 11 Pro

 

背面液晶側です。ここもかなり綺麗で良い感じでした。使用頻度は高くなかったカメラなような気がしました。

早速、SDカードを2枚入れて運用することにしました。連写性能は、秒間1コマなので新しく買わずにこれまで使用していたSDカードを入れました。64GBのSDで、RAW画像は705枚記録できるようです。結構、余裕があるので遠征の撮影でも容量不足になるということはなさそうです。

PENTAX645Dのいいなぁと思ったところは、静止画撮影のためのボタンしか存在していないことです。特に良いなぁと思うのはSDカード切り替え機能・・・これは他のカメラでは見たことが無いので、PENTAXらしさが出ているなと思いました。

 

 

 

iPhone 11 Pro

 

というわけで、さっそくテストランをしてきました。まずは、レンズを取り付けたところです。PENTAX-FA645 45-85mm F4.5をまずは取り付けました。このレンズは、学生時代に645NIIの標準レンズとしてよく使ってきました。645システムの良いところは、ズームレンズが充実しているところです。80-160mm、150-300mmは645D購入に合わせて、買おうかなと検討中だったり。

最近は、標準域の単焦点レンズが軒並み高騰しており、望遠・ズームレンズは軒並み価格が暴落しているという…そして、PENTAX645系のカメラは、軒並み値上がりしており買った時の2倍以上の値段になっています。思わず売ろうかと悩む値段になっていたり(笑)

 

PENTAX 645D + smc PENTAX-FA645 45-85mm F4.5

 

今までCCDセンサ搭載のカメラを何個か使ってきましたが、高画素になってもCCDらしい雰囲気はやっぱり出ます。なんていうんでしょうか、エッジの出方に独特の雰囲気があるというか・・・理論的には言えないんですが、感覚的にそう感じてしまうところがあります。

写真は、球磨川橋梁を撮影してみたのですが、ダイナミックレンジも広くてありのままを写すという感じで、これは素晴らしい景色を自分で探して、ありのままを写すカメラだなと思いました。

 

 

 

iPhone 11 Pro

 

ついでに、テストランでは67レンズを取り付けて撮影もしてみました。645システムは、67レンズを取り付けられるようにと純正マウントアダプターがあります。学生時代に人生の先輩からゆずってもらいました。そのおかげもあって、PENTAX67も併用して運用で来ていたり・・・

今回、取り付けたレンズはPENTAX67 200mm F4です。67システムでは中望遠レンズとして使われて、比較的に安価なレンズです。しかし、その描写力は・・・

 

PENTAX 645D + smc PENTAX67 200mm F4

 

The 鉄道写真を撮ってテストしてみました。このボケと立体感・・・これぞ中判カメラだなぁと思いました。また、ファインダーもとても見やすくて、フィルムカメラを触っているときと同じ懐かしい感覚になりました。秒間1コマなので、鉄道ではワンショット勝負しか出来ないんですけど・・・(笑)

天気が良ければ絞ることができるのですが、薄曇りだと開放になるのでピントが超シビアになります。今までミラーレスを使用してきたので、ファインダーとレンズで微妙にピントの差があることに戸惑うときはちょこちょことあります。

 

 

 

PENTAX 645D + smc PENTAX67 200mm F4

 

露出がかなり苦しい時の一枚になります。ななつ星をいつもの場所で記録してみたのですが、開放で撮影するとピントがとんでもなく難しい。。。ファインダーではあっているように見えるのですが、ピント位置はかなり前になっており感覚とかなりずれています。この辺は、癖をつかむことが必要になりそうです。一眼レフをメインに使用するのは5年振りになるので、しばらく慣れるのに時間がかかりそうです。

 

PENTAX 645D + smc PENTAX-A645 55mm F2.8

 

PENTAXのカメラと言えば、カメラ内RAW現像が優秀というのが特徴の一つにあります。カメラの中にPCが入ってるみたいで、結構いじることができます。カスタムイメージをリバーサルにして、ホワイトバランスをCTEにして現像すれば、大体の写真が良く見えるので最強の現像方法だと思っています。自分のイメージとも合うのでかなり良いです。

SL人吉の写真は、645DでRAW現像した写真になります。細かい編集はLightroomのほうが全然良いのですが、簡易的な現像でハイクオリティな画像が得られるのですごく良いです。

 

というわけで、使用してから1週間だけ使ってみてのレビューでした。これから、もう少し慣れていってコダック製4000万画素CCDセンサーを活かしていく写真を撮っていこうと思います。

 

今後もお楽しみに?それでは!!!