こんにちわ。潔く銀です。
今回は、僕が真面目に撮影をするときのメイン機材を紹介しようと思います。
変な機材で面白い写真を撮ること・・・が僕のテーマなのですが、真面目に撮影するときはちゃんとした機材を使うようにしています。学生の頃は依頼撮影などを承っていたので、ちゃんとした機材を使っていないとナメられてしまいますので(笑)
ただ、貧乏学生なので高い機材を何でも買うことはできません。5年半かけて、色々と考えて完成した怪しげな機材システムをここで紹介したいなと思い記事にしました。
2019/06/27現在
ぱっと見ると、なんだクソ高いレンズばかりじゃないかと思われてしまいそうですが、実は半分はジャンクレンズで購入しました。ただカメラだけは、良いものを使おうということで、最新のカメラにしています。メインのカメラは今流行りのSONYのα7シリーズを使用しています。
元々はCanonユーザで、現在は、サブ機として使用していますが、4年ほど前まではEOS7Dをメインにして使用していました。なので、レンズもEFマウントばかりだったので、MC-11を購入してα7シリーズをEFマウント機として所持しています。FEマウントユーザなのにFEレンズを1本も持っていないという...
僕のテーマは、変な機材で面白い写真を撮ることです。FEレンズを所有していないのはそれが理由です。MC-11発売当時に店頭で触って今のように発展すると感じたのと、ミラーレスの時代になると予測したので、3年ほど前からMC-11を中心に機材システムを考えてきました。その結果、現状の機材になっています。
メインカメラ
SONY α7III
人生で初めて発売前に予約した機種になります。発売が発表されてからスペック情報を見た瞬間に、前機種で改善して欲しいところのほとんどが解消されていたので、時代が変わるカメラだとすぐに思いました。この機種がきっかけで、他のメーカも一気にフルサイズミラーレスに参入し始めて、本格的にミラーレスの時代が来たのではないかと思います。
余談ですが、僕の就職活動にも大きく影響したカメラだったりもします(笑)
SONY α7II
3年前ほど前に購入したSONY α7II。フルサイズミラーレスというジャンルが今後伸びると思い、乗り換えを図りました。SIGMAからMC-11が出ていたというのも移行理由になりますが・・・この機種では、野鳥や風景、さらには鉄道という被写体を撮影してきました。厳しいシーンも多く、まだまだ発展途上の製品だと思いつつも2年間使い倒しました。現在は、オールドレンズで遊ぶための機種になっています。(笑)
CanonやNikonからフルサイズミラーレスが出ておらず、まだ一眼レフの方がいいと言われていた時代からメインで使用していたんですけど、今日は完全にフルサイズミラーレスの時代になりました。早い目に移行しておいてよかったなと思います。
野鳥撮影などの現場にいくと、怖そうなおじさん達から「にいちゃん、そのカメラどうなん?」という質問をたくさんされました。今もまだ一眼レフが主流の被写体ジャンルですが、そのうちミラーレスで撮影するべき被写体になると僕は思っています(笑)
メインレンズ
EF 17-35mm F2.8L USM
フルサイズ機種に移行してからこのレンズを購入しました。今でもそこそこ値段がしますが、カビありだったためかなり安く購入することに成功しました。
APS-Cを使用している時代は、SIGMA 10-20mm F3.5 DC HSMを使用していて、大満足だったのですが、フルサイズになると使用できなくなるので思い切って変えました。
SONY α7IIIでも十分に使用することができますが、現行のレンズの性能にははるか及びません。解像度、収差、ディストーション全ての面において、劣っているので期待をすると損します。しかし、使い勝手や色味はそこまで悪くないので、使えないことはないです。ただ、買い替え筆頭候補ではあります(笑)
EF 24-105mm F4L IS USM
いい意味で期待を裏切られたレンズ。EOS5Dシリーズなどのキットレンズ的な扱いだったんですけど、長年販売され続けただけあります。使い勝手、性能などは凄くいいです。周辺の解像度不足は現行のレンズと比べるとありますが、それでも全然問題ないレベルです。中古市場でも大量に出回っており、コスパは最強のレンズだと思います。
