こんにちは、潔く銀です。7月に帰省した際に阪急伊丹線を撮影したのですが、ここ2年でガラッと変わったので少しまとめてみることにした。
今年の5月に阪急3000系が正雀に回送され、阪急から3000系という形式がなくなりました。自分の誕生日に回送され、伊丹線と何かと縁があるなと思いました。過去の鉄道写真を見てると、実家や祖父母の家から近いということもありかなり阪急伊丹線の写真が多いです。
ちょうど1ヶ月前に帰省した時も100周年記念HMがついているということで、阪急伊丹線を訪れることにしました。慣れ親しんだ車両がいなくなり、新しい時代がきたなぁと感じたので、ここで今走っている車両をまとめてみようと思います。
以下、現在の伊丹線の編成表です。
- C#5118 - C#5676 - C#5655 - C#5113
- C#6004 - C#6504 - C#6694 - C#6154
- C#6008 - C#6508 - C#6698 - C#6158
- C#6012 - C#6512 - C#6692 - C#6162
- C#7034 - C#7154 - C#7035 - C#7155
- まとめ
C#5118 - C#5676 - C#5655 - C#5113
長年、伊丹線予備車として活躍してきました同編成。2018年に車両不足で代走で一時期運用に入り、2019年に6050F(現在7090F)が今津線に転属したことをきっかけに伊丹線に完全に転属しました。今、ちょうど1年ほど活躍をしています。
5118Fの顔は、今津線時代は中間車だったのであまり見れるものではありませんでした。密連式の連結器を装着しており増結用のフックも取り付けられてる顔は阪急の中でも異端の存在でした。阪急全車両の中でトップクラスに好きな顔です。
5113Fは非常にシンプルな車両で、最近の伊丹線の編成の中ではすっきりした車両になっています。編成全体で見るとパンタグラフが1基しかなく、5118F側についているので余計にそう見えてしまいます。
この編成は、アイボリーがなくかつ前照灯も更新されていないため貴重な存在となっています。ただ、最近6001Fが伊丹線に来るのではないかと噂されており、この車両もいつまで伊丹線にいるか分かりません。
ちなみに、本文ではC#と打つのが面倒なので語尾にFをつけていますが、阪急ではC#が正式のようです。
C#6004 - C#6504 - C#6694 - C#6154
2018年7月ごろに宝塚線から伊丹線に転属され運用を開始した6004Fです。伊丹線では2本目の6000系となります。あまり撮影する機会がなく、6154F側の写真は上の一枚しかなく縁が少ない車両なのだなと思いました。
宝塚線の6000系が伊丹線に転属してくる際、8連から4連にしないといけないのですが両端2連ずつ抜いてくると全てモータ車になってしまいます。そこで、片方2両のモータを抜くという大改造が施されています。また、モータ車から付随車に変更されたということから、コンプレッサと補助電源用に電源供給しないといけないためパンタグラフが1基残されています。阪急全編成でも珍しい4連で3基のパンタグラフを積んだ編成となっています。
宝塚線から伊丹線に転属してくる6000系は全てこの改造が施されています。
C#6008 - C#6508 - C#6698 - C#6158
現在は、伊丹線に入ってきた最後の6000系となっている6008Fです。6008Fは、宝塚線で10連対応している車両だったため、前面窓下に転落防止幌設置用フックが取り付けられています。少し特徴的な車両が来てくれて少し嬉しかったことを覚えています。
6008Fは、8両編成固定の6000系最後の編成であり、7000系トップが新造されてから半年後に作られた車両になります。後から製造されているといっても既に40年経っている車両なので、かなり歴史は長いです。
C#6012 - C#6512 - C#6692 - C#6162
次に6012Fです。宝塚線から伊丹線に最初に転属してきた6000系になります。転属時期は2018年1月頃で、全く予想していない展開でかつ、前述した4連化する際に施された大改造と驚きだらけの出来事でした。そして、6000系がやってきたことにより1000系増備で溢れた6000系が伊丹線に来る流れが予想でき、玉突きで3000系の終止符が見えてきました。そして、この転属から2年後に最後の3000系の3054Fが引退しています。
6012Fは、元々6両編成で新造されており神戸線を走っていました、宝塚線8連時代は2200系が中間車に2両加えた編成でした。伊丹線に転属する際に2200系を廃車にし、6012Fの中間付随車は神戸線の7016Fに現在は組み込まれています。
また、先頭車に小窓がない編成で伊丹線にきた他の6000系とまた違う見た目になっています。
色々と調べていると、6000系の宝塚線から伊丹線への転属は2200系の淘汰することも目的として入っていることが推測できます。6012Fが伊丹線転属してから元2200系の車両たちは色々と動きがありますからね。
6000系の動きとかを持った細かく知りたい人は、下のリンクの記事とか参考になると思います。
C#7034 - C#7154 - C#7035 - C#7155
2016年夏頃から伊丹線の運用につき始めた7034F+7035Fです。2016年のダイヤ改正で10両編成の運用が減ったかつ3100系(3101F)が運用離脱した経緯から伊丹線にやってきました。ずっと、3000系しかいない伊丹線を見てきた自分にとって、日常的に7000系が走り始めたのは違和感を覚えました。また、そんな時代が来たのかと思いました。
増結編成2つを繋いでいるため、1編成に4両で4基のパンタグラフがついています。3000系は基本的に2基しかついていなかったので撮影しやすかったのですが、4基もパンタグラフがあるので非常に撮影がしにくくなりました。見た目はいいんですけどねぇ。
ちなみに、7000系は阪神淡路大震災の時に伊丹線に来ていたので、初運用ではありません。7035Fは、阪神淡路大震災の時に5200系の代走として7024Fと組んで運用していた経歴があります。色々と調べていると、塚口駅構内の急カーブが空気ばね台車の車両は難しかった経緯があってコイルばね台車の3000系で統一されていた時代が長かったとか・・・なので、7034+7035Fは神戸線を走る7000系とは違う調整がされていることが予想されます。
伊丹線に来てから4年目になりますが、現在の伊丹線では伊丹線に定着してからは一番長い車両でかつ一番新しい車両という感じになっています。なんだか不思議ですね。
まとめ
2016年の7034F+7035Fの伊丹線の転属をきっかけに、3年間で6004F,6008F,6012Fの6000系3本、予備車ではありましたが今津線の5118Fの転属と伊丹線の車両は大きく変わりました。6000系の大改造からして、しばらくは6000系の時代が来そうです。
噂の6001Fが伊丹線の転属してきて5118Fが伊丹線から退いて、伊丹線の新時代の到来かなと思っています。長かった3000系のみの時代から6000系・7000系の時代になっていくのかなと思います。
個人的には、5118Fにいつまでも伊丹線運用に入ってもらって、3種類の形式で運用について欲しいなぁと思います。というか、少し前まで4形式も伊丹線に入線してたことが異例な時期でしたね(笑)
たまには、阪急電車について調べてみると面白い発見が色々とあります。また、伊丹線に変化があれば記事にしたいと思います。それでは!