こんにちは、潔く銀です。
今期は少し変わった機材で満月の撮影をしてみました。といっても、中秋の名月は今年は13日だったんですけど、関西はあいにくの天気で撮影することができなかったので、一日遅れて撮影することにしました。
この日は天気が非常によく、見えている月もほぼ満月ということで撮影してみようと思い、自宅でカメラを三脚を立ててみました。
今回は、いつものSIGMA150-600mmは貸し出し中のため使用することができないため、EF 300mm F4L USMにSIGMAの旧2倍テレコンを組み合わせて使用してみました。
こんなチグハグな組み合わせですが、なんとAFと絞りがしっかりと動きます。月程度の明るさがあれば問題なく動作してくれます。
ちなみに、C150-600mmの時は開放F値が暗くなってしまうためAFは動きませんが絞りは動いてくれます。
というわけで、一応今回は変な機材を使用しているということで、ちゃんと使ってますよ〜というアピールも込めて証拠写真を撮影してみました。ちゃんとMC-11にも付いて動作するのって本当にすごいです。
ただ、MC-11を使用しても動作しないレンズも何本か確認しているので過信はダメですけどね(笑)
改めて写真を見てみると、めちゃくちゃチグハグな見た目をしていますよね。SONYのカメラにCanonの白いレンズで、旧SIGMAレンズに見られたマット調の塗装をしたレンズが挟まっている状態・・・オタク的には喜んでしまう光景です。
で、今回は普通に満月を撮影しても面白くないので、少し前にファームウェアで追加された機能のインターバル撮影機能を使用して撮影してみました。これで、放置していても適当な時間でシャッターを切ってくれるので、放置していてもいい感じで写真を撮影してくれます。
ちなみに、今回の撮影設定はカメラの液晶に写っている設定で撮影をしています。絞って撮影することで、しっかり解像した写真を撮ろうとというわけです。
なぜ、今回インターバル撮影をしていたかというと、月の軌跡の写真を撮影したいと思ったからです。少し望遠よりにし過ぎてしまったかと思いつつも初めての試みなので、仕上がりはこんなもんでしょう。
思っているより、月がいい感じの配置になってくれたので良かったです。しかも、少し右肩上がりの軌道になってくれて良かったです(笑)
長いこと撮影していると角度が少しずつなくなってきたので、横長にトリミングしてみました。そこそこイメージ通りの月の配置で軌道写真が撮れたので良かったです。
ここで、収差の出方が左右の月で変わっていることに気づきました。左の月では、月の右側に緑色の収差が出ているのですが、右の月は赤色の収差が出ています。なんとなく色の対比なのでそういう収差が出るのが普通なのかと当たり前なのかと思いながら、面白い発見だなと思いました。
撮影している間にいつの間にか右下がりの軌道に変わっていました。ちょうど入れ替わるタイミングで写真を撮影していたようです。これだと300mmで撮影しておくべきだったなぁと思います。ちょうど軌道の角度が変わるいいタイミングで撮影していただけに少し残念です。
適当にパパッと撮影して合成した割には、そこそこ面白い写真が撮れたのではないかと思います。
たまには、季節ものの写真も取り入れていこうと思い撮影をしてみました。また、変な機材の組み合わせも紹介することができたので、個人的に面白い記事になったのではないかと思っています(笑)
楽しんでくれた方は、反応してくれると嬉しいです。それでは!!!