こんばんは、潔く銀です。この日は、午後から日没までは、伯備線を走る381系やくもを狙いました。夜は、ホテルにチェックインしたのですが、サンライズ出雲号をどうしても撮影したくなり、延長戦を実施することにしました。
今回の遠征の目的は、スーパーやくも色の381系です。期間限定で混色になっているということもあり、国鉄色より優先度が高く撮影してきました。記録後は、ホテルにチェックインして、近くのラーメン屋で食事を済ませた後に延長戦を開始。狙いは、国鉄色やくもで運行されているやくも25号とサンライズ出雲号です。
撮影するといっても、夜でも撮れる撮影地を知らないので、とりあえず新見駅周辺をうろうろとすることに・・・ちょうど、バルブ撮影をすることが出来そうな場所を見つけたので、今回はそこで記録してみることにしました。まずは、113系から・・・
新見駅で待っていると、貨物列車がいきなり入線してきました。スジ的には3083レでしょうか、新見駅で待機するようで到着後すぐにヘッドライトを消していました。ただ、この場所では撮ることができないので、無理やり切り取ってみることにしました。
所属札の「愛」という文字を見て、岡山で運行されているEF64が愛知機関区所属であることを思い出しました。昔は、岡山機関区に所属しているEF64がいましたが、今は全て愛知機関区所属になっています。
そして、待っているとやってきたのがやくも25号です。停止位置が悪かったので、無理やり1両だけアップで記録しました。新見駅でのバルブ撮影は厳しいことが分かりました。
メインカメラは流し撮りをしてみました。若干手振れしてしまいましたが、許容範囲でしょう。運転士さんが淡く浮かび上がっているところが写ったのでヨシです。車内のシートの倒れ具合とか見ていると、それなりに乗車があったかなと感じました。さすが1時間に1本運行している特急列車だけあります。
この後は、3083レ貨物を先回りして撮影するべく、布原駅を目指して車を走らせることにしました。今回は、そこでサンライズ出雲も狙います。
伯備線に面していながらも、この布原駅は芸備線の駅として扱われているため、伯備線の普通列車は通過します。この場所は、信号所に後から駅を新設したという歴史があり、少し面白い歴史を持った駅です。また、駅のある場所は新見市街地から近いのですが、道が険しくて深い山に囲まれた秘境となっています。こんなところに駅があるの!?と最初は思いました(笑)
写真は、ちょうど到着したときにやくもが通過してきたので、照らされたホームを記録しました。
秘境駅と言っても、このレベルの駅は九州では当たり前の存在なので、あまり秘境感はありませんでしたけど・・・ただ、大きな市街地からの距離を考えると、これほど存在感のない駅はないのではないかと思いました。次は、昼に訪れたいなぁと思いました。
そして、狙いの3083レがやってきました。ちょうど、ヘッドライト線路を照らして綺麗だったので、スナップ的に撮るためにシャッター切りました。もう少し機関車のディテールが分かればよかったのですが・・・メインカットはこちらのカットでした。
機関車が街灯に照らされる瞬間を記録しました。現代のカメラは、街灯の明かりさえあれば、ここまで記録することが出来ます。使用しているレンズが古いズームレンズなので、フレアやゴーストが盛大に発生していますが現行品の単焦点レンズにすれば、もっと綺麗に記録することが出来るかと思います。
夜の鉄道を記録するとなると、もう少しレンズは良いものを使用したほうが良い気がしますね。
そして、狙いのサンライズ出雲号の通過時間になりました。この布原駅・布原信号所では下りやくもと交換します。同時に信号所に入ってきて、ちょうど駅の部分で離合する形となりました。
広角で狙ったのですが、正方形のほうが綺麗だったのでトリミングしてみました。SONY α7RIIは、画素数が多いので気にせずトリミングすることができるのは、スチル屋としては使い勝手が非常に良いです。
ほんの一瞬、布原駅で両列車停車して発車していきました。オール2階建てのサンライズエクスプレスは、夜の撮影では目立つので良いですね。かっこいいところが撮れたと思います。
ただ、もう少しかっこよく撮ることが出来ると思うので、このシーンは381系が走っている間にリベンジしに来ようと思います。
というわけで、この日の撮影はこれにて終了です。それでは!
P.S
サンライズエクスプレスで伯備線に乗車したことがないので、そのうち乗車したいなぁと思っています・・・東京へ行くときは何度か利用したことがあるのですが・・・ただ、サンライズの旅は本当に良いので、乗れるチャンスがあるときに乗っておきたいところです。