こんにちは、潔く銀です。この日は都井岬を訪れて灯台と御崎馬を撮ろうと思っていたのですが、不意に見つけた廃墟に立ち寄ってしまうことに・・・中はとんでもない状態になっていました。
この日は朝から車を走らせて熊本から宮崎南端の都井岬へ。最初は都井岬灯台を訪れて、御崎馬を撮影しようと移動しているところで現れたトップ写真の建物。怪しげな雰囲気に引き込まれて立ち止まりました。明らかに廃墟で、探検心くすぐられて入ってみることにしました。
まずは入口。ぱっと見た感じは中が崩れてそうな感じで危ないかなと思いつつ、ひとまず行けそうなところまではいってみることにしました。
奥に入ってみると雰囲気が凄い。これぞ廃墟だ！と言わんばかりのシーンがあちらこちらに・・・この日は、中判カメラのPENTAX645Dでスナップしていました。高感度は弱いので感度は出来るだけ下げて、手振れと戦いながらシャッターを切りました。
床には古そうなとなりのトトロの漫画が落ちていました。昔はこんなものあったんだと思う反面、いつから落ちているんだろうと少し思いました。こういうのを想像するのもまた廃墟の面白さです。
行くか行かないかで迷ったのですが、好奇心に勝てずもう少し奥のほうまで見に行ってみることにしました。非常口の矢印が手書きだったのが個人的にお気に入りで、かなりいい味出してるなと思ってシャッターを切りました。
海の見える廃墟というのはあまりないのではないかと・・・間取りからこの廃墟がホテルであることがすぐにわかるかと思います。このホテルが現役だったころは、さぞ眺めが良い部屋だったんだろうなと思います。
ただ、廊下はこのような状況で奥に行くには少し危険かなと判断して、今回はここまでにしました。怪しげな雰囲気がたまらず、ただただ凄いものを見た感じでした。久しぶりに廃墟に出会ったのですが、ここまで凄い廃墟は初めてで感動しました。
そのあとは、予定通り岬馬を撮影するために場所を移動しました。宮崎県の南端に位置する都井岬ですが、灯台と野生の馬だけではなく廃墟の聖地のような状況になっていることを初訪問で知りました。ただ、この観光資源を活かそうという動きもあり、ちょっとずつ整備しているようです。その中でやはり廃墟というのは見栄えが悪いため、徐々に解体が始まっているようです。今回潜入したホテルも少し前までは、結構綺麗な状態でしたが近年の猛暑の影響もあるのか、風化の具合がかなり進んでいるように感じました。もし、廃墟に興味があるかたは宮崎の最南端・都井岬を訪れてみてください。廃墟からしか取得できない養分を必ず摂取できるかと思います(笑)
というわけで、記事が長くなってきたのでここで区切ります。次は都井岬といえば野生の馬、岬馬の撮影をします。続きます。
P.S
廃墟の写真を出すのは正直グレーなところがあるので、固定ページにその他の記録写真を公開しておきます。興味ありましたら、こちらもぜひ。
