変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

FUJIFILM PROVIA 400Xを使ってみた[1本目]

こんにちは、潔く銀です。今回は、2022年2月頃から6月頃に使用したVelvia100をデータ化したので、記事にまとめていきます。今回、使用のカメラはCanon New F-1です。

 

 

 

今回使用するカメラ

今回は、2022年2月頃から6月頃にCanon New F-1で消費したProvia400Xになります。モータードライブを所持してから、時々馬鹿でかいシャッター音が聞きたくなり、定期的に使用するようになりました。重たいしコマ単価も高くて、正直コスパが悪いのですが使用期限が過ぎたProvia400Xがまだ残っていたので、消費しておきたく使用しました。かなり期限が切れてるので、色味が怪しいところもありました。しかし、高感度リバーサルは今となっては貴重なので、このフィルムらしいところが撮れたらいいなという感じで使ってみました。

 

 

撮影した写真

Canon New F-1 + FD 100mm F2.8 S.S.C

 

フィルムを最初に入れての一枚は、ある日の8057レに充当された銀釜からでした。原板からマゼンタに被っており、どちらかというと緑、シアンが強く出るイメージだったので、期限切れになるとこういう傾向になるのかと思いました。

 

 

 

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C


50mmは原点にして頂点、撮影の仕方では広角っぽく見えるし、望遠っぽくも見える不思議な画角です。この時は、ちょうど野焼き直後の阿蘇を訪れたときの一枚です。このカットもめちゃめちゃマゼンタに被っており、全然違う景色になっていました。この時のデジタルでの写真と比較すると全然違います。管理人はVelvia100で育った人間のため、デジタル現像する際もVelvia100をイメージしていつも編集をしています。

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Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

 

この日は、少し晴れているものの二重峠などは野焼きの最中で、ヌル晴れ状態のときに記録したものです。赤い普通列車なら目立つなぁと思ってシャッター切りました。車体の赤は綺麗に再現しているのに、空は相変わらずマゼンタが被っている状態・・・

 

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

 

野焼き直後の阿蘇山を二重峠から記録しました。デジタルだと全くつまらない画でしたが、フィルムで撮るととても面白い感じになりました。柔らかい斜陽が出ていたので、少し赤い感じではありましたが、強調されてかなり趣深い感じになりました。デジタルはWBが取れすぎてるんでしょうね・・・最近は、彩度高め&コントラスト低めが流行りなので、フィルムはトレンドにマッチしてそうです。下記リンクは、この日の撮影日記になります。

2022/03/05 豊肥本線を撮る - 変なカメラ好きの写真徒然日記

 

 

 

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C


今回のフィルムの一番の見どころ、晴れ全開で豊肥本線を走る車両たちを野焼き直後の阿蘇と絡めた写真たちです。今となっては、豊肥本線を走ることが滅多にないキハ147と記録しておいたのは、過去の自分をほめたいところです。天気の状態でリバーサルの仕上がりは大きく変わりますね。

この日のデジタル撮影分での撮影日記を載せておきます。フィルムとデジタルでは全然画が違います・・・。ただ、この日は本当に天候に恵まれた一日でした。

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Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

 

ななつ星が立野を走ることがしばらく無さそうだったので、日の出前の豊肥本線を撮影しに行った時のカットです。デジタルメインで記録するつもりでしたが、RXP400がNew F-1に入っていることを思い出して、無理やり撮ってみました。レンズは所有しているFDレンズの中で一番明るいF1.2のレンズを選びましたが、F2まで絞っています。PROVIA 400Xは、名前の通り感度400のフィルムなのですが、実感度は320ほどしかないので、厳しい露出条件の時は少し明るめに撮影するのが良いです。

 

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

 

この日は、阿蘇駅に止まるななつ星を記録しました。入れ換え灯が点灯しているDF200 7001を撮りましたが、やっぱりフィルムで撮影するテールライトがたまりません。普通の記録写真なんですが、デジタルとは一味違う写りをしてくれるので良いですね。

 

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

Canon New F-1 + FD 55mm F1.2 S.S.C

 

適当にななつ星をスナップした写真も載せておきます。シャッター切りたいだけで撮った写真ですが、どこか温かみがある画になってくれるのがフィルムの魅力ですね。あと、時代が少し遡った感じになり、平成初期からななつ星は走っていたのではないかと思ってしまいますし、違和感もないですね。最近の列車は、全てLED化になりつつあるので、フィルムで撮影するとどういう感じになるのか気になるところです。

 

 

まとめ

全体を通して、マゼンタに被る傾向でした。特にシャドウ部とハイライト部に顕著に出てくる傾向で、写真が全体的に怪しい雰囲気になりがちでした。期限が切れてないフィルムは、もっと緑が強く出るイメージだったんですが・・・でも、嫌味な退色じゃなくて良かったです。

学生の頃に高感度リバーサルが絶版になるということで、とある店の在庫を買い占めたのですが、それも残り1本になってしまいました。最後の1本は、伯備線撮影時に使おうかな・・・

 

P.S

ブログを開設した時期から消費したフィルムは、時々データ化してアップしています。他にも公開していますので、フィルム好きの方は見て頂けるとモチベーションアップに繋がります。

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