こんにちは、潔く銀です。今回は、2021年11月頃に使用したVelvia100をデータ化したので、記事にまとめていきます。今回、使用のカメラはCanon New F-1です。
今回使用するカメラ
今回は、2021年11月上旬頃にCanon New F-1にて消費したVelvia100になります。この時は、日帰りで奥出雲おろち号の撮影に行くという無茶苦茶な計画を立てて訪れました。紅葉シーズンの木次線を見ておきたく、2023年には引退が発表されていたので先取りする形で撮りに行きました。
この時、ちょうどCanon New F-1のモータードライブを譲っていただいた関係で、テスト間隔でNew F-1を使用していました。使用したレンズが少しうろ覚えになりつつあるので、記載している機材がもしかしたら違うかもしれませんが、記事にまとめていきます。
撮影した写真
木次線に訪れて最初の一枚になります。紅葉の時期には少し早い出雲**駅で記録しました。往路はトロッコ側が先頭に立つので、風景と一緒に撮影していきます。
客車を少しアップで記録しました。この135mm F2.5はカビの生えているレンズなのですが、そこまで写りに影響がなくちゃんと解像してくれます。データ化しても車体に書かれた小さい文字が分かるほどなので、良いレンズだなぁと思いました。
追っかけ途中で記録した一枚です。たまに、SNSでも見かけるポジションですが、景色と車両のバランスが好みの一枚を撮ることが出来ました。紅葉シーズンとあって、お客さんはかなり多かったです。
DE10がやっぱり好きなので、DE10と紅葉がしっかりと写る構図で後追いしました。青と白のド派手なカラーリングがかなり好みで、この車両はアップで撮影することも多かったです。
フィルムがVelvia100なので、かなりマゼンタに流れます。フィルムスキャン後は、出来るだけ原版に近くなるように編集はしておりますが、木の色見等を完璧に再現するのは難しいです。
おろちループの途中から木次線を見れるポイントで、色づく山の中を駆け抜ける奥出雲おろち号を撮影しました。この場所の紅葉がかなり良い感じで、見頃シーズンに来てよかったなぁと・・・そして、安定感のあるNFD 50mm F1.4は本当に良い写りをしてくれます。
逆光ですが山影になるループを駆け抜けていくところもレンズを変えて記録しました。黄ばみに加えて、光学系に曇りがある個体なので、逆光になるとコントラストが少し低下するのですが、高コントラストなフィルムを使用している影響で見れる原版にはなりました。
復路は、1発目失敗してしまったため、2発目からになります。有名撮影ポジションにて、編成撮りを・・・おろち号はDE10が先頭がやっぱりかっこいいので、車両が大きく写せるポジションを選定しまいます。
3発目は、川沿いを走るポイントで記録しました。レンズを変える暇がなかなかないので、
24mmを久しぶりに使用しました。この時の機材システムは、広角から標準域のレンズが異常に少なかったため、New FD 50mm F1.4をSONY α7IIに取り付けてました。そのため、仕方なく24mmを使用しました。この頃、愛車だったZC32Sと絡めて撮ったので、今となっては良い記録になりましたが(笑)
最後、ある日の1063レで余ったコマを消費しました。これぞ、青空が綺麗だったので大きく写す構図で記録しましたが、Velvia100らしいカラーが出てくれました。あと、ED76の赤色の出方が好み過ぎて、やっぱりVelvia100だなぁと思いました。
まとめ
この日が自分にとって奥出雲おろち号の最後の撮影になりました。フィルム時代から走っている列車なので、フィルムでも記録しておきたいと思っており、この時に色々と記録しておいてよかったと思っています。今やフィルムは道楽になってしまい、現像代等も含めると、コマ単価は100円を余裕で超えてきます。このおろち号の撮影では、Canon New F-1のモータードライブのテストも兼ねていたので、思いっきり連写で撮影したりもしていました。今は、1秒間シャッターを切っただけでも恐ろしい金額になるので、なかなかできません。そんな撮影もすることが出来たので、色々と思い出がある撮影となりました。おろち号の引退時期には、木次線に行くことはできませんでしたが、この車両のおかげで木次線沿線を知ることができ、楽しませてもらったので感謝です。次は、おろち号引退後の木次線を訪れたいところです。
P.S
何気にフィルムをまとめた記事も20件を超えるようになってきました。フラッドヘッドスキャナー導入後、ちょこちょことデータ化を進めております。フィルムの記事がアクセス数を稼ぐようになれば、またフィルムで撮ってみようかな・・・(笑)
過去のフィルム記事に興味ある方は、こちらのカテゴリーから見てみてください。