変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

掘り出し物? Tamron SP 70-210mm F3.5(Model 19AH)を購入

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こんにちは、潔く銀です。久しぶりにレンズを購入したので紹介していきたいと思います。今回はTamronのアダプトール系のレンズになります。

 

約1ヶ月前ほど前に関西に帰った時に、馴染みのお店に立ち寄る機会がありました。そこで見つけてしまった格安レンズ!カビも生えていないし、ピントリングも動くので即購入することにしました。まぁ、もし片ボケとかあっても元々付属しているアダプトールのパーツで元が取れると判断したので即決したのもあったりなかったり(笑)

 

最近、Tamronからは70-210mm F4というレンズがラインナップに加わりました。約20年ほど前からこれまでは、70-200mmというズーム域がスタンダートだったんですが、昔は70-210mmというズーム域の方が多かったです。

 

www.tamron.co.jp

 

上のリンクは、Tamronの製品ページになります。発売期間は1984〜1999年であり、かなりのロングセラー商品になります。この発売期間の間には、AFの70-210mm F4なども登場していたりするので、このレンズがいかに長い間売られていたかが分かります。

モデル名もこのレンズだけ、「H」が入っており特別感があるように感じましたがどうなのでしょうか・・・気になるところです。

 

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iPhone 11 Pro

 

 というわけで外観の写真を貼っていきます。年代物になるので、それ相応の傷はあります。このレンズの生産時期はいつか分かりませんが、製造番号が結構綺麗な数字なところからかなり初期の頃じゃ無いかと思っています。

ズームリングのラバーが時代を感じさせるのですが、このモデルは他の同メーカのレンズと違って造りが良いです。直進式のズームレンズなのですが自重で落下することがなかったりします。

 

 

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iPhone 11 Pro

 

この右の部品だけでも使えたら良いと思って買ったのですが、触っていると思っているより使えそうなレンズでした。アダプトールは何種類か持っているのですが、フィルムカメラキヤノンのカメラが多いので装着するならF-1とかで使うことになりそうです。

マウント部は年代の割に綺麗で、あまり使われていなかったレンズだったのではないかと思います。こういう古いレンズで、あまり使用されていないのにカビが生えていないレンズは、しっかり精度が出ている印象があります。過去に紹介したTamron 90mm F2.5(Model 52BB)もボロボロのジャンクコーナーでカビが生えていなかったレンズで写りが非常に良かったのを思い出しました。

 

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iPhone 11 Pro

 

フィルムカメラで使っても良いのですが、今回はすぐに写りを見たかったのでいつものようにマウントアダプターに取り付けて、SONY α7シリーズで試し撮りをすることにしました。今回もいつものマウントアダプターを使います。

最初の試し撮りは、次に記事に書く予定の三角線から使用しました。この記事を先に書かないと時系列的におかしくなるので慌てて書いていたり・・・(笑)

  

 

 

 

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SONY α7II + Tamron SP 70-210mm F3.5(19AH)

 

最初にレンズにとって一番厳しい条件である逆光の写真から載せます。最近は、カメラの性能が上がってしまい古いレンズでもそこそこ写っているように見えてしまいます。

細かいところを見れば、最新のレンズとは違うところがはっきりとわかるのですがブログ程度ならばあまり分かりません。ということで、問題点があるところを拡大します。

 

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こういう厳しい条件で古いレンズなので、出てしまって当然なのですが収差がはっきりと写っています。絞りはF5.6にしていたのですが、かなりくっきり出てしまいました。

個人的な感覚ですが、1枚目の背景のボケ方とかは昔ながらのズームレンズだなぁと思うところがあり、味がある描写になっていて現像に仕方を変えれば面白い一枚になるのではないかと思っています。

 

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SONY α7II + Tamron SP 70-210mm F3.5(19AH)

 

 次に、順光で撮影をしてみました。条件が良くなれば、このレンズもかなりの描写を見せてくれます。今回はSONY α7IIを使用してテストしているのですが、なかなか良い雰囲気の色味で写真を出してくれます。ほとんどストレートで現像をしています。

これだったら、リバーサルでも使えるのではないか・・・もう少し味のある一枚が取れるのではないかと、この画を見た時に思いました。

 

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SONY α7II + Tamron SP 70-210mm F3.5(19AH)

 

抽象的な画も撮影しました。ポエムなんて付けたりすると、インスタグラムとかで見そうな写真ですね。個人的には気に入ってますが・・・

F8で撮影しているのですが、周辺光量落ちが結構あることがわかります。まぁ、これを味と捉えるかどうかというところです。もう少しテストしてみないといけません。開放値とかだとどれくらい落ちるのか・・・いずれ検証しないといけません。

 

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iPhone 11 Pro

 

というわけで、少しだけ持ち出してテスト撮影した結果を少しだけ紹介しました。次に更新する予定の撮影日記では、SONY α7IIで撮影した写真を載せていく予定ですので、このレンズに興味のある方は次の記事もぜひ見て頂けたらなと思います。ちなみに、このレンズを調査しているとTwitterでFFの人も紹介していて少し嬉しかったです(笑)

 

面白いことにTEFNON 70-210mmも所有しているので、そのうち比較してみても面白いかもしれませんね。なかなか、古いズームレンズを持ち出すことはありませんが・・・

 

 

というわけで、久しぶりのレンズ購入報告でした。それでは!

 

P.S.
過去に紹介したTamron 90mm F2.5(Model 52BB)の記事もお時間があればぜひ!

www.yuseiphotos.work