こんにちは、潔く銀です。展覧会「人生の座標」を無事に終えました。今回の会期中に感じたことを少しまとめようと思います
大学時代の先輩からお誘いいただき、今回の展覧会に出展しました。テーマは「人生の座標」ということで、テーマに沿った展示方法にしようかとか色々と考えたのですが、かつて学生時代に使用したギャラリーでかつおそらく同大学関係者が多いのでは無いかということもあり、学生時代と同じ展示方法を選びました。毎度ながら展示方法に拘らずチープな額装で、純粋に写真を見てもらえるようにしました。なんなら、学生時代に使用していた額を使ったり(笑)
写真をぱっと見ただけで、あの頃と全く変わらないや成熟したなどのコメントを受けて嬉しく思いました。
熊本にいるため、搬入と土日だけしか在廊することができなかったのですが、先輩・後輩、大学時代の友人などなど、多くの人に再会することができて、たくさんの今の座標を知ることができました。これも展覧会の力だなと改めて思いました。そして、座標と座標をつなげて、線や円になっていく様を見るのは感慨深いものがありました。
また、展覧会を行う意義を再認識しました。社会人になり写真を撮る時間がなくなってしまったり、展覧会まで形に出来る自信がないという声もあったり、実は学生時代は写真を撮るのが趣味ではなく展覧会を行うことがモチベになっていたのではないかと社会人になり思う人がいたり・・・展覧会という場を設けたい人はたくさんいることを感じました。そして、人の心を動かすことはさらに難しい。今年、2回の展覧会を経て強く感じるようになりました。
写真を見せる場はこのブログが今は中心になっています。つい先日、メールでこのブログに対する嬉しいお言葉をいただき、それがモチベーションになっていたりします。ただ、生の声を聞ける展覧会は非常に魅力的でした。自分の目標には、いつか個展をしてみたいというものがありますが、もっとたくさん実績を積んでからしたいなと考えております。今の座標をもっと強くしたいところです。
上のリンクは、主催者の手記になります。この展覧会の意味、思いが綴られています。自分は、主催者の後輩になりますが、当時から変わり者・・・いや人格者で幅広く活動されている凄い人でした。所属団体は違ったので直接の先輩ではないのですが、趣味・嗜好が同じで、また目標でもあったので今回声をかけていただき嬉しかったです。そして、展覧会の場を与えていただき、まだ芸術家で居させていただいたことに感謝しています。
手記はとても感動しました。出展者側にいることができたことを光栄に思います。今回の展覧会に興味がある方がいましたら、ぜひ読んでみてほしいと思います。
最後に今回出展した作品を紹介します。タイトルは「世界座標が変わっても、やることは変わらない」です。どこに居ようとも、時代が変わろうとも相変わらず写真はやめらいです。興味があれば、作品紹介ページをアーカイブとして残すので、、こちらもぜひ見ていただけたらと思います。
会期中の1週間は、どこか祭りのような感じで面白かったです。今は少し寂しさを覚えながら仕事に取り組んでいます。また、次の座標に向かって走り続けようと思います。
それでは！
