こんにちは、潔く銀です。この日は、小樽から宗谷岬を向かう際中に、増毛町を通った際に留萌線・増毛駅に立ち寄ってみました。
20時ごろに新日本海フェリーで小樽港に到着し、そこから国道231号をひたすら通って北へ向かっている最中に増毛町を通りました。その際に、たまたま増毛駅を発見・・・そういえば、増毛駅は廃止になった駅だなと記憶にあったので、記録しておこうと思い立ち寄ることにしました。この時、既に23時半頃になっており、辺りは静けさに包まれていました。
この車止めを見たときに、留萌線の最終営業運転日の写真を思い出しました。線路周辺にフェンス等が全くない終着駅があるんだと驚いたことが印象的でした。この車止めが終着駅間を出してて良いですね。
駅舎の雰囲気が非常によく、味がありました。しかし、この駅舎は留萌線廃止後に再整備されており、開業当時の姿に復元しているようです。やはり、駅というのはその街でも重要な要素であることが分かります。
増毛は「ましけ」と読みますが、由来はアイヌ語の漁獲量がとても多い場所の意味であるマシュキニや、かもめの多いところの意味であるマシュケからきているとされているようです。北海道の地名によくあるパターンの由来でした。
訪れた時間帯が夜だったので、ギャラリーを見ることが出来ませんでしたが、素敵な写真がたくさん飾られていました。雰囲気も良さそうだったので、ドライブ旅行などの休憩にはもってこいかなと感じました。
ホームと車止めは、廃線当時のままの姿を維持しているようで、今にも列車がやってきそうな雰囲気でした。また、この日に限って天気が非常によく、満天の星空が出迎えてくれました。ある程度、良い雰囲気の写真を撮ることが出来たので、眠気と戦う羽目になる前に、今宵の目的地である宗谷岬を目指して走ります。
留萌より北は24時間コンビニはほとんどなく、食料や飲み物の確保が難しくなるので閉店間際のセコマで買い出しすることに・・・自分のソウルフードである焼うどんを確保しました。深夜ドライブするときは、お腹が膨らむと眠たくなるので出来るだけ空腹で移動するのですが、流石に少しお腹が空いたので食べました。仮眠をするか検討しましたが、この日はフェリーで眠れたので余裕がありました。
自分でも馬鹿だとは思うのですが、朝の4時には宗谷岬に到着することが出来ました。所要時間は8時間ほどかかりましたが、車を走らせている時間は6時間半くらいかと思います。フェリー到着から一気に宗谷岬はなかなかいないかなと思いますが、今回の目的は北海道を南北に横断なので、少し無茶をして移動しました。かなり達成感があり、ドライバーズハイになっていたので、寝付くことに時間がかかりましたが気温17度と過ごしやすい気温だったので眠ることが出来ました。関西・九州だとこの時期車中泊は考えられませんが、北海道・稚内であれば余裕です。
ひとまず、ここで宗谷岬で仮眠をとり、翌日から襟裳岬を目指してゆっくり南下していきます。
続きます。
