こんにちは、潔く銀です。
最近は、8月に撮影に行き過ぎたため研究の進捗が少し危なく苦しんでいますw
そのため、ブログの更新率が落ちていますがネタはまだあるので少しづつ気長に更新していこうと思っています。どうして、9月は毎年忙しいんでしょうかね
さて、研究でストレスが溜まってしまうと写真のことしか考えなくなるので、息抜きがてらに星空を撮影したいなと思い、天気予報とにらめっこしていると撮影ができそうな日がきました。
最近、変な天気が多くあまり良くない状況だったため、なかなか天体撮影に行ける日がなかったのですが、この日はなんとか撮影に行けそうな条件だったため車を飛ばして猪名川天文台へ行ってきました。
現地に到着して、車から出ると想像通りの条件で天の川の撮影ができそうだと思って、カメラを構えて撮影し始めると星が見なくなりました。
「えっ、なんでそんなことに・・・」と慌ててiPhoneのライトをつけると濃霧の中にいました・・・
最高に悪条件なのですが、暇なので撮影を続けることしました。
撮影をしていると、後からカメラマンが一人登ってきました。天文台前の道路は少し入り組んでいるので迷いながら走っていた車の方なのはすぐに察しました。
濃霧の中、撮影していると声をかけられました。同じように天気が良かったから天文台に来たようで、こんな濃霧になっているとは思っていなかったようです。僕も、まさかこんなに濃霧になるとは思っていませんでした。
GPVで雲量を見ていると、3時半ごろまでは撮影ができそうだったので1時間くらい撮影を回すことにしました。撮影設定は、「ISO6400 F2.8 SS15sec」でいつものレシピとは違う撮影設定にしていました。
肉眼ではうっすらと星を見えていたので、おそらく写ってはいるだろうという感覚で撮影をしていました。
いつもの撮影設定は、「ISO6400 F4 SS25sec」にしているのですが霧が晴れた瞬間を逃したくないため出来るだけ短い時間で星を写せる設定にしていました。一瞬でも星が綺麗に写る一枚が撮れればラッキーという感じです。
余談ですが、空の条件がいい場合はISO3200まで下げておいてレタッチで星を炙り出す時もあります。そのほうがノイズが減らせる時もあります。
この一枚が今回の撮影では限界でした。これ以上にスカッと星がめいた瞬間はありませんでした。ただ、濃霧が出ていることがわかるのでいい記録になったのではないかなと思っています。
天の川がバリバリ写っているわけではありませんが、うっすらと雰囲気は出ていますね。ただ、プレアデス星団は写っているので良かったなと思います。
時間が経つにつれて濃霧が過ぎ去って行きましたが、次は雲が空にかかりました。これは天気予報より少し早くかかってしまったのですが、一応記録しておくことにしました。3時半ごろからは少し気温が下がってきたため、カメラに結露が生じるようになってきました。ほっておくとレンズが曇るので長い時間は放置できないです。
一応、タイムラプス動画を作ろうと思っていたのですが、レンズが曇ってしまったのでお蔵入りになりそうです。ただ、ブログには載せておこうと思います。
本来は動画にて書き出すのですが、今回はGIF画像を作成してみました。圧縮の都合でノイズが少し目立っていますが、濃霧が晴れていくところがわかると思います。
もう少し星空が綺麗に見えていれば良い動画になったのですが、本記事3枚目の画像がベストな状態だったので、厳しかったですね。一応、あとで動画に書き出しておこうと思います。
2枚目は、時間が経つにつれて画像中央が曇っていくことがわかると思います。途中で動作を止めないといけないので短い動画になってしまいました。
濃霧の天文台も記録しておこうと思い帰る直前にまたカメラを構えて撮影を開始。帰ろうと思ってから、また20分ほど撮影をしてしまいました。いつも通り撮影し始めると止まらない病が発生してしまいました。
ただ、かなり良い感じで記録することができたのではないでしょうか。雰囲気のある一枚になってくれたと思います。枯れかけた紫陽花がまた季節感を出してくれています。ちなみに微妙な紫陽花を写すためにシャッター切っている間はライトを持って走り回っていました。カメラマンがゼロの時ならではの写真だったりw
というわけで、濃霧が予想外に出てしまった撮影だったのですが、条件の割には撮影をすることができたかなと思います。ただ、この後にすごいシーンがやってくるとは思ってもおらず帰路につきました。まだ、撮影は続きますw
それでは!