変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

2025/11/14 雑記 「人生初の万バズを振り返ろうか」

こんにちは、潔く銀です。先日タヌキが「X」で流行っていて、そういえば自分もタヌキ関連で不思議な出来事があったなと思って、動画を投稿したところ意図せぬ拡散をされてしまい驚いたので、今思うところを書き残そうと思う。

 

事の発端から話すと、ある日の夜に釣りをするためにとある防波堤を訪れたところ、暗闇の海から聞きなれない音が聞こえてきて、海を見たところ防波堤の壁際に見慣れない生き物が!
まさかの位置にいたので驚きを隠せず、ひとまず動画を撮っておこうと・・・なんで写真のようになっていたか分からなかったが、シュールな光景に夢でも見ているかと思った。一時期は野生動物を撮影していたので野生を触るのは危険という理解があり、とりあえず記録しておいた形なのだが、この時はおっちょこちょいな「タヌキ」だなと思っていた。

 

 

「タヌキ」っておっちょこちょいでかわいいよね!なんて思いながら、この不思議な動画を投稿したわけだが、すぐにまさかのリプが!

「これアライグマですよ!?」

そういえば、タヌキとアライグマの違いとかちゃんと見たことなかったし、ほぼ同じ生き物感覚で見ていた。これ、アライグマなのかーと思って教えてくれた人に感謝したのだが、数時間後には突然恐ろしいほどの通知音が鳴り始めることに・・・主な内容は「アライグマやん!」、「どう見てもアライグマだよね!」などなど突っ込みのリプライと引用リポストだらけに。親切心で比較図を送ってくる人もたくさんいて、自分としては勉強になり見分けがつくようになった。今なら大体の特徴をさらっと言えるだろう。気づけば閲覧数が200万PVとなっておりヤバいなと思い始めたところがピークで、一瞬で300万PVに辿り着いていた。

 

 

 

動画投稿時から想定していたのは、動画の「アライグマ」の生死を気にする声が出るのではないかということ。案の定、色々と想像・妄想を膨らませる人がいるので追加で補足のポストを残しておいた。想像以上にリプライも読まれる傾向にあるようで、リアクションがかなりあったなと思う。個人的に見殺しにするのは出来ない性格なので出来る範囲で助けたわけだが、ここで新しい角度のリプが飛んでくる。

「特定外来生物だから助けるのは違法だ!」「〇してしまうべきだ!」という強い思想が何件かあった。当時、自分としてはタヌキだと思っているので、そんなこと知らないので言われる筋合いはない。人の心は無いんかと思いつつ、多角的に物事見られない一つの意見だろうとスルーすることにした。
ただ、何も調べないのは微妙な感じがしたのでアライグマについて調べてみると、気性が荒くて嚙まれると狂犬病になるリスクがあり、また病原菌の宝庫であるという。実際に「アライグマは危険だよ!」というリプも何件かあり気になっていた。恐ろしいほどの害獣じゃないかと、この時しっかりと距離を取っていたことは間違いなかったなと思ったわけだ。恐らく判別付かないのは自分だけじゃなくてたくさんいるので、正しい知識は広まったほうが良いなと思うので、良い感じに注意喚起しているアカウントは好感が持てた。

 

 

 

色々と見ていると気になり始めたのは、上記のように知らない人から馴れ馴れしく送られてくるリプライだ。普段なら大体ヤバい人だから関わらないでおこうと思うのだが、たくさんくると気になってしまう性分で同じくらい馴れ馴れしい感じで返せばどうなるだろうかと試してみた。上アカウントみたいに既に無礼者であることを明かして近づいてくるアカウントはスルーしたがw
これが面白いことに、「アライグマやん!」というリプに対して「分からへんかったわ。教えてもらったらもう判別つくで!」という感じで送ってみると、多くの人は敬語で丁寧な返しになるという不思議な感じに・・・思ってるよりまともやんけと思いつつ、半分くらいは「いいね」だけして関わらないでおこうとするムーブ。これも割とまとも。いきなり、馴れ馴れしくしたら怖いもんな。君らがやってることなんやけどと思いつつも、普通な感じに拍子抜け。
2割くらいは、プロフィールから察するに社会人経験があまりない感じの方々で距離感がおかしい人かなという印象。加えて、日本人だけど日本語が不自由な感じで、正しく文章が読めていない人がいるなという体感でした。

さらにさらに引用リポスト、リプライを何のために送ってくるのかなと考えて見えてきた傾向は、「知っている自分は偉い」、「こいつは見分けがつかないけど、私は見分けがつく」という思想だった。SNSなんて炎上するときは、揚げ足取りだらけなので分かりやすい傾向なのですが、どういう心理が働くのかGoogle先生にちょっと聞いてみました。

