こんにちは、潔く銀です。この日は、出水市ツル観察センターを訪れました。東干拓地に移動すると、カナダツルに出会うことが出来ました。
この日は、久しぶりに野鳥撮影をしてみることにしました。前回の撮影では、マナヅル・ナベヅルを撮ることが出来たので、それ以外を撮影出来たらいいなと思い再訪しました。今回は、まだ訪れたことが無かった東干拓を訪れて撮影することに・・・ちょうどツル監視所を訪れると、優しそうなおじいちゃんにカナダヅルの居場所を教えてもらいました。
今年は出水に1.2万羽ほど来ていましたが、カナダヅルの数は3羽・・・まさにその3羽が目の前にいてびっくりしました。グレーの羽がとても綺麗です。
親子なのか分からないですが、仲良く3羽は離れずに行動をしていました。一番右の子は幼鳥で、右はお母さんでしょうか。成鳥のほうは、虹彩の色が違いました。トップの写真が大きく撮影できてるもので、成鳥2羽の個体差が分かりやすい写真です。
ツルにも派閥があるようで、カナダヅルはずっと3羽離れずに行動をしていました。ちょうど、近くにやってきたマナヅルは自分のテリトリーから出て行けと言わんばかりに、カナダヅルを追い回し始めました。
マナヅルに追い回されて逃げ出すカナダヅル・・・マナヅルはサイズが大きいので、カナダヅルにとっては怖かったのではないでしょうか。
ちょうど緑が背景になる位置に移動したので、420mmにトリミングを加えて記録しています。やはり、野鳥の世界は600mmが標準レンズかなと思いました。
先ほどのマナヅルにずっと追い回されて、飛んで行ってしまいました。一緒にいるように見えていましたが、微妙な種の違いはあるようで、カナダヅルは終始3羽固まって行動していました。今年は、北海道にカナダヅル・マナヅルが現れたそうで、間違って別の群れに混ざることはあるようですが・・・それにしても、気の強いマナヅルに追い回されて可哀そうでした。
別の場所に移動しましたが、比較的撮影しやすい位置に移動してくれたので、500mmミラーレンズでも記録しておきました。前々から会いたかったカナダヅルをたくさん撮ることが出来て満足しました。3羽無事に遠い故郷に帰って、また出水の地にやってきてほしいところです。
というわけで、カナダヅルを満足いくまで記録することができました。この後は、観察センターに戻って、夕陽とツルのコラボを狙います。続きます。
P.S
今年は、鶴見台にカナダヅルが現れたそうです。冬の北海道からは4年離れているので、久しぶりに雪を見に北海道へ行きたくなりました。というわけで、過去に訪れたときの記事をPick Upです。