こんにちは、潔く銀です。今年のGWは10連休ということで、青森 大間崎岬を目指してドライブすることにしました。5日目早朝に目的地、青森県大間崎に辿り着きました。復路の最初の目的地は奥入瀬渓流でした。
大間崎から海峡ラインを通り下北半島を駆け抜けて、十和田湖を目指して走行。今回の旅の経由地候補だった、奥入瀬渓流に辿り着きました。キヤノンのカメラカタログの作例で、結構な頻度で出ていた場所で大学生のころから行きたい場所でした。下北半島で少し時間を使いすぎたので、あまり時間はなかったのですが奥入瀬渓流はとても美しかったので、少し時間をとって撮影することにしました。
タイミングが良かったのかとても鮮やかな新緑の色の季節でした。一面、黄緑の世界という感じで美しかったです。天気は晴れたり曇ったりで、露出がころころと変わり撮影コンディションは非常に難しかったです。
三脚を出そうか・・・と思ったのですが、別にそこまでしなくてもいいかなと思って、手持ちでスローシャッターを切ることにしました。ボディ内手振れ補正を活かして、かなりSSを遅く設定しました。
一瞬の晴れ間が来たので、ゼンマイを入れて撮影してみました。ゼンマイについて、少し調べてみましたが、昔はキロ1万円以上で取引されていて山のダイヤといわれていたそうです。あく抜きをすれば、炒め物や煮物に合う万能食材になるようです。一度、食べてみたいですね。
奥入瀬渓流は、14.5kmにも及ぶ渓流となっており、澄み切った空気に表情豊かな清流、葉や苔などの植物、見て感じて楽しいという場所で、毎日のストレスから解放されたような気分になります。ここに少ししか入れないのがもったいない・・・
渓流を歩ていると目に飛び込んできた朽木・・・立っているが葉が出そうな様子はない。自然の美しさは、朽ちては生まれの繰り返しだと思っています。
「広大な自然を背景に、ゆるく流れる時間の中で、苔も、草木も、今この時も、自然と歴史の中の小さな1ピースだと知る。」
十和田湖国立公園協会HPに書いてある文ですが、まさにこの言葉を感じることができます。日常の出来事なんて小さな出来事だなと・・・そう思わせてくれます。towadako.or.jp
一面、新緑で囲まれる感覚は生まれて初めてでした。目の前に広がる景色が緑、緑、緑。これでもかというくらい緑を摂取しました。次は、最高の写真を撮影しに、この場所を訪れたいなと思います。
最後に奥入瀬渓流の滝を撮影。十和田湖は火山活動により形成されたカルデラ湖となっており、阿蘇と同様、火山活動によって生み出された地形です。美しい渓流も魅力的ですが、その周囲の地形もまた面白いなと思えるところが多いです。
滝は、雲井の滝と名付けられており、奥入瀬渓流の中でも近づける滝として人気が高い場所のようです。
奥入瀬渓流の休憩所でお土産を購入し、少し惜しみながらこの場所を離れることにしました。
そして、一気に十和田湖に到着しました。まだ標高の高いところには少し雪が残っており、この場所は結構寒かったです。十和田湖を眺めていると、いきなり母親から電話がかかってきました。十和田湖を眺めながら、よくある親子の話をしました。
実家は関西にあるので、青森から熊本の行程を逆算して、6日に実家に帰ると伝えて十和田湖展望台を離れることにしました。
夕方の天気は完全に崩れてしまい曇り・・・どうせなら晴れている十和田湖を撮影したかったと思いつつも、また来る理由ができたのでよしとしました。
そろそろ日没なので宿を探してみると、ちょうど世間はGW真っ只中でコロナ規制もないことからホテルがどこも満席・・・しかも、空いてるところも値段が高い!ただ、2日連続車中泊をは少し厳しいということで、秋田県大舘にあるホテルで泊まることにしました。
大舘では、秋田&岩手に展開しているラーメンチェーン店Aji-Qでラーメンを食しました。定番とされている南蛮ラーメンを食べました。胡椒多めの豚骨醤油ラーメン、昔どこかで食べたことがあるといった感じで、クセになる味でした。
店内は、独特な形になっていて、丸テーブルところに案内されました。大勢のお客さんが来たときに使う場所なのでしょうか・・・そこで一人で食べるのは、ちょっと気まずかったですが、良い旅の思い出になりました。
というわけで、5日目はこの旅の目的地である青森県大間崎から奥入瀬渓流を経由して、秋田県大館市まで来ました。
熊本まではまだまだ長いですが、色々なところを巡りつつ戻っていきます。
というわけで、これにて5日目終了です。
P.S
大間崎での記事はこちらになります。よかったらぜひ?