
こんにちは、潔く銀です。この日は、人生初のスーパー耐久観戦でオートポリスへ。いよいよ予選がスタートしたということで、まずはST-5クラスの予選を撮影していきます。
TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cupの決勝戦が終わると、すぐに予選がスタートします。最初は、ST-5クラスの車両たちが一気にコースインします。オートポリスの良い撮影ポジションはまだまだ分からない状態だったので、以前良さげだなぁと思った14.5ポスト付近で狙うことにしました。ちなみに、ST-5クラスは駆動方式でも分かれているようですが、今回はST-5クラスと一括りにして記事を書きます。

まずは、ST-4クラスのAutoLabo RacingのZC33Sです。元スイフトスポーツ乗りとしては、やっぱり応援したくなる車両です。AutoLabo Racingは、大阪府茨木市にある認定整備工場らしいですが、ル・マンなどの大きなレースにも参加しているようです。S耐では、ST-5クラスにFITも参加していました。

続いてST-4クラスのZenyaku GR86です。色味が綺麗なGR86でかなり印象的でした。全薬と聞くと医療関係のイメージがありますが、こういうモータースポーツに顔を出しているのは凄いなと思います。自分の会社もモータースポーツ出ないかなぁと思ったり、思わなかったり・・・

またST-4クラスになりますが、シェイドレーシング GR86です。スーパーGTも出ているシェイドレーシングですが、とことん86を出しているというこだわり感じるチームです。色も青と緑が特徴的で綺麗なカラーリングです。晴れで撮影した時は映えます。

続いては、ST-5Rクラスのodual TONE 制動屋ROADSTERです。参戦チーム名はOVER DRIVEというところらしく、関西地域のチューニングショップのようです。ちなみにST-4クラスにもロードスターRFで参戦しており、気合を感じるチームです。TONEの文字がかなり印象的なデザインをしていて、カメラのAFとかなり相性が良く撮影時は一番歩留まりが高かった気がします。

まさかのNCロードスターが出てる!と驚きましたが、少し前の車も参戦しているのがS耐のおもしろいところです。このロードスターはST-4クラスでDXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスターで、TEAM NOPROという神奈川県にあるロードスターを中心にカスタムパーツを販売している会社が手がけています。個人的にスタイリッシュでかっこいいNCロードスターだなと思いました。特にサイドからの見栄えがGoodです。

少しだけ遊び心を出そうと、新機材の性能を試します。これまでガッツリシャッター速度を落とすと、こういう流し撮りは撮れたもんではなかったのですが、ブラックアウトフリーのカメラになったおかげで、手持ちで粘ることが出来ます。新しい極地の扉を開いた気がします。
写真の車両は、ST-5RクラスのKOSHIDO RACINGという北海道を拠点としているレーシングチームのロードスターです。「北海道から全国へ!子供たちへ希望と勇気を与える」というテーマを掲げているのが良いなと思いました。日本は自動車産業が一番大きいカテゴリですが、車の人気はどんどん落ちていきます。モータースポーツ文化をもっと大きなものにするにはこういう活動が大事なのかなと思います。ブログもしっかりしていてかなり良かったです。

続いてST-5FクラスのHonda Cars TokaiチームのFITです。今回参加しているFITの中では一番新しいFITだったと思います。個人的に今のFITのデザインが好きなので、カッコいいなと思っていました。DURANCEという化粧品のブランドがスポンサーだったり、ちょっと不思議な感じでした。PETRONASはスーパーGTでもお馴染みな感じがあって、このカラーリングも懐かしさを感じました。

続いてST-5FクラスのDXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2です。MAZDA2と紹介がありましたが、今は前戦から車が故障してしまったようで、過去に参戦していたデミオで出場しているらしいです。そういうこともあるんだと思って、また一つS耐の面白さを知った気がします。

続いてもST-5FクラスのFITです。本田技研の社内レースチームが参戦しているようで、運営から車両制作までやっているようです。社内でこういうのに参加しているのは熱いですよね。こういう有志でやっている人が組織の中にいるのは実益も兼ねていて、会社としても強いと思いました。自分も少しは見習わないといけません。

少しポジションを変えて、カメラマンが集まっていたスポットです。ちょうど橋のところから超望遠で圧縮効果を活かして撮影した図になります。ここは人気スポットになるだろうなと思いつつ、大体良い時間帯も把握できたので本番はこのポイントを確実に抑えるところかなと決めました。

そして、ST-4クラス、ST-5クラスの予選が終了して、次のクラスに移っていきます。ちょうど入れ替わりのタイミングで、車両が被ったので切り取ってみました。後ろにはモリゾーが乗車するGRヤリス、ここからも熱い暑い予選が続きます。
というわけで、ST-4クラス、ST-5クラスの予選撮影は終了です。本当のところ大量に写真を撮ったのですが、一つ一つ調べているととんでもないことになるので良い写真をピックアップして公開しています。次はST-Qクラス、ST-2クラス、ST-3クラスが走ります。まだまだスーパー耐久の予選は続きます。お楽しみに!?
P.S
モータースポーツを撮影するために導入したといっても過言ではないSONY α9IIIという、最先端技術が入ったカメラです。パッと見だとわかりにくいですが、動体歪みが発生しないカメラで背景までバッチリ止まるカメラです。まだまだ不慣れなところが多いですが、使えば使うほど写真のクオリティも上がっていくので、中の人の成長度合いも見てもらえたらと思います(笑)