こんにちは、潔く銀です。この日は、旅行しながらロイヤルエクスプレスを撮影しようということで、愛媛・今治を訪れました。今回この車両を見たくて、今治駅で待ち構えることにしました。
普段は、伊豆急行や北海道を走っているロイヤルエクスプレスですが、1月下旬から3月上旬までは四国で運行されているということで、この機会に見ておきたいと思って愛媛に旅行することにしました。豪華寝台、客レ好きにとっては、見逃せない企画となっており無茶な行程で旅行することにしました。
午前中は、見事に時間に間に合わず撮影することが出来なかったので、しっかり観察できるように今治駅の停車を狙います。
入線は反対側のホームから撮影すればよかったなぁと後悔していますが、落成後間もない押桃だったので良しとします。ヘッドライトがLED化されており、近くで見ると少し印象が変わりました。もし、現代までブルートレインが走っていれば、EF210が寝台列車を引っ張っていることもあったのでしょうか・・・
そして、ロイヤルエクスプレスの入線です。いつの間にか駅にはたくさんの人が訪れており、すごい賑わいを見せておりました。そして、初めてロイヤルエクスプレスを見ましたが、アルファリゾート21の面影を残しつつも連結器カバーが取り外されていると、全然印象が変わります。
さりげなく、SHIKOKU-SETOUCHI CRUISE TRAINに書き換わっているのが、ロイヤルエクスプレス四国編の証です。これが記録出来たので良かったです。
そして、今回一番見たかったのが電源車であるマニ50 2186です。ロイヤルエクスプレスは、元々は電車ですが北海道を走る際には車両限界を合わせるために、パンタグラフがついている車両を落として走ります。その際に電源を供給する役割を担っているのがマニ50 2186です。元々は別のリゾートエクスプレス用でしたが、ロイヤルエクスプレス専用に2019年に改造処置をされています。
電車を客車として使用し、電源車を付随させて運行させる方法が残ったのは奇跡的なので、この機会に見たかった車両の一つです。
この車両がさらに不思議な経歴なのは、所属は東急電鉄の持ち物であるということです。元々はJR東日本の所属でしたが、このロイヤルエクスプレスを北海道で走らせるために東急に譲渡されたという異色の経歴を持ってます。アルファリゾート21の改造も凄いものですが、このマニ50 2186もまた面白い車両です。
JR四国の路線でJR貨物の機関車が東急電鉄と伊豆急行の車両を引っ張るという、様々な鉄道会社が携わって、たくさんの人間が関わって運行されている珍事を令和で見れるのは凄いことかなと個人的に思っています。北海道で走っているところを次は撮影したく、あわよくばいつか乗りたいと思っています。一人百万円以上するのですが・・・(笑)
新製の押桃がマニ50を牽引する。5年以上前からは想像もつかない出来事で、しみじみすごいなぁと感じました。
この日は、鉄道ホビートレインが予讃線で運行されるイベントも実施されており、たまたまロイヤルエクスプレスと並ぶところも見ることが出来ました。事前情報を全く仕入れてなかったのですが、見ることが出来てよかったです。こちらのイベントもあった影響なのか、今治駅は凄い賑わいを見せていました。
この後は、ロイヤルエクスプレスが松山まで回送されるのを撮影するべく、先回りして待ち構えることにします。この日の撮影は続きます。
P.S
初撮影は苦いものでしたので、次の撮影はしっかり記録したいと思います。鉄道撮影は時刻表と撮影地の情報をどこまで仕入れるかが難しいなと感じました。