変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2020/02/28 冬の石北貨物を追いかける

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こんにちは、潔く銀です。釧路湿原で野鳥撮影後は、北見に一気に移動して石北本線を走る貨物列車を追いかけることにしました。

2018年の秋に北海道を訪れた時に、初めて石北貨物を撮影しました。それ以来、DF200および石北貨物の魅力に取り憑かれ、撮影をしてきました。今回は、夜の石北貨物を追いかけてみたいと思い、直前までは予定に入れていなかったのですが新千歳まで戻るついでに旭川まで追いかけてみることにしました。

 

最初の写真は、北見駅にて撮影しました。少し前にも誰かが撮影していたようで、雪が踏み固められたところがあり、そこから撮影しました。
この日の牽引は、DF200-1号機と3号機でした。若い番号同士の牽引ということでかなりテンションが上がりました。

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

とりあえず、1号機を撮影後は軽くロケハンをして正面から撮影できそうなところを探しました。で、近くにあった歩道橋から狙うことにしました。石北貨物の発車直前には、遠軽方面からキハ40がやってきました。

今年の北海道は雪が少なかったのですが、ちょうど旅行中に雪が降ってくれたのでそこそこ見栄えがマシになりました。

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

時間は、18時58分。石北貨物列車がキハ40が駅に到着後、すぐにヘッドライトがつきました。そして、大きなブロワー音を響かせて遠軽へ向かいます。

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

後追いもすることができたので、感度を一気に上げて撮影することにしました。撮影設定はISO512000 F4.0 SS1/80という、かなり無茶した撮影設定です。こういう撮影ができるのも、SONY α7IIIの高感度耐性Upの恩恵といったところでしょうか。

北見駅で貨物列車を撮影後は、遠軽まで追いかけることにしました。そこまで飛ばさなくても追いつく速度なので、冬の北海道の道を安全運転で追いかけます。

 

 

 

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

遠軽駅でしばらく待っていると、ちょうど20時半くらいに狙いの貨物がやってきました。ある程度、撮影するまで準備に余裕がありましたので、しっかり撮影設定も考えて撮ることができました。

ISO8000 F4 SS1/30で、なんとかナンバープレートが見えるくらいで止めることができました。若干、街明かりも構図ないの収まってくれました。

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

後追いは、バキバキに止めることができました。機関車に雪がベタベタについており、なおかつ赤スカートの1号機・・・撮影することができて良かったです。

踏切の照明が少し明るかったので、絞りは2/3段絞っています。白飛びするより、アンダーにしている方が後の編集で救いやすいため、いつもアンダーよりに撮影します。

 

 

 

 

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SONY α7III + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

 

停車時間は短いので、予め設置しておいたC150-600mmでバルブ撮影を開始。極寒の冬の北海道、レンズに付着した水蒸気が結露して薄ら氷が張るほど寒かったです。外に出していたC150-600mmも軽く凍りついていました。

軽く雪が降っている状況でしたので、遠軽駅が幻想的な雰囲気になっています。また、ここでは貨物列車がスイッチバックするので、進行方向が入れ替わります。その準備のため、運転台に室内灯が灯されるため、かなり良い条件でした。

 

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SONY α7III + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

 

20時40分になり、ヘッドライトがつき発車準備を開始。かなり明るいので、露出をヘッドライトに合わせて撮影をしています。C150-600mmはズームレンズのため、強い点光源ではゴーストが出てしまいます。こういう時に単焦点望遠レンズが欲しいなぁと思います。

列車が発車したら、レンズを付け替えて再度流し撮りを狙います。

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

遠軽駅を出発し、厳しい峠を乗り越えて旭川駅へ向かいます。 そういえば、遠軽周辺は前日に雪が降っていたのか、そこそこ積もっていたように感じました。

 

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SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM

 

後追いもしっかり撮影しました。踏切の照明はかなり明るいですが、街の方はかなり暗いです。なので、この撮影でもガッツリ感度を上げて撮影をしました。

撮影設定は、ISO12800 F4.0 SS1/13でした。車両に合わせてカメラを動かすのが少し難しかったですが、テールライトおよび室内灯が良い雰囲気を出してくれました。そういえば、3号機についていた雪はいつの間にか消えていますね。

貨物列車は次の瀬戸瀬駅で普通列車を対比するので丸瀬布に先回りをして撮影します。

 

 

 

 

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SONY α7III + EF 300mm F4L USM

 

どう撮るか迷った結果、中途半端な一枚になってしまいました。照明の位置やハイビームの処理などなど色々考慮してたのですが、来るまでに練り切れず失敗してしまいました。

ただ、大雪の中を走るDF200の雰囲気は記録することができました。

 

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SONY α7III + EF 300mm F4L USM

 

狙いの写真ではありませんでしたが、この記事最後の一枚としては最高に良かったのではないかと個人的に思っていたり・・・冷凍庫のような寒い夜、力強く走るDF200は魅力的すぎました。

この後、新旭川まで追いかけたのですが上川駅では予定よりも早く通過して撃沈し、北旭川駅では動きがよく分からず見るだけに終わりました。もし、次撮影することができる機会があれば、しっかり追いかけて撮影したいと思います(^^)

 

というわけで、これにて冬の石北貨物の記事終了です。そして、北海道旅行シリーズは最終日に入っていきます。なかなか長い道のりでした・・・最終日は主に鉄道のみの撮影になりますので、サクッと更新したいと思います。

 

それでは!!!

 

初めての石北貨物撮影はここから始まりました。興味があれば、こちらもぜひ?

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