変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2023/05/06 舞鶴のとある廃墟を訪れる。その1 

こんにちは、潔く銀です。この日は、大学時代の車好きの元写真部で集まろうということで、京都・舞鶴に現地集合することにしました。そして、先輩に連れられて廃墟を訪れました。

 

4月某所にて、写真部時代の先輩・後輩に会う機会があり、飲んだ際にGWに愛車自慢するためにオフ会しますか?という流れになり、まさかの京都・舞鶴にて現地集合することになりました。トップ写真は、今回のメンバーの車です。見ればすぐに車好きの集いなんやなとわかるかと思います(笑)

今回、先輩が廃墟好きということがあり、舞鶴にあるオススメの廃墟を案内していただくことになりました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

訪れたのは、旧海軍第三火薬廠 覆土式弾薬庫「二重倉庫」です。ここは、戦争時代に使われた遺構であり、今でも山奥にひっそりと残っています。ちょっとした山道を歩いて行った先に、いきなりコンクリートで出来た壁が出てくるので、その異様さに驚きます。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

今回は、魚眼レンズを持ち込んでいたので、思いっきり広角で中を写しました。外は雨で湿気があり、蒸し暑い日だったのですが中は冷んやりしていて涼しかったです。奥の方には鉄窓の通風口が2つ見えました。ちなみに、肉眼ではほとんど何も見えてないです。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

不法投棄の後でしょうか。入り口にはホイールカバーや、謎のバイクが捨てられていました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

この建物が特徴的なのは、二重構造になっているこの構造。万が一、敵からの攻撃を受けても中の火薬を守られるような構造になっています。ちなみに、覆土式というのはさらに外側に土を覆い被せていることを言うようで、敵に見つかりにくいように工夫がされていたようです。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

この廃墟の近くには、なぜかセルシオの廃車があります。どのような経緯があって、ここに捨てられたかわかりませんが、10年以上は放置されていそうでした。エンジンルームから出てきた草木が良い味を出していました。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

もう少し奥の方に行くと乾燥場と言われる遺構である。ちょうど、花が咲いていて廃墟にしては華がある写真になりました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

SONY α7III + FE 28mm F2

 

このダクトは一体何に使われていたのかわかりませんが・・・この辺は工場らしいところだと思います。この工場ですが、歴史を少し調べたりしていると暗い話題が出てきます。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

窓から射す光がかなり良い雰囲気・・・そして、この荒廃した薄暗い建物の中でいきいきと育っている草木に思わずカメラを向けてしまいました。

 

 

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

444と怪しげな番号が記載されていますが、これはGHQにより管理するためにつけられた番号のようです。各々の建物に番号がつけられていました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2 + Fisheye Converter

 

扉が劣化して建物の下に倒れてました。木製の扉に時代を感じますが湿気対策のために通気性が良い素材である木が使われたのかなとも思いました。

 

SONY α7III + FE 28mm F2

 

ちょこちょこと花が咲いているところが、今回の廃墟撮影では良い雰囲気出しておりました。廃墟は、荒廃した暗い雰囲気の写真になりがちなのですが、花のおかげで少しやわらかくなったかなと思います。また、今回の建築物は戦時中関連の遺構になります。今、このような写真が撮れるということから、現代の日本が平和であることを少し感じてもらえたらと思います。

 

この日の撮影はまだまだ続きます。次も同様の廃墟になります。

 

P.S

廃墟の撮影はいつ振りだろうかと調べてみると、当ブログ開設からはほとんど記録したことがありませんでした。。。鉄道遺構や廃線が多いので、意外とこういう廃墟は初めてでした。少し遡ると旧ブログまで遡ることになりました(笑)

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