このレンズは修理済の中古を書いました。なので、しっかりメンテナンスされていたので、値段は少しだけ高かったですがメンテナンス整備されているレンズを購入してよかったと思いました。
今、僕が使用している機材では圧倒的に使用率ナンバー1のレンズです。そのうちFEレンズに置き換えようとは思っていますが、壊れない限りは置き換えることはなさそうです。
EF 70-200mm F2.8L USM
傷だらけ、外観ボロボロ、レンズに傷などありましたが動作はちゃんとしていたので購入しました。購入価格は諭吉一枚ほどでした。今でも現行の超絶ロングセラーのモデルになのですが、逆光には非常に弱く現行のレンズと比べると見劣りする部分は多いです。
ただ、腐っても白レンズなので所有欲は満たしてくれます。一時期は高頻度で使用していましたが、今年の3月末にレンズを落としてしまいマウントが歪んでカメラに取り付けられないという状態になってしまいました。自分で修理できそうな範囲だったので、現在は修理しながら使っているところです。そのうちブログに書くかもしれません。
EF 300mm F4L USM
70-200mmと同時に購入したカビが生えているジャンクレンズで上のレンズと同じ価格でした。2万円で白いレンズ2本購入したのはかなりお得だったなと今になって思います。
サンヨンと言われている小型の明るめ超望遠として人気のあるレンズです。手ぶれ補正付きが現行品ですが、手ぶれ補正なしの方が光学系に影響していないので写りがいいと言われてきました。
手ぶれ補正ありを使用したことがないので、なんとも言えませんが、このレンズの写りの良さは非常によくさすが単焦点レンズだなと感じることがよくあります。軽い野鳥撮影などでこのレンズを使用している時がありますが、使用頻度は少し低いです。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
現在、僕が作品を撮影するのに最も使用しているレンズです。野鳥、飛行機、鉄道などのジャンルにおいて圧倒的に画角をカバーしてくれるので、使用頻度はかなり高いです。大学に入った頃に50-500mmを持っていたのですが、重さと望遠端の描写に満足できなくて、このレンズに置き換えました。
600mmのレンズはこれしか所持していないので、野鳥撮影の現場には必ず持参しています。三脚が無くても使えるので、機動力があるためかなり重宝しています。コスパも最強なので、お金のない学生で野鳥や新幹線を撮りたい人はぜひ1本持っておいて損はないと思います。このC150-600mmで、僕の学生生活の作品はかなり充実しました。
サブカメラ
Canon EOS 7D
僕が写真という趣味を始めるきっかけとなったカメラです。EOS7DのCMのセリフである「表現力が加速する」というのに惹かれてCanonのカメラを使おうと思いました。
最初は古い2桁Dのカメラを使っていたのですが、大学生に入って知り合いの知り合いから安くEOS7Dを購入させていただき、手に入りました。
EOS7Dは、デビュー時2桁Dと比べると画質からAF、操作性やデザインが一新され衝撃的な印象を与えられました。デビューから5年経過して手に入れたのですが、手に入れた当時の現行機種と比べても遜色ない性能で、やっぱりすごいカメラだったんだなと思いました。
今でも時々使用しており、極寒の北海道での撮影などでは信頼して使っています。あと、数年はサブ機種として頑張ってくれるのではないかと思っています。
Canon EOS 1D markIII
なぜ、学生がこんなカメラを所持しているのか?と思う人もいると思いますが、1Dシリーズも価格崩壊が起こっており、修理のできないカメラは軒並み価格崩壊が起きています。最近ではEOS 1Ds markIIIとかもかなり安い機種になっているのではないでしょうか。
購入経緯は、野鳥を教えてくれた方がこのカメラを売却する際に、シャッター回数が多すぎてほぼジャンクと言われ格安で自分に譲ってくれることになりました。腐っても1Dシリーズ、所有欲を満たすためだけに僕も買いました。野鳥撮影で使ってみたのですが、10年以上経っていても腐らない性能に驚きました。
