こんにちは、潔く銀です。今回は、8/20にリリースされたSONY Imaging webcamを用いて遊んでいきたいと思います。
SIGMA Fpがミラーレスで最初にウェブカメラとして使用することができるようになり、各メーカがすぐにミラーレスカメラをウェブカメラ化できるようにソフトをリリースしてきました。最近になり、やっとSONYのカメラが対応するようになりました。
SONYのカメラをメインで使用しているので、これは使わないわけにはいかないということでインストールして使用してみることにしました。
ちなみに、対応まとめのサイトがしっかりありました。CanonやFUJIFILMはかなり早く対応していたようで、流石だなと思いました。
この辺、しっかりまとめてある辺りデジカメwatchは有能です(笑)
さて、今回は普通にWeb会議できるよーっていうのだとその辺のレビューと同じなので、PythonのOpenCVを使用して画像キャプチャをしていこうと思います。
では、まずは準備から始めます。
最初は、カメラ側の設定をしていきます。まずはメニューから入り、USB接続の設定をPCリモートに変更します。変更してからPCとカメラを付属のケーブルで繋いでいきます。
これは、使い方マニュアルにも書いているのですがよくあるミスだと思うので、ここでも書いておきます。
次に、Imaging Edge Webcamのページからソフトをダウンロードしてきます。ダウンロードすると自動的にWindowsのメニュー画面に追加されるので、USB Resetを押してセッティング完了です。
カメラに繋いだ状態じゃないとUSB Resetは動作しないので注意しましょう。これで、カメラ側の準備は完了です。
次にPC側ですが、大前提の条件としてはPythonとOpenCVの環境が整っている前提になります。環境設定は人それぞれなので、ここでは紹介しません。
ちなみに、自分はAnacondaで環境を整えています。適当に設定してくれて楽ですからねぇw
で、ソースコードのほうは自分の個人的なメモから引っ張ってきます。あとはそれを実行するだけです。もし、コード調べるの面倒な人は下のリンクからどうぞ。
このコードを使用する際は、解像度を1054×576にすることをお勧めします。また、カメラのIDを変える必要がある可能性もあるので注意です。コピペでも動くのですが念のためです。動かないときはカメラIDを触ってみてください。
PC側の環境も整えたら、あとは実行するだけです。
実行するとすぐにこの画面が起動します。この画面が起動すればWebカメラとしてPCが認識しているので、問題なく動作しているはずです。たまに動作しないことがあるみたいで、この画面のまま止まってしまうことがあります。そういうときは、再起動すれば大丈夫でした。まぁ、普通のWebカメラではないのでこれくらいはあり得るでしょう。
実際に起動してみると、こんな感じです。
実際につなげて実行してみた図です。今回は、Windows 64bitのOSでしか動作しないということでThinkpad X230に入れました。まぁ、問題なく動作していることがわかると思います。
カメラ側の解像度は1054×576なので、すごいきれいかと言われたらそうでもありません。画質も市販されてるHDサイズで記録できるWebカメラのほうが、おそらくきれいだと自分は思います。あくまでも、ミラーレスカメラのオプション的な機能ですね。使えたら便利というのをメーカが提供してくれたわけです。SIGMA FPとかはどれくらいつかえるのでしょうかね。SONY α7シリーズをわざわざ、オンライン飲み会でセットするのは面倒だなぁと感じましたw
ウケがいいのはカメラ大好きな人たちとオンライン飲み会する時だけですね(苦笑)
ただ、悪いところだけではなく良いところもあります。フルサイズセンサーなので感度を上げることができ、ノイズはそこそこ少ないかなぁと思います。それに、被写界深度が浅いので背景をぼかすことができます。キャプチャした画像も背景が微妙にぼけているのがわかると思います。何気に自分の姿を少しだけ映してみたのですが、雰囲気はいい感じに撮れます。
ただ、純正レンズでないと動画中のAFが動かないので注意が必要です。自分のような週数派の使い方をしてる人には対応していません。動画モードの時にAFが使えたらすごく有能なんですけどねw
というわけで、今回はSONY α7IでImaging Edge Webcamを経由して、Pythonから画像キャプチャをしてみるという記事でした。まぁ、特に何かをしたわけではないのですがPythonとミラーレスカメラを使って遊びたい方の参考になればなぁと思います。
それでは!