こんにちは、潔く銀です。30歳を迎える前にフラッと立ち寄ったハードオフで見つけてしまったJupitor-9 85mm F2買ってみました。そして、新緑の阿蘇で持ち込んで色々とテストしてみます。
このJupiter-9 85mm F2ですが、Carl Zeiss JenaのSonnarのコピーレンズとして知られており、M42マウントのオールドレンズの中でも人気のレンズで前々から使用してみたくて買いました。神レンズと言われる所以を感じるべく、購入して早速描写を見ていきます。

撮影しているものがオタク過ぎるアイテムというのは置いておいて、家に置いてある家具でサクッと記録してみました。開放で撮影してみましたが、かなり綺麗なボケ具合を感じました。ただピントの芯はあまりなくてかなり柔らかく写る印象。F2を使うよりはF2.8ぐらいを使うのがベストかなという印象を最初に感じました。

室内で撮影しても分からないことの方が多いので、早速新緑の阿蘇に持ち込みました。F2.8ぐらいで記録しましたがボケ味はやはりいい感じ・・・最近のレンズのような滑らかなボケという感じではありませんが、オールドレンズらしい綺麗なボケ味といった感じでしょうか。味があって面白みがあります。

新緑のざわつき感も見事に表現してくれます。逆光気味なのですこしハイライト部分でフレアが出ており、オールドレンズらしい癖はあります。新緑はもう少し青っぽく写るのですが、このレンズはアンバーに流れる傾向があり新緑とは少し相性が悪いです。

ちょっと分かりにくいかもしれないですが、同心円状のボケが少し出てるかと思います。F2.8からF3.5くらいで記録しましたが、Jupiter-9らしいボケが出ています。

ちなみに絞って撮影すると、結構普通のレンズ同等に描写してくれます。このレンズが結構アンバー気味に出る傾向があり、SONY α7IIを使うと色温度が高い設定で撮っているように感じます。この一枚は新緑の色味を調整してRAW編集時に色温度を下げて撮影しています。

絞ってもどこかフィルムライクな表現をしてくるレンズなような気もします。シャキッと写るところと、曖昧に写るところが混在しているのがこのレンズの味というところでしょうか。編集次第では面白い画がたくさん撮れるような気がします。

意地悪な検証で、レンズの斜めから強い光を入れてみましたが派手なフレアが出ました。ただ、嫌味な感じではなく表現次第では面白い画が撮れそうな感じ。個人的にこの一枚使えるなと思って気に入ってます。

少し遠景になると解像度があまり高くないためイマイチです。ただ、どこかフィルムライクな雰囲気を感じるのは自分だけだろうか。メインで使用しているレンズとは少し描写が違うところが良い。


AWBでそのままの設定で記録した一枚と色温度を調整した一枚を出す。前述したようにアンバーに流れやすいため、新緑がかなり黄色っぽく写ることがある。ただ、色温度を調整するだけで個人的に化けるレンズだなと思う。この個体に限っては片ボケしてしまうところがあるが、近接撮影ではほとんど影響がないので気になることは無い。色々と面白い表現をすることが出来るので、今後もたまに使いたいところだ。それでは!