こんにちは、潔く銀です。まさかの2022年になってNEX-5Rを借りる機会があったので、ちょっと使ってたので感想とか色々と書いていきます。
イベントごとでカメラを借りる機会があり、「しょぼいカメラなんですけど、これで撮ってください」と言われて、渡されたのが写真のNEX-5Rです。NEX-7なら嬉しかったんですけど、過去に使ったことがないカメラだったのでありがたく持って帰ってきました。
発売日は、2012年11月で今からちょうど10年前になります。カメラはキヤノン・ニコンの2強時代、今となってはスタンダードになったミラーレスですが、当時はまだまだ発展途上のカテゴリーでした。SONYは高性能路線ではなく、軽量のほうに振っていた時代でした。ただ、バッテリー問題やEVFが無いため日中の撮影がしずらいなど、まだまだ改善点が多すぎてハイアマチュアクラスユーザは、取り込めていませんでした。ただ、画質面の評価は高く搭載されているイメージセンサーは高感度が非常に強く、当時のキヤノンと同等か少し上という評価でした。
確かD5100やPENTAX K-5にも採用されていたと思うので、大体そのイメージで使用していこうかなと思っていました。SONYだとα77に採用されていたセンサですね。
今回は、MC-11を使ってNEX-5Rを使用してみようと思ったのですが、AFが全然合わなくて使い物になりませんでした。合わないことはないのですが、使用が困難すぎて撮影するのはすごくストレスがかかりました。というわけで、今回はキットレンズ
発売当時は、MC-11なんてものはありませんでしたが、ミラーレスの登場からオールドレンズを色々と使用することができるという遊びは話題になっていました。ただ、当時はフルサイズミラーレスが無かったので、レンズのフル性能を使えないという理由から今ほど熱狂的なブームではなかった記憶があります。
さて、余談はさておき借りた期間で撮影した写真をサクッと紹介していきます。
借りた期間はちょうど10月の3連休だったので、ちょうど熊本電鉄・御代志駅の移設前後の記録をしていました。写真は、移設直前で運用についた元静岡電鉄1000形と旧御代志駅です。
順光で記録したのですが、当時のSONYは一眼レフも含めて緑の発色が異常に強く、この時代ぐらいまでは緑色が超特徴的でした。この写真が、カメラを使用してのファーストカットでしたが第一印象は緑強い!でした。
昔から、白飛びの仕方は変わらないなぁと感じた一枚です。かなり強い光がレンズを通るシーンなのですが、変なフレアとかも出ず良い感じに記録することができました。色合いもかなり良い感じで、NEX-5Rに採用されていたセンサーが高評価を得ていた理由が良く分かります。ステンレスの輝きの表現はキヤノンのセンサより断然上だと思いました。
一番驚いたのが手持ちで撮影したこの2枚です。ISO***で撮影しているのですが、ダイナミックレンジも問題ないですし、驚くほど低ノイズです。現代のカメラと比べると色の表現力が足りないところもあって、ちょっとエモい感じに撮ることができます。室内灯の雰囲気とか最高です(笑)
これは、RAWであればこれだけの表現力を得ることができるのですが、JPEGで記録した場合は全然だめです。おそらく、RAWからJPEGへの変換が良くないような気がしますが・・・JPEGだと見れたもんではなかったです。
最後に、鹿児島本線で撮影した写真です。天気が曇ってしまったときのものになります。こういうとき、SONY α7IIIだったらチョイ晴れみたいな写真までもっていけるのですが、同じようなレタッチをしてしまうとノイズのほうが目立ってしまい、これが限界でした。暗部のノイズは全然違うので、シャドウを持ち上げたときに差が出てしまいます。
というわけで、簡単に記録した写真から思った感想を書いてみました。NEX-5Rをこれから買おうと思っている人は少ないと思っていますが、遊ぶカメラとしては全然使うことができますし、画質もかなり綺麗なので検討されている方は購入もありかもしれません。でも、かなりカメラ分かってる人の使い方でしか輝きそうにはありませんが・・・
自分としては、NEX-5Rの上位機種であるNEX-7が気になるところです。
久しぶりのカメラ関係の記事でした。これにて終了です。それでは!
P.S
前回のカメラの記事は、最近の撮影で大活躍中のSONY α7RIIでした。