こんにちは、潔く銀です。今回は、2022年GWのときに消費したフィルムになります。ちょうど、熊本から青森までドライブした際に持ち出していたPENTAX645NIIを使用しました。
今回使用するカメラ
今回は、2022年5月上旬頃にPENTAX 645NIIを持ち出して、東北の景色を撮りたいなと思ってリバーサルフィルムを詰めました。2020年頃に使用して、そこからかなり時間が空きましたが、今回も問題なく動作してくれました。6×4.5は、ブローニーフィルムでもコマ数をそれなりに稼ぐことが出来るので、長旅の時は重宝します。
撮影した写真
東北ドライブ中に一番印象に残っているのが鳥海山です。2022年GWは異例の寒気の流れ込みにより、青森では雪が積もるということがありました。その寒気の影響もあって、GWにも関わらず雪が多い鳥海山を見ることが出来ました。下のほうが緑になっているので、季節が少し変になっていることが分かるかと思います。
これを撮影したのは、なんでもない県道だったのですが有名撮影ポイントなのか、数人のおじさんカメラマンさんがいました。その中でフィルムで切っていたのは自分だけでした。
少しマゼンタがかかっているのが、Velvia100らしい写り方ですね。この微妙なマゼンタが好きじゃない人はエクタクロームやVelvia50に行くのかなと思ってます。フィルムをメインにやっているときは、貧乏学生だったのでVelvia100の写りが染みこんでいたり・・・
鳥海山と羽越本線を記録できる有名撮影ポイントにも訪れました。撮り鉄の端くれとしては、この有名お立ち台に立ち寄らないわけにはいかないと思って、2本だけ列車を狙いました。流石に超有名なだけあって美しい景色を撮ることが出来ます。
続いて、秋田港での放置されていたブルートレインを記録したものです。ちょうど、この撮影の年に解体ということで少し話題になりました。そんな噂が立ち始めた頃だったので、この時に撮っておいて本当に良かったと思っています。秋田港のシンボル的なと一緒に
リバーサルフィルムは、光線が良くない状態で撮影すると難しいという良い例です。露出を空に合わせるか、車両に合わせるか迷いつつ空に合わせましたが、高コントラストのVelvia100ではブルートレインは真っ暗になります。昔のカメラマンは、天気が悪ければカメラを構えずに終わるなんて聞いたことがありますが、ちょっとだけ理解しました。
まとめ
人生初めての愛車での東北旅行ということで、たくさんカメラを持っていったうちの一つですが、貴重な光景や美しい景色をリバーサルで撮影することが出来てよかったです。ただ、光線状態が良くないとデータ化する際に、かなり影響が出るなと思いました。それにしても、リバーサルで撮影する雪山・・・良きでした。最近は、値段高騰して使っていないフィルムですが、データ化すればするほど再びやりたくなります。
P.S
前回はVelvia50で撮影した写真をまとめました。PENTAX645と67を両方持っている珍しいタイプですが、個人的にはやっぱり67が好みです。