こんにちは、潔く銀です。前日に宗谷岬から南下し旭川へ。この日は、道の駅「白金ビルケ」で車中泊して、早朝の青い池を記録することにしました。
過去に何度か訪れていた青い池ですが、夏シーズンは記録したことがなく、ちゃんと青い池を撮りたいと思い訪れました。人の少ない早朝を狙いましたが、前日の雨の影響で濃い霧に包まれていました。早朝はカメラマンの姿が多く見られました。
濃い霧に包まれていたので、なかなか色が出ないかと思いましたが、うまく編集するとかなり良い感じに色が出てくれました。ラッキーなことに風が全く出ておらず、条件はなかなかに良いものでした。
引きで撮影した一枚です。この一枚からかなり濃い霧が出ていたことが分かると思います。霧じゃない条件を期待して来たのですが、これはこれで珍しいのでラッキーだなと思いました。それにしても、青い池は幻想的です。
少し見る角度を変えて記録してみましたが、無風のおかげで青い鏡のようになり綺麗でした。本来は日の出のはずですが、霧の影響でぼやっとしています。でも、もしかしたら太陽が出てないほうが綺麗かもしれません。ちなみに、前回訪れたのは秋でした。
広角は良い感じに撮ることが出来たので、レンズを変えてドアップで・・・某メーカーで見たような作例と似たような画角で記録しました。望遠レンズのほうが、青い池が際立ちます。
この青い池を幻想的にしているのは、立ち枯れしているカラマツです。アップで撮るとわかりますが、枯れ方は様々で切り取るところ次第で、色々な写真が撮れるので面白いです。何枚でも写真を撮れてしまいます。
少しずつ霧が晴れてくると、色がどんどん濃くなって見えます。満足いく景色を見ることが出来ましたが、どうせなら持ってきていたPENTAX 645Dでも記録したいと思ったので、カメラを変えることにしました。
訪れたときの写真と比較すると、少し霧が減ったことが分かると思います。SONY α7RIIでは派手めのレタッチをしましたが、PENTAX 645Dは渋い感じでレタッチをしてみました。こういう色味はPENTAXが得意です。
青い池は、広角よりも標準から中望遠ぐらいが一番綺麗だと思いました。ということで、やたらと使用頻度が高い80-160mmに変更しました。この時点で周辺はかなり明るくなってきました。
今回、白い池にはでっかい蜘蛛の巣があり、霧によって付着した水滴が輝いており印象的でした。こういうシーンは一期一会なのでしっかり記録します。綺麗さは、なかなか写真で伝えられないんですけどね・・・(苦笑)
少しアンダーで撮影しました。この時点で霧がかなり薄くなってきたので、撤収することに・・・撤収する頃には観光客も含めて、かなり多くの人が集まっていました。さすが北海道の超有名観光地といった感じです。
撤収する前に白ひげの滝にも立ち寄りました。ここは、凍っているところしか見たことがなかったので、やっと見ることが出来ました。まだ少し霧が出ていたので、ソフトフォーカスっぽい感じになっています。下に流れるのは美瑛川、この川は火山から流れ出す水にアルミニウム化合物が混ざっているため青く見えます。その美瑛川の水が、あの青い池を作り出しています。
ここは、これ以上撮るものがないので、サクッと記録して次の場所へ行くことにしました。この日の狙いは、美瑛の景色と「富良野・美瑛ノロッコ号」です。
続きます。
P.S
前回、青い池を訪れたときは5年前の秋でした。この時は、紅葉が非常に美しくて綺麗でした。振り返ると、この時も凄い旅行をしているなと思いました(笑)
