変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2020/07/19 今更ながら3054Fを追悼する

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こんにちは、潔く銀です。 約2ヶ月ほど前に伊丹線から引退した3054Fの写真を少し振り返ろうと思います。

 

5月9日に阪急最後の3000系である3054Fが正雀へ回送されました。これにより、阪急3000系の全ての車両が廃車になり消滅することになりました。調べていると、2月ごろから運用に入ることなく約3ヶ月ほど西宮の車庫で放置されていたみたいです。

伊丹線は、本線から引退した過去多くの車両の引退してきました。ここ数年の伊丹線では大きく車両が入れ替わりました。自分が幼い頃から見てきた車両たちがついに無くなってしまったので少しだけ振り返ろうと思います。

 

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Canon EOS 7D + SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO

 

たくさん写真があるのですが、ヘッドライトが更新される前の写真は意外に少なくて探すのが大変でした。当時は幕無しの3000系が伊丹線を走っていた頃なので幕ありの3000系は好かれていませんでした。

1枚目のトップの写真と比較してもらうと分かりやすいと思います。1枚目は、関西では珍しく雪が降った時に撮影した一枚です。本当に撮影していて良かったなと今になって思います。

 

 

 

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

西宮車庫への回送もかなり撮影していたので、時々3054Fの回送を撮影していました。反対側は3003Fでどちらの車両も3000系の初期の方の車両になります。製造は昭和40年(1964年)ごろで車歴は50年を超えています。2020年まで良く走っていたなと思います。

 

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SONY α7II + EF 300mm F4L USM

 

少し前になりますが、これが最後の全検になりグレーの床下を見ることは最後になるだろうと思い記録しに行ったのを覚えています。2枚目の写真と比較してもらうと綺麗さが全然違うことがわかると思います。阪急は、何年でも車両を綺麗に保つのですごいなぁといつも感心します。

 

 

 

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

3054Fと5118Fの並びは時々見られた組み合わせですが、3054Fの最後の方にしか見ることができませんでした。撮影していると思いますが、阪急は時間帯で大きく撮影する印象が変わりますね。マルーン色の魅力はここにあるということですね。

 

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Canon EOS 7D + EF 70-200mm F2.8L USM

 

写真は過去記事でも載せていますが、1年くらいの期間はこの組み合わせを見ることができました。5118Fは元々今津線の所属で常に伊丹線の予備車両でしたが、相方の5102Fが廃車になったのをきっかけに正式に伊丹線に転属したようです。

ちなみに、5118Fは阪急の中でもかなり好きな車両なので、運用に入るのを見ると撮影に行くことが多かったです。どんどん少なくなるアイボリー無しの車両で貴重な存在ですが、引退も時間の問題だと思います。

www.yuseiphotos.work

 

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Canon EOS 7D + EF 70-200mm F2.8L USM

 

どこか日常的な写真を撮影したいなぁと思い、こういうスナップ写真も記録しておきました。何度も見てきた光景が今は見れないと思うと少し寂しいですね。

 

 

 

 

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PENTAX ist Ds + smc PENTAX-A 70-210mm F4

 

  最後は、本当に最後に撮影した3054Fの写真になります。撮影時期は、2019年12月14日ですね。この頃は、かなり運用しているところを見ることができたので最後の頑張りだったのでしょう。

本当はもっとたくさん色々なところを撮影しておきたかったのですが、時間が確保できず記録写真しか最後撮影することができませんでした。ただ、この時点でそのうち引退することが分かっていたので動画の記録はしていたので残しておいて良かったです。

www.yuseiphotos.work

 

もし、動画も興味があれば古き良きモータ音を楽しみながら見てもらえると嬉しいです。まぁ、カラーグレーティングの軽い比較の動画にはなりますが・・・(笑)

 

 

 

 

今回は、3054Fだけでなくもう少し古い車両の写真もおまけで載せておこうと思います。振り返る過程で懐かしい写真をたくさん見て記事に載せておきたいと思い再現像して公開することにしました。

 

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Canon EOS 7D + smc PENTAX-A*645 300mm F4 ED [IF]

 

  2014年頃まで走行していた板車です。3054Fなどが神戸線から伊丹線に流れてきたため玉突きで引退することになりました。この時は、撮り鉄が阪急からすごく嫌われていた時期で、色々な問題が起きたため引退イベントもなく静かに消えていくことになりました。

今回は、コロナウィルスの影響やそういうので引退イベントがなかったようですが・・・そういう経緯があったから3ヶ月ほど西宮車庫で眠っていたのかなと思います。

 

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Canon EOS 7D +SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

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SONY α7III + Canon Lens 85mm F1.9

 

 写真の3052Fと3062Fは似たような数字ですが、全然違う経歴の車両になっています。3052Fは伊丹線に長く在籍し、2018年秋頃に引退しました。3062Fは2014年ごろに宝塚本線から引退して伊丹線にやってきました。当時はスカートをつけており見た目の印象が全然違うかったのを覚えています。時代は変わり、これら車両は今見れなくなりました。

今は、宝塚線から流れてきた6000系伊丹線で新しく活躍し始めました。異例の改造など施され、僕の中では新しい伊丹線の時代がきたと感じています。3054Fが引退して、自分が見てきた車両は全て無くなってしまいましたがたくさん記録していてよかったなと思います。
関西から離れてしまい撮影する機会が少なくなってしまいましたが、関西に帰るたびに少しずつでも記録していこうと思っています。

 

4連休は関西に戻る予定ですが、軽く立ち寄ろうかな・・・と少し思いました。それでは!