こんにちは、潔く銀です。この日は、稚内市を散策後に宗谷線を走る列車を撮影することにしました。まずは、抜海駅で旭川から来る宗谷を狙います。
稚内で普通列車を撮影後は、徐々に南下していくことにしました。これまで何度か北海道に来ていますが、道北には来たことがなかったので、この機会に宗谷本線を記録します。今のところは無人駅の廃止を目指す形となっていますが、宗谷本線も何十年後には宗谷本線の廃止もあるので、撮れるだけ撮っておきます。
抜海駅の駅名標です。名所案内には岩陰住居跡、天然お花畑とありました。どちらも天気が良ければいいかなぁと思いましたが、今回は雨なので辞めます。
抜海駅は日本最北端の木造駅舎です。黄色い張り紙が少し残念ですが、雰囲気のある駅です。1924年に開業しているため、もうすぐ100年が経とうしている駅になります。
ボロボロになっている駅名標と、おそらく後から取り付けられたであろう駅名標とどっちも記録しておきます。
しばらく待っているとやってきた普通列車。宗谷本線ではお馴染みの顔であるキハ54です。画角の確認も含めて、とりあえず望遠レンズを持ち出して記録しました。
ここでは、カメラ2台体制で望遠と広角で記録しました。小さい頃はあまり好きではなかったキハ54ですが、北海道で鉄道を撮るとしょっちゅう出会うので、少しずつ好きになってきました。
駅舎とキハ54。旭川側の顔はケーブルが少し多いので、ちょっとごちゃっとした感じが良いですね。発車もしっかり見送り、後続でやってくる特急「宗谷」を待ちます。
そして、特急「宗谷」がやってきました。この日は、なぜか20分ほど遅れてやってきました。お盆時期ということもあり、この日の宗谷は2両増結されており、6両編成でやってきました。高運転台の先頭車両が中間車になるパターンは珍しくなっており、キハ261系0番台を記録しておきたかったです。
広角レンズでの記録ですが、キロハ261系の窓が分かるようにかなり広角気味で記録しました。後追いでは抜海駅と一緒に記録しました。HET261の文字がいいですね。やっぱり、北海道の特急車両と言えばこのカラーリングだと思います。
宗谷が遅れてきたので、おそらくすぐに折り返してくると予測したので、上りの宗谷も抜海駅で記録することにしました。
そして、稚内で折り返してきた宗谷を撮影です。この日は6両編成と長いので映えます。まずは600mmで狙ったんですが、JRがついている電話BOX的なものが少し邪魔です・・・
上りだと3両目に中間車両が入っていて、増結宗谷らしいところを強調できるので本命カットはこっちでした。やっぱり、かっこいいです。。。
下りの時と同じような構図になりましたが、ばっちり編成写真を撮ることが出来ました。サンニッパは一番綺麗に編成撮りをすることができるので良いですね。
予備の予備カメラとして車に積んでいた、SONY α7IIもこの時は使用して記録しました。2台望遠を使ったので、3台目も使えるだろうなと思って持ち出しました。半年ぶりに使用しましたが、なんとか見れるぐらいには記録出来ました。
急いで三脚からカメラを外して、後追いもしっかり押さえました。抜海駅でキハ261系0番台「宗谷」を8カット撮ることが出来たので、コスパよく記録出ました。本数が少ないので、失敗できない宗谷本線の特急ですが、イメージ通りに撮ることが出来てよかったです。
宗谷を撮影時には、大阪から来ていた同業者の方と仲良くなりました。色々と話を聞いていると、まさか仕事も同業他社ということで意気投合しました。車も趣味みたいで、アルトワークスでここまで来ているのは凄いな・・・。また、帰りのフェリーも同じ日ということで、何かご縁を感じました。面白い話もたくさん聞けたので、待ち時間は退屈せずに楽しむことができました。
抜海駅を出発後は、旭川を目指してどんどん南下していきます。南下しながら、宗谷本線の客車を利用した駅舎を中心にめぐっていきます。
というわけで、これにて宗谷本線の車両の撮影は終了です。北海道旅行は、まだまだ続きます。
P.S
キハ281系やキハ283系が長編成で本線を走っている時代が懐かしいです。やはり、北海道の特急車両は青い色だなと思いました。