変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2023/05/06 舞鶴のとある廃墟を訪れる。その2

こんにちは、潔く銀です。この日は、大学時代の写真部のメンバーで集まり、舞鶴にある有名な廃墟を訪れました。場所は、舞鶴工業高等専門学校の近くにある廃墟です。

 

www.yuseiphotos.work

 

この日の1発目の廃墟は、覆土式弾薬庫を訪れました。今回の記事でまとめる廃墟は、第三火薬廠跡と言われており、その1でまとめた廃墟と関連するものです。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

近くにある消火栓に、この建物が旧海軍のものである証がありました。先輩の話によると、この場所は長年草木が生い茂って入ることが難しいようです。ただ、この日はちょうど草刈りされた後のようで、足元がしっかり見えて撮影には適していました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

というわけで、さっそく建物の中を記録していきます。昔は落書きが無かったらしいですが、少し前から出現したようです。入りやすい時に、若者が侵入にして書いたのでしょう。なぜかパイプ椅子がありましたが、1年前の記事を見ているとパイプ椅子はなさそうでした。不法投棄でしょうか・・・

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

時々見えるダクトが何に使われていたのか不明ですが、簡素な造りの建物だけに他用途への流用もあったのではないかと思われます。おそらく立地の悪さが残った原因なのかなと感じました。

 

SONY α7III + FE 85mm F1.8

 

後輩が純正85mm単焦点レンズを持ってきていたので借りてみました。このレンズは、ボケがとても綺麗で立体感ある描写がGoodでした。価格もそこまで高いレンズではないので、この1枚を見て購入ありかもしれないと思ってしまいました。。。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

少し回り込んで崩れかけたダクトを・・・宙ぶらりん状態でいつ崩れてもおかしくない状態でした。これぞ、廃墟という感じ。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

こちらは奥側にある建物です。手前側は入りやすかった故に落書きがたくさんありましたが、奥は落書きが無い状態でした。昔は、木の扉があったらしいですが今は腐敗して写真のように崩れております。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

一番奥にある建物の中には謎の器具が置かれていました。戦時中の建物のためか全ての建物が簡素で機能的な造りになっている気がします。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2

SONY α7III + FE 28mm F2

 

少しアップで記録してみましたが、全然何に使われているかわかりません。軸が回って三角の部分が上下に動くのかな?とか思いましたが、パっと見では全然わかりませんでした。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

裏からの全景になります。まだ、こちらは若干扉が残っており、窓枠も結構残っていました。日当たりとかが影響しているのでしょうか。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

次は道路側から撮影。当時の面影は少し残っているのではないでしょうか。この建物は草木が切られる前は入りにくかったのか、落書きされておりませんでした。8割くらい扉が崩れていますが、なんとなく当時の面影が見えます。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

山奥のほうに進むと、小さい建物が一つありました。これも、第三火薬廠跡に関連する建物です。中は不法投棄されたであろうゴミが結構入ってました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

さらに奥に行くと橋のような建造物が出てきました。どういう意図で造られたものか全くわかりませんが・・・この場所もたくさんの倒木があったらしく、入るのが大変だったようですが、手前の建物同様で綺麗に整理されておりました。この写真でも切られている木があるように、意図的に切られている気がたくさんありました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

奥に進んでいくと番号392がふられた建物が出てきました。先輩に言われるまで気づきませんでしたが、この建物は迷彩柄になっています。何かの汚れかと思ったのですが、意図的にしているようです。戦時中の建物であるのが良く分かります。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

この建物の窓は、木ではなく鉄製のものがはめ込まれてました。この窓を覗いてみると・・・

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

中には水が溜まっており怪しげな雰囲気が漂ってました。この建物も簡素な造りですが、鉄製の窓になっていたり、手前の造りとは少し違っていたので、用途が違うのでしょうか。気になるところです。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

最後にもう一つある建物を軽く撮影。この時には、カメラの充電が切れてしまい奥の建物はあまり撮ることが出来ませんでした。こっちの建物ほうが劣化が少なくて良かったですが、既に長い時間いたのであまり撮らずに次の場所に行くことにしました。

というわけで、22枚も貼ってしまった長い記事になりましたが、最後まで見て頂きありがとうございます。万が一、ここに行かれる方がいましたら、蛇が出るので長靴などのしっかりとした装備で行くことをおすすめします。

 

次は、舞鶴赤レンガパークに行くことにしました。この日の撮影は続きます。

 

P.S

廃墟・遺構は個人的に好みだったりするので、稀に訪れます。自分の中で印象に残っているのは愛媛県にある別子銅山の廃墟です。興味あれば、こちらもぜひ。

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