1Dを使用していて、現行機種と遜色ない作品が撮れた際にこのカメラを使用していた人は、10年以上も前に同じ景色を撮ることができていると思い、「最新の機材を使用する価値は、その時にある光景を最高に記録できる」ということを学びました。それ以降は、古い機材で良いやという感覚は無くなりました(笑)
EOS 1D markIIIは10年以上経過しても画質はイマイチだとしても、まだまだ使うことができる素晴らしいカメラだなと、2019年になってからも思います。
サブレンズ
New FD 50mm F1.4
50mmの単焦点レンズはシステムの基本だと思っていますが、良い単焦点レンズを持っていないので、サブレンズとしてNew FD 50mm F1.4を使用しています。
FDレンズがこのシステムの中にいるのが、ミラーレスらしい組み方ですね。MFオンリーでしか使えませんが、カラーバランスが良く軽量なF1.4レンズはこのレンズが一番だと思っているので、定期的にシステムの中に入れてます。
時々、他のNew FDレンズを入れている時もありますが・・・
Tamron 90mm F2.5(Model 52BB)
タムロンの伝統的な90mmのレンズ、通称タムキューです。僕はマクロでの撮影はしませんので、中望遠単焦点レンズとしてこのレンズを使用しています。現行は、AFも手ぶれ補正も付いていますが、僕のレンズは付いていません。
僕が使用しているモデルは、アダプトール時代のモデルになっていて、F値も少しだけ明るいモデルになっています。なので、EFマウントやM42、FDマウントとして使用しています。
このレンズは、あるお店でジャンクコーナにいたので格安で手に入りました。しかも、カビとか生えていないレンズだったのでなんでジャンクだったのか・・・
実際に写してみるとすごい解像度で、めちゃくちゃキレキレだったんで、このレンズ見つけてよかったなと思いました。
このレンズに出会ってから「ジャンクコーナにある綺麗な商品は精度が出ている」という持論を持つようになりました(笑)
好きなレンズなので、いつか別でこのレンズについて記事を書きます。
EF 200mm F2.8L USM
格安で購入できる単焦点Lレンズといえば、このニーニッパの1型だと僕は思っています。2万円ほどで出てくる時がありますね。70-200mmがあるせいで、あまり目立たない存在のレンズでありますが、描写はとても綺麗でAFも爆速なので「さすが単焦点レンズ」というレンズです。ただ、現行のEF 70-200mm F2.8L IS III USMと比べると微妙な存在になってしまいますが・・・
このレンズのいいところは、レンズの構成枚数が少ないので強い点光源に対しての描写が70-200mmより良いということです。学生の飛行機撮影する方にとってはコスパのいいレンズになること間違いなしです。
タムキュー同様、このレンズについていつか記事を書こうと思います。
現在は、こんな感じでシステムを構成しています。すごく良いレンズばかり使用しているように思えますが、ジャンクレンズばかりで値段もかなり抑えています。何とか学生のバイト代で買える機材だと思っていますが、僕の場合は周りの方にかなり助けれらているので、かなり得しています。
使用している機材システムのコンセプトは、「焦点距離に穴が無く かつ 様々なジャンルに対応できる」です。なので、レンズの明るさも考慮しています。ただ、お金がない学生なので、旧Lレンズなどを使って補っています。
撮影の被写体を絞れば、もっと機材はシンプルにすることができます。例えば、FE 24-240mm F3.5-6.3 OSSで大概のレンズを置き換えることができちゃいます。SONY α7IIIであれば、高感度耐性がかなりあるので暗いレンズでも大概の被写体の撮影はできてしまいます。荷物の軽量化も測ることができますしね(^^)
色々と考えて安い機材を揃えたのですが、買い替えとかたくさんしていますし、そもそも変なカメラやレンズをたくさん買っているので使っている額は頭おかしいレベルです(苦笑)
変な機材は撮影記録やレンズ紹介をしていこうと思っています。お楽しみに?(笑)