こんにちは、潔く銀です。
さて、やっと琵琶湖花火大会の写真の編集が終わりました。今回は、去年と同様で湖岸道路から撮影することにしました。夕方くらいから場所取りしても余裕でスペース確保することができます。近くの駐車場は大量に人がいたのですが、撮影する場所はあまり人が居なくて快適でした。しかし、撮影するときには大量に人が来るので注意が必要です。
去年の経験を活かして、機材を大胆に減らしました。去年は色々な機材を持っていって撮影をしていました。本当は、EF 70-200mm F2.8L USMを使用したかったのですが、MC-11に取り付けることができないジャンクレンズになってしまったので、EF 24-105mm F4L IS USMをメインに機材を組みました。
カメラを何台も使用してしまうのが、自分の悪い癖なんですが合った方が安心するという理由で3つも使ってしまいます。
また、今回はデジタルカメラオンリーということで、なかなか責めた組み合わせを採用しました。
今回使用した機材の組み合わせ
- SONY α7III + EF 24-105mm F4L IS USM
- SONY α7II + Canon Lens 85mm F1.9(L39マウント)
- Canon EOS 7D + TEFNON 70-210mm F3.5
今回の注目選手は、このCanonのレンジファインダー用の銀色のレンズです。解像度はかなりあるレンズだったので、期待して使用しました。85mmくらいの単焦点レンズが無いので、こいつを使用するしかなかったというオチですけど(笑)
今年のテーマは・・・
「画面いっぱいに広がる満開の花火」
ということで、Canon EOS 7Dには望遠レンズを使用しています。これで、どこまで花火を写せるのかというチャレンジ精神も含めて、変態的組み合わせを採用しました。おそらく安定した描写を求めるのであれば、違う組み合わせで撮影するべきかなと思います(笑)
辺りが暗くなり、アナウンスが遠くの方から聞こえてきており、オープニングの開始を待ちます。そして・・・
オープニングの花火が琵琶湖の夜空に打ち上がりました。虹色に輝く花火は浜大津の建物を照らし出し、夜景とのコラボを演出してくれました。
これで、僕がだいたいどの辺から撮影しているかというのが分かると思います。ここは、ワイドに花火を見ることができるのでアスペクト比を16:9 で撮影をしています。
今年のテーマ通り、花火を大胆に写すようにしました。かなり、責めた写真になるのですが、花火の色もしっかり出てくれて個人的に満足のいく写真になりました。
次に上がった花火もかなり綺麗だったのですが、下の方の花火が連続で上がると白飛びを起こしてしまいます。少し眩しい仕上がりになってしまい、残念ながら失敗。
半世紀ほど前のレンズを使用しているのですが、問題なく撮影できていることに驚きました。このレンズの採用はかなり正解だったようです(笑)
ちなみに、SONY α7IIIはこの時点であまり良い成果をあげることができておりません。画角をかなり広めにしていたのと撮影設定がイマイチだった為、サブカメラの方が良い結果が出ていました。
まだ、空がうっすら明るい時間は大量に花火が上がる時間では無いので、広角よりも望遠レンズの方が良い結果を撮ることができていました。
MFなので、ピントを合わせるのが難しかったのですがなんとか合わせることができていました。ただ、ダイナミックレンジや色表現を考慮するとEOS 7DもSONYに変えたいなぁと思いました。
琵琶湖花火は中盤は連続であげないので比較明合成を使用して数を多く見せています。今回の撮影地でも湖面に船が動いているので、注意しながら撮影をしました。よく見ると合成写真であることがわかると思います。
白の閃光の花火が一定の時間でかなり上がってくれたので、まとまった花火写真を撮影することができて、個人的にこの一枚はお気に入りの一枚です。
2019年の琵琶湖花火は、連続で上がるということが少なかったので望遠レンズを多用してい撮影している方が良いものがたくさん撮れたのでは無いかなぁと思います。
遊び感覚で使用していたこの組み合わせのカメラが意外と良い結果を出してくれていました。もう少しアンダーで記録すればよかったかなぁと思いますが、これはこれでよかったです。
「ISO200 F13 SS20sec」という露出で撮影をしていたのですが、ISO100の方がよかったですね。ただ、下の花火と上の花火で露出が変わるのでなんとも言えないところですが(笑)
真横に打ち上げる琵琶湖花火らしい花火は画角に収まらず・・・これを撮影するのは非常に難しいです。しかし、全体を入れようとすると間延びした写真になってしまうので、今回は85mmという制約を設けておいてよかったなと思います。
連続でかなりの数が上がってくれ、なおかつ色味が良い感じの花火だったおかげで、良い一枚を撮ることができました。迫力満点の写真を撮ることが的て満足です(^^)
連続で花火が上がり始めた終盤、風向きが微妙に変わり煙が充満し始めて左右の花火の輝度値が変わり始めました。カメラの液晶モニタでもはっきり出ていたので、やばいなぁと思ったのですが、PCのモニタで見ちゃうとかなり目立ちますね。
しかし、花火の綺麗さはシンプルに出ている写真を撮ることができました。
今年の琵琶湖花火の新作ですね。去年は派手派手な色味の花火だったのですが、今年は少し大人しめで渋目の配色の花火でした。個人的に大好きな花火の種類だったので記録することができてよかったです。
ちなみに、上の3枚は全て合成していません。狙い通り単発で記録をすることができました。ちなみにアスペクト比は最後だけ3:2の写真になっています。
ここでやっとこさ、SONY α7IIIで撮影している一枚が登場。色の再現度はかなり高いのですが、ボタンのかけ違いで納得できる写真が撮ることができませんでした。この3枚の中ではCanon EOS 7Dの一枚がかなりよかったように思えます。シャッターのタイミングも良かったです(笑)
この花火も去年とは違う花火でした。ピンクの閃光が夜空に散らばり大きな花火が上がるという組み合わせは去年にはなかった組み合わせでした。色合いも非常に美しく綺麗な仕上がりになりました。
ここでも3台それぞれ良い感じに撮影をすることができました。ただ、今年の撮影テーマ的には、Canon EOS 7Dの結果が非常に良いですね。琵琶湖花火の記録という観点では、SONY α7IIの一枚が良いのですがw
ド派手花火がフィナーレ直前に連発し、最後は例年通りのフィナーレが上がります。
今年も琵琶湖周辺を照らし出すほどの大きな花火が夜空に咲きました。左右の花火の間にはちょうど船も出ており、琵琶湖花火らしい一枚になりました。
去年とはまた微妙に違うフィナーレで、違いがあることがわかったので2年連続同じ場所で撮影して良かったなと思いました(笑)
今年の琵琶湖花火も、例年通り美しく非常に撮影しがいのある花火大会でした。来年は、11月開催になるのでまた違った条件になると思うのですが、撮りにこれる状況でしたら撮りに来たいと思います。
ちなみに、去年のびわ湖花火大会は下のリンクから見ることができますので、良かったら見てみてくださいね(^^)
また、撮影設定や撮影地などは天神祭花火と同様、まとめたいと思います。それでは!