こんにちは、潔く銀です。この日は、旧国鉄宮原線廃線跡を訪れた後に、以前から訪れたかった豊後森機関庫に訪れることにしました。
旧国鉄宮原線廃線跡を少しだけ堪能した後に、ドライブついでに久大本線の豊後森駅に近くにある旧豊後森機関庫を訪れました。
ここには、静態保存されてる蒸気機関車9600型29612号と扇形機関庫と転車台が残っているので、存在を知ってから訪れたい場所でした。少し前には、プレートに「無限」の文字が入っておりました。流行り物なので、記録しておきたかったですが、もう取り外されている状態でした。
まぁ、機関車も良いですが、機関庫がそのまま残っているのも良いですね。今は、九州唯一の扇形機関庫のようです。
昭和9年(1934年)の久大本線全線開通とともに完成して、1971年に機関区が廃止されましたが、2021年現在まで保存されている貴重な建物です。
1971年に機関区が廃止になったのは、ディーゼル機関車への移行が進んだためです。DD51とかでしょうかね・・・廃止時には、宮原線で使用されていた車両が、ここに保存されていたようです。意図せず旧国鉄宮原線も関連していて驚きました(笑)
ガラスが剥がれている感じが、長い年月経っているなぁと感じさせてくれます。昭和9年から、ここに経っていると思うとすごいなぁと思います。。。
35mmの逆光耐性を見るのも良いなと思ったので、太陽光をガラスに反射させて記録してみました。うっすらゴーストが出ていますが、許容範囲です。
サブカメラには、広角レンズを取り付けて撮影をしました。今回は、CONTAXレンズばかりを使用しています。25mmは、所有しているCONTAXレンズのなかで一番使い勝手が良くて、当ブログでも一番出てきているレンズです(笑)
この日は、天気が非常によかったので25mmの方が良い記録になりました。特に1枚目の転車台と機関庫が写っているのは、今回の記事の中で一番気に入ってます(^^)
次は、35mmの良さを引き出すために、絞りを開いて撮影してみました。周辺光量落ちはあるが、ピントの芯は残っているので、カールツァイスのレンズの良さの片鱗は見えたような気がします。まぁ、個人的な感想ですが、CONTAXレンズの良さはリバーサルフィルムじゃないと出ないと思っています。
そういえば、どこの所属かを表している札で「森」の文字は、初めて見ました。この後は、機関車をジロジロと観察してから、少し引いて撮影することにしました。
今にも走り出しそうな雰囲気で撮りたいなぁと思って、望遠レンズに変えて撮りました。このレンズもヤシコンマウントのレンズです。中古市場でほとんど見ないレンズで、所有しているレンズの中でも、コレクター欲を満たしてくれるレンズだったり・・・
このキューロクという機関車、元々は福岡県で展示されていたもので解体予定だったらしいです。それを修復して、この豊後森機関庫跡に移設した経緯があるらしいです。
最後は、正面から出庫してきたかのように撮影しました。広角で撮ると、機関庫と機関車の距離がかなりあるので、圧縮効果を活かして撮影するとかなり良い感じでした。時間帯も良い時に来たので、満足いく記録をすることができました(笑)
この日は、天気が非常に良くて、そこそこ人がいました。画角内に人が入らないタイミングを待つのが少し辛かったです(笑)
というわけで、前々から訪れたかった旧豊後森機関庫を堪能して、この日は帰路につきました。この日は、最初から最後まで天気が良くて、良い記録ができた1日でした。そういう週末が続けば良いのですが。。。
それでは!
以下、この日撮影した写真をまとめている記事になります。
興味ある方は、見ていただけると嬉しいです。