こんにちは、潔く銀です。今年は異常に高い気温を維持している日本列島、11月上旬になっても紅葉が来ないという状況でしたが中旬になってやっと気温が下がり、紅葉の情報が耳に入りました。上手く仕事に都合をつけて有休を取得して撮影へ行くことにしました。
本当は早朝から撮影へ行く予定でしたが、少し寝坊してしまい渋滞ラッシュに巻き込まれるのが嫌で、正午からマゼノ渓谷へ向かいました。平日ということもあって少し阿蘇への交通量が少なかったですが、紅葉が見頃ということもあってマゼノ渓谷の駐車場はかなり埋まっている状況でした。
まずは、入り口の渓流が見れるポイントでSONY α7IIIで記録しました。静止画は過去に記録したことがあったので、今回は動画メインの静止画サブのシステムでした。最近、動画の勉強を初めており少しずつ撮影をするようにしています。ただ、これまで上げてきた動画のように静止画のついでに録る動画は単調で面白くない感じがするので、今はどういう風な動画を繋げていくのが良いか勉強中になります。
動画を撮りながらもカメラは2台あるので静止画も記録して行きます。去年訪れたときは、異例の晴天が続いたせいで川の水が無くなり滝がなくなるというレアなシーンでした。今年は、それなりに雨も降っているので通常のマゼノ渓谷が取れるのではないかと思い静止画も記録してきます。
そして、マゼノ滝です。前述しましたが去年は川が流れていない状況でしたので、滝のある紅葉は初撮影となりました。これだけ水量がある滝なのに、それが無くなるというのは相当な異常状態だったなと改めて思います。というより、ここ数年の気象は毎年毎年が異常状態のため、例年通りという言葉が当てはまらないような気がしますねw
通常であれば11月上旬で入れなくなるマゼノ渓谷ですが、今年は紅葉が2週間も遅れるという異常事態・・・去年は水がないという異常気象でしたが、今年は紅葉がここまで遅れるという。その影響もあって、マゼノ渓谷はいつもより多くの期間開いていたような気がします。
マゼノ滝は普段の水量で、近くのもみじは綺麗に赤く染まっていました。去年は、全く滝が流れていないという状態だったので、紅葉×マゼノ滝を撮影するのは初めてでした。やっと滝が見ること出来て嬉しかったです。
ここから、久しぶりにEF 85mm F1.2Lを使用していきます。本当に色ノリが良くて、絞れば美しい描写をしてくれるので気に入っているレンズです。トップ画像はEF 24-70mm F2.8L USMを記録しましたが、レタッチの違いでかなり差分があるものの滝の描写がかなり印象的で、吸い込まれるような画が凄いです。
個人的に気に入っていた一枚です。やはり、F1.2の凄さはこのボケ量の多さです。赤い紅葉に緑の背景、浮き上がるようなもみじの葉が良い感じでした。まぁ、道端で薄いピントと格闘しているので、傍から見ると怪しい人に見られたような気がします。
出口当たりで再度、渓流と紅葉を記録しました。この苔の感じと落ち着いた紅葉、マゼノ渓谷らしくて良いです。この渓谷は開いている期間が限定的なので、阿蘇の観光スポットの中でもそこまで有名ではなく、平日だとそこまで人が多くないので静かな場所が好きな人にとってはおすすめのの場所です。新緑と紅葉の季節のみ訪れることができるので、気になる方はぜひ立ち寄ってほしいところです。
というわけで、マゼノ渓谷の記事はこれにて終了しようと思ったのですが、去年同様に魚眼レンズでも記録しているので、サブカメラで撮影した分の記事もまとめようと思います。
P.S
去年の紅葉シーズンのマゼノ渓谷の写真は、下記リンクから見れます。去年は雨が少なすぎて水不足が懸念された年でした。水の無いマゼノ渓谷はリアルかと思いますので、こちらもぜひ見てください。
ついでに新緑の時期のマゼノ渓谷も置いておきます。この記事を見た方で、もし興味出ましたら、まずはGWシーズンに訪れることをお勧めします。