こんにちは、潔く銀です。旧国鉄宮原線廃線跡の北里トンネルを訪れましたので、撮影した分を記事にまとめていきます。
この日の1週間前に、旧国鉄宮原線廃線跡を初めて訪れて、色々と調べていると廃トンネルがたくさんあるということを知り、まずは北里トンネルを訪れることにしました。
上のリンクが1週前の記事になります。今回撮影した北里トンネルは、前回撮影した場所の近くになります。トンネルが近くにあることを知らなかったので、スルーしていました。
というわけで、今回は北里トンネルをメインに撮影していきます。この日の天気は雨ということで、コンディションは良くなかったです。旧国鉄宮原線廃線跡は、ハイキングコースになっているので、草木が生い茂っているといった感じではありません。ただ、ポツンと人知れず残っているところ姿は、廃線・廃道好きにはたまらないのではないでしょうか。
一応、ハイキングコースなのでトンネルには照明設備があります。照明スイッチと書いている看板は、どれくらい前からあるんでしょうかね。かなり汚れていました。
スイッチを押すと、ブレーカーが上がる音がトンネルに鳴り響いて、ちょっと不気味でした。このトンネルの現役時代は、照明なんてなかったと思いますけどね(笑)
というわけで、中を歩いていきます。昔ながらの蛍光灯で、怪しい感じの雰囲気が漂っていました。夜だったら、絶対に行きたくないですね・・・
トンネルを出ると、絶妙に切り開かれた感じの道が・・・まだ、鉄路がある時は人工林ではないかも知れないので、杉じゃなかったかもしれませんが・・・
次は、通ってきたトンネルを写真撮影してみました。ちなみに、トンネルの上は北里宮原線という道があります。道路を走ってから、この廃線跡を見るととても不思議な感じがします。山道は、線路と並行しているような道に見えないので、なおさら感じます。
ここが、北里トンネルであるという証拠を撮影しました。これは、当時からのものなのかはわからないですが・・・トンネルは、300mほどあるようですね。苔にまみれていて、廃線感があって趣深かったです。
苔はあるもののかなり綺麗な造りだなぁ感じました。調べてみると、1954年に北里駅周辺が開業しており、宮原線の中では比較的新しい区間になるようです。こういう情報を見ていると、他の区間も見に行きたくなります。
比較的綺麗な造りという情報を入れてから、改めてトンネル内を見てみましょう。ということで、来た道をまた戻ります。まぁ、肉眼に近い露出で記録しているので、写真で見るとわかりにくいですが・・・トンネル内は、こんな感じでかなり暗いです。
この部分は、常に水があるからなのかわかりませんが、縦に置かれた蛍光灯がありました。微妙にカーブしているので、光があまり入ってこないため、トンネルの中間部分はかなり暗いです。
今回は、天気が悪かったので、この北里トンネルを一往復するだけにしました。かなり、しっかりと残っているので廃線マニア的には、かなり面白い場所なのではないでしょうか。今の季節は、景色的には少し微妙だと思うので、夏や秋に思い出したら記録しに、この場所を訪れようと思います。
少し長くなりましたが、北里トンネルの記録はこれにて終了です。
北里トンネルを訪れた後は、もう少し他の廃線跡も見ておきたかったので、麻生周辺の遺構に移動することにしました。次は、登録有形文化財の堀田橋梁です。
それでは!!!