こんばんは、潔く銀です。この日もより良い一枚を目指して池山水源を訪れることにしました。雨上がりの池山水源は、少し霧が出ていて幻想的になっていました。
前回のホタル撮影で、9割ほどイメージ通りの写真を撮ることができたのですが、完璧を目指してこの日も池山水源を訪れました。昼までは雨が降っており、夕方から天気が回復というコンディションだったのですが、その影響もあって湿度が高く川霧のような現象が発生しており、普段より幻想的な雰囲気になっていました。
そして、ホタル登場の時間になりました。水面の霧がいい味を出しており、この時点で良い一枚が撮れるのではないかとワクワクしていました。
この日は、新しく導入したマウントアダプターを使用して撮影をしてみました。50mm F1.4は色々と持っているのですが、この日はミノルタのレンズを初めて使ってみることにしました。フィルムで使用したことあり、写りの良さは知っていたのでホタルでも使えると思い選択しました。
そして、この時によーく見るとヒメボタルが写っていることに気づきました。最初に見たときは、ゲンジボタルの光に紛れてわかりにくかったのですが、写真にははっきり写っており驚きました。写真は、合成用素材から抜き出したものなので、背景は暗めです。
EOS7Dだと高感度が足りないので、良い感じに撮れたらラッキーだなぁと思いつつ出していたのですが、こちらにもヒメボタルがしっかりと写っていました。ただ、EOS7Dだと高感度が足りない・・・
この日は、ヒメボタルが10匹いかないくらいで出ていました。ヒメボタルは暗いところが好きなようで、水面の上はあまり飛ばず茂みの中ばかり飛んでいました。これも1枚撮りの結果になりますが、合成した写真はかなり良いものになりました。
祠の周りでは数匹のヒメボタルが飛んでしましたが、今回の機材では少し役不足でした。また、狙いの写真が増えてしまった気がします。
20時半近くになり、ISO6400で30秒バルブ撮影・・・熱ノイズが顕著に見え始めてホットピクセルがちょこちょことみられますが、水面に反射するホタルの光までしっかり写せました。肉眼ではずっと見てられるほど美しい光景でした。
最後は、複数重ねた写真を載せておきます。ゲンジボタルとヒメボタル、同時に出る事例を自分も聞いたことが無く、池山水源ではヒメボタルは出るという噂しか聞いたことがないという人ばかりで、通年どうなのかわかりませんが貴重なシーンを見ることができたのではないかと思っています。
この日の撮影条件は非常に良くて、良い写真をたくさん撮ることが出来ました。ヒメボタルの出現は想定外でしたが、なんとか対応できたのでそれなりに撮ることが出来たように思えます。作りこんだ写真は別ページにて紹介していますので、興味があれば下のリンクから見てください。
というわけで、これにて終了です。それでは！
P.S
今回、池山水源とホタルをテーマにガッツリ写真を撮りましたので、特設ページを用意しました。作りこんだ一枚一枚は、以下にまとめてるので興味出たら、こちらもぜひ見てください！
