変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

FUJIFILM Velvia50を使ってみた[1本目]

こんにちは、潔く銀です。今回は、2020年秋ごろに消費したFUJIFILM Velvia50をデータ化しました。今回使用のカメラはPENTAX 67です。

 

 

 

今回使用するカメラ

今回は、2020年11月中旬ごろに広島県呉市を訪れたときのフィルムになります。2020年頃までは、学生時代に購入したフィルムが余っており、ちょこちょこと使用していました。今回は、久しぶりにPENTAX67を使用したいと思って動作確認も含めて持ち出しました。

今回の狙いは、灰ヶ峰から見る夕景および夜景でした。Velviaには一番得意なシーンということで、現像前からワクワクしていました。そして、当ブログでは初めてPENTAX67で撮影した写真を出します。

 

 

撮影した写真

PENTAX 67 + smc PENTAX67 90-180mm F5.6



太陽が沈むところからスタートしました。久しぶりにリバーサルで夕景を撮影するので、露出をちゃんと適正に持ってこられるか不安でしたが、ばっちり合わすことが出来ました。太陽が飛ばずに粘ってくれるのがフィルムの良いところです。最近のデジカメは、ダイナミックレンジが広いので粘ってはくれるのですが、フィルムのようには写らないのが不思議なところです。

 

PENTAX 67 + smc PENTAX67 90-180mm F5.6

 

沈みかけの太陽も記録しました。太陽周辺の雲の光り方がリバーサルフィルムの特徴的な写り方です。久しぶりにリバーサル原版を見ると、フィルムの良さを感じることが多いです。Velviaを使用しているので高彩度、高コントラストな写真になりがちですが、どこか味わいのある画になります。

 

 

 

PENTAX 67 + smc PENTAX67 90-180mm F5.6

 

PENTAX67なのに、あえてズームレンズを使用しているため、逆光に少し弱いところがあります。この一枚は、もう少し呉の街を写したく露出をあげて撮りました。まだ、露出感は狂ってないようで、イメージ通りに撮れていました。造船所の街なので特徴的な海岸の形をしています。呉らしいところを撮れたかなと思います。

 

PENTAX 67 + smc PENTAX67 90-180mm F5.6

 

夜景もばっちり撮ることが出来ました。デジタルと違って露出係数を考えないといけないので、いつも感覚でシャッター速度を決めていますが、これもイメージ通り撮ることが出来ました。

この街の写り方が雰囲気があって良いです。夜景の雰囲気が平成初期のように感じるのは、その時代がリバーサル全盛期だったからかなと思います。空も絶妙な赤が出ており、Velviaの色に魅了されました。これだからフィルムはやめられません。

 

まとめ

ちょうど、この時期に学生時代に買い貯めていたフィルムを消化していました。最近はフィルム代、現像代が高騰しコマ単価が150円近くなっている時代なので、気軽に買うことが出来なくなりました。もう、3年近くフィルムを買ってないのですが、久しぶりにリバーサルの原板を見ると、露出が当たった時はやっぱり良いなぁと・・・PENTAX645Dを手に入れた今は、ブローニーフィルムはもうやらなくても良いかなぁと考えましたが、6x7のフィルムはやる価値はまだあるなと思いました。

今回、Velvia50の220フィルムを使用していたのですが、似たようなカットが多かったので良いものを厳選しました。あまりVelvia50を使うことはないのですが、自然風景にこのフィルムが選ばれていたのが良く分かりました。また、67ではズームレンズを使用しているため、太陽が高い時間は、逆光で撮影はコントラスト低下が目立ちました。今の中古市場を見ていると、単焦点レンズの高価格化が目立つので、おそらくその辺りが影響あるのかなと思います。コンパクトで持ち運びやすいレンズが人気というのもあるとは思いますけどねw

というわけで、3年前のリバーサルをデータ化してみましたが、想像以上に出来栄えが良くてびっくりしました。また、データ化したら記事にしたいと思います。

 

P.S

この日のデジタル版は以下のリンクにまとめています。デジタルとフィルムの違いが分かりやすいので、比較したい人は見比べてみてください。

www.yuseiphotos.work