 

以下、Google検索の結果。

 

「知っていることが偉いと思う」心理の背景には、いくつかの認知バイアスや欲求が関係しています。特定の心理効果の名称があるわけではありませんが、関連する心理学の概念として、以下のものが挙げられます。 


主な心理的背景
承認欲求と自己顕示欲
最も一般的な要因は、他人から認められたい、すごいと思われたいという「承認欲求」や「自己顕示欲」です。
知識を披露することで、自分の能力や価値を認めさせ、注目を集めたいという心理が働きます。裏を返せば、自分に自信がなく、不安を抱えていることの表れである場合もあります。

優越感の追求
「情報をたくさん知っている=相手よりも優位に立てる」という認識から、知識を誇示することで他人より優位に立ちたい、支配したいという欲求があります。
他者との比較優位によって自尊心を保とうとする心理が働きます。

マウントと防衛機制
知識をひけらかす行為(いわゆる「マウントを取る」行為)は、自分の強さを誇示して精神的な優位に立つことで、他者からの攻撃を防ごうとする自己防衛機制の一つとして機能することもあります。
劣等感や不安を隠すために、あえて自信があるように振る舞うケースです。


ダニング=クルーガー効果(に関連して)
直接「偉いと思う」心理効果ではありませんが、知識が不十分であるにもかかわらず、自分の能力を過大評価してしまう「認知バイアス」です。
この効果により、実際以上に自分が物知りであると思い込み、その知識を自信満々に披露してしまうことがあります。 
これらの心理的背景は、単独で働くこともあれば、複雑に絡み合って「知っていることが偉いと思う」という行動や心理につながることがあります。

 

引用リポストをする傾向にある人は、色々なパターンはあるが全て当てはまると思った。中には見当違いな意見をさも間違っていないという感じで引用リポストしている人もいて、ダニング=クルーガー効果もあるわと感心しました。Aiは非常に優秀ですね。
そんな人たちにもリプライを送ってみたのですが、大体似たような傾向で「いいね」で逃げられます。もしかしたら、威圧的な関西弁がダメなのかもしれませんが・・・人には送るのに返さないってなんでやねんって思うけど、まぁ余計なやり取りしなくて済むから助かったんですがw

 

 

ただ、一部には本当に醜い引用リポストもあります。画像の人は上記の心理的背景に加えて、ポストした人は大前提タヌキと認識しているので引用元と関係はあるはずだが、そこからずれている。その辺を解釈できないうえに攻撃的な性格であるという役満。もしやこいつがアライグマなのではないかと思いました。引用リポストというのはこちらにも通知が来るので嫌でも目に入ります。色々と間違えすぎてつっこむ気にもならなかったです。そこまで目線を合わせてあげる必要もありませんからね。ちょっとだけツイートしている内容を見させてもらいましたが、色々と察します。

 

 

さらにさらに、差別的な表現に引っかかりそうな引用リポストも。流石にピーマンとパプリカは色も形も違うから分かるやろと思いつつ、こういう発言をしてしまうアンコンシャス・バイアスを持ってる人もいるわけだ。色盲みたいなことを言っているのか?表現には気をつけたほうがいいよと思いました。

他にも色々とありますが、あげ出したらキリがない。大多数の人は心の中で「アライグマやな」あるいは「アライグマなのか」と思ってスルーすると思うので数%の人間が悪目立ちしているのだろうと思う。会社でも聞いてみてもすぐに見分けがついたのは1割くらいでした。
こうやって記事にしたのは、密かなやり返しです。こういう相手はやり合うだけ損なので記事にさせてもらって消化です。ただ、一番いい趣味してるなと思ったのは、こっちからにリプライは無視する層です。好きなことだけ書いて気持ちよくなって終わる。良い趣味してます。

自分は観察することが結構好きなので興味本位でまとめてみたが、あまり心が強くない人だとストレスになるのではないかと思った。それなりに良い人生を歩んでいて自信があるので、こういうリプライを送ってくる人を下に見ており、あまり効果ははないですが・・・意図しないバズりは歪みを生むと思うので、もし意図しないバズりで焦ってこの記事に辿り着いた人は、傾向はこんなもんと参考にしてもらえたらなと思う。

本当は自分が撮影した見てもらいたい写真で万バズしたかったのだが、意図しないアライグマでこうなってしまった。まぁ、なかなか無い経験だったので良い勉強になった。インフルエンサーは普段からこういうヤバい人たちのリプライが嵐のように降ってくると思うと、ある意味大変だなと思う。
アライグマとタヌキ、プラスでハクビシンとアナグマの違いを正しく理解する羽目になったのでもう間違わないと思う。次はちゃんとしたタヌキに出会いたいところだ。

 

それでは!