こんばんは、潔く銀です。この日は、やつしろ競技花火大会を撮影するべく龍峯山自然公園でカメラを構えることにしました。前半戦は雨や風向きが悪かったのですが、後半戦からはコンディションが良くなりました。
前半戦はドローンショーと花火などを撮影しました。天気と風向きが悪く撮影コンディション的には非常に悪かったです。後半戦の最初のほうは引き続き残念な状態が続いていましたが、雨が上がり風が出てくると煙が消えてくれました。
おそらくこの花火が今回のやつしろ花火で一番大きかったものです。上が僅かに切れてしまいましたが、夜景に対しての花火の大きさを見てもらうと、この花火の大きさが凄いことが分かるかと思います。目で見てもかなり印象的な花火でした。
いつものサブカメラ、SONY α7RIIがバッテリー上がってしまったので、急遽EOS7Dを取り付けて撮ることにしました。これでどちらの機材もレンズは一軍になりました。15年前のカメラのためダイナミックレンジが狭く、すぐに白飛びしてしまうためアンダー気味に撮影しています。キヤノン機は昔から赤色がすぐに飽和する傾向があり、写真のような花火はその弱さが露呈してきます。
そして、2時間近く行われたやつしろ花火競技大会も最後のフィナーレに向かっていきます。この時間帯になると煙が完全に消えて撮影しやすい状況になっていました。レリーズをもっていなかったので、2秒セルフタイマーでひたすら連写していました。連続であがる大きな花火にうっとりしました。
現代のカメラであるSONY α7IIIはダイナミックレンジがかなり広くて、白飛びせずに撮ることが出来ます。色温度は少し低めにして夜景のイメージに合わせて編集して撮影してみました。雨で諦めた人のおかげで構図に自由度が増えて、しっかり国道3号を入れてフィナーレを撮ることが出来たので満足出来ました。
やつしろ花火のエンディングの特徴は、花火大会定番の大量に連発するわけではなく写真のように3発同時発車を連発し続けます。そして、まだ上がりそうな雰囲気のまま終わるので、来年も見たくなるという・・・(笑)
この場所は、例年場所取りが酷くなっており、色々と話を聞いていると1ヵ月近く前からブルーシートを敷いて場所取りをしている人がいるとか。近年、写真という趣味が普及して趣味人口が大幅に増えた影響で、マナー・モラルの低下が著しく悪くなっているように思います。山の中の公園で人がいないとはいえ、本人がいないのに数週間も場所取りしているのはいかがなものかと感じました。本人たちは何も悪気無く語り、なおかつ組織的にやっていたので、これは重症だなと思いました。案の定、ブルーシートが移動されたしてないの揉め事があったみたいです(笑)
というわけで、現代の問題を色々と感じながら撮影することになりましたが、良い花火写真を撮ることが出来たので満足です。来年は、どうしようかな・・・(笑)
P.S
去年より場所が良かったので、写真の質は今年のほうが良かった気がします。これで思い残すことはなくなったかなぁ・・・