こんにちは、潔く銀です。前々からちゃんとしたフィルムスキャナーが欲しかったというのと、半導体不足で在庫僅少になっている現状を見て、手に入るうちに手に入れるべきと考えて購入することにしました。
前々からフィルムスキャナーが欲しくて、買うタイミングをずっと見計らっていたのですが、ヨドバシカメラの在庫ステータスが在庫僅少から取り寄せに変わり、その他ネットショップでも取り寄せステータスばかりになっているため、ギリギリ残っていたAmazonで購入。カメラや電子機器は、出来るだけヨドバシなどで購入するようにしているのですが、在庫が無いので今回は渋々買いました・・・
早速、開封・・・精密機械なので、結構厳重に入っていました。スキャン部分も紙が貼られていました。想像以上にちゃんとしていたので商品の輸送関連のトラブルは無さそうと思っていたのですが・・・
フィルムを早速スキャンしてみると、全てのフィルムがボヤけて読み込まれます。通常の原稿紙は綺麗に読み取れるので、フィルムスキャンモードの時だけピントの調整がうまくいっていない感じでした。まさかの初期不良品に当たってしまうという・・・おそらく昨今の半導体不足で新しいものは製造していない可能性から、長い間倉庫で眠っていたものかなと想像してみたり。。。
メーカに問い合わせて故障かどうかの判断に、色々と検証しないといけなく・・・画像データのやり取りなどに仕事が忙しくて大きく時間がかかってしまい、9月末に購入したのですが修理に出したのは10月末になりました。修理期間は1週間もかからないくらい迅速に対応してもらい、11月上旬に返送されてきました。購入してからフィルムスキャンさせるまでに1か月以上かかってしまうという・・・少しもやもやした気分がありましたが、無償で対応していただいたのでよかったです。
そして、さっそくこれまでデータ化することをしなかった120フィルムをデータ化してみることにしました。
まずは、取扱説明書通りに付属されているDVDからEPSONソフトウェアおよびドライバをインストールしました。その後、最新のドライバへ更新して準備が完了。今回は、フィルムスキャナーを置く場所をiMacの近くにしたので、iMacにソフトウェアをインストールすることにしました。
ちなみに、このWindows10を突っ込んだiMacは2009年モデルで無理やり入れています。CPUもCore 2 Duoでもはや化石PCと言っても過言でないですが、まだ動作します(笑)
ソフトを起動して、プロフェッショナルモードに変更してフィルムをセット。プレビューボタンを押すとスキャンが始まり、画像の画面になります。解像度やオプション、明るさなどをプレビュー画面で決めて、スキャンを押せば完了です。
フィルムスキャン時は、フォルダーにピントが合うようになっているため、セットするときは綺麗に入れることが重要になります。解像度を上げてスキャンするときは、フィルムのたわみがかなり影響するでしょう。初期不良は、おそらくピント調整機構が動かなかったのだろうと検証してて思いました。
学生時代から使ってきたカメラなので、これまで未公開の原板がたくさんあります。今回は、熊本に来てから初めて使用した120フィルムのVelvia100をスキャンしてみました。写真は、豊肥本線が復活して間もないころです。
やはり、リバーサルの良いところはこの色味・・・どこまでも粘りそうなハイライト部分ですかね。テールライトの質感もフィルムらしくて良いです。この日は、美しい青空に加えて、空気が透き通っていたので合成写真みたいに山が見えていました(笑)
天気の良い草千里を訪れたときの写真です。青空が美しい時はVelvia100が最高に映えます。この綺麗な青色に魅了されて、Velviaを使いづづけてきました。加えて、この深い緑の発色・・・たまりません。
今、米国でベルビア100が廃止になってしまったため、今後の日本での発売もいつ終わるか分からないです。また、今後値段が上がることが分かっているためか、転売屋が買い占めをしているため手に入らない状況です。。。うーん、一度取り寄せをしておくべきか・・・
というわけで、やっとこさフィルムスキャナーを導入できました。導入検討から5年くらい経ちましたけど・・・(笑)
これから、ブログ開設後に消費したフィルム写真をスキャンして公開したりしようかなと思います。過去写真は、別ブログ公開しようかな・・・フィルムのスキャンをするのが結構大変なところなんですけど・・・
新しい写真関連の機材が増えたので報告でした。それでは!
P.S
公開したときのデジタルカメラでの撮影は、以下のリンクにあります。興味あれば、こちらもぜひ!