こんにちは、潔く銀です。
先日、いたみ花火大会に参加してきました。これで今年は4つ目の花火大会参加になります。撮影場所は、なにわ淀川花火大会で撮影したところから、近い場所で撮影を試みました。
いたみ花火の打ち上げ場所は、伊丹空港から近いところで打ち上げられます。ということは、飛行機も絡めることができるのではないかということで、滑走路が見える切り位置を探しました。
撮影場所は、また後日まとめ記事を書きますので、そちらを参考にしていただけると嬉しいです。今回は、サクッとブログを更新していきます。
今回使用した機材
今回は、単独での撮影のため三脚は2本だけでいきましたので、カメラも2台で撮影をしました。今回のシーンでは超望遠レンズでの撮影になり、天候がそこまでよくなく空気の状態も悪かったのでEOS 1N HSを持って行っていたのですが、使用しませんでした。
今回の記事では、SONY α7IIの写真は載せずにSONY α7IIIの写真のみで記事を書いていきます。久しぶりにCapture Oneで現像しているため少し時間がかかっています(笑)
こちらも、後ほどのまとめ記事で載せる予定です。
この日は、待機時間に隣のおじいさんカメラマンと仲良くなりました。カメラを趣味にし始めたのは定年退職後で、そこからどっぷりはまって全国の花火大会を回るようになってみたいです。今回の場所で撮影しようと思ったのも、台風の影響で花火撮影ができておらず消化不良のため来ていたようです。
「花火を撮るなら風景的な写真がいいよね！」と言いながら打ち上がる方向はどこかなど一緒に確認しました。一期一会かもしれませんが、同じ写真好きとたくさん会話することができてよかったです。そして、今回の僕の狙いはいたみ花火大会らしい景色。
狙いは、伊丹空港とのコラボ！！！
というわけで、いたみ花火大会が開始しました。出だしからいきなりいい感じに高く上がり始めました。少し風があったのか微妙に左に流されています。
この日の天候は、直前まで雨が降っていたため少し空気も霞んでいる状況でした。しかし、花火との距離までそこまで遠くないので、そこまで悪い写真にはなりませんでした。しかし、夜景は霞んでいるためハイライト部分はふわっとなっていることがわかります。
いたみ花火の規模は、なにわ淀川花火大会に比べるととても小さい規模の花火で、大きな花火はほとんどないので、早速比較明合成を使用した写真をブログに使います。
一枚撮りでいいのはかなり少なくて、比較明合成しないとあんまりいいものがなく、すごく困惑しました。仕上がりを確認した時は、これ大丈夫かなぁと思ったのですがなんとかいい絵になりました。
ただ、狙いは飛行機とのコラボなので、花火の露出や構図を確認しながらじっくりその時を待ちます。
こういうときに限ってなかなか飛行機が来ません。着陸機がなかなか来ずどんな軌道で来るかはまだ想像できず。写真では滑走路がわかりにくいですが、花火の少し後ろくらいにあります。千里川近くなので、管制塔などは全く見えません。
ちなみに画像真ん中にある、横に1本ある光線は大阪モノレールだと思います。この写真は、15秒の露光時間×3枚を使用しているので45秒間での打ち上げになります。モノレールも意外とスピードがあることがわかりますね(笑)
いいタイミングで飛行機が来てくれないため、なかなか狙いのシーンが来ません。しかし、花火はいい感じに撮影をすることができました。天候は、曇り時々雨で時々カメラが気になるレベルで雨が降っていました。しかし、当レンズは簡易防滴があるので多少の雨なら気にせず撮影していました。
ちなみに、600mmノートリでこのくらいの花火を写すことができます。淀川は倍ほど距離が離れていてても、600mmを使用していなかったので規模の違いを感じました。
今回の花火大会の中では、おそらく一番大きな花火だったのではないかと思います。フィナーレより確実に大きな花火で、不規則に舞う閃光が印象的な花火でした。Twitterなどでは、この花火が印象的だったという人も数人ほど見かけて、写真を見返してみて納得しました。
最近の流行りなのでしょうか、びわ湖花火大会でも見ることができた、不規則に飛び散る花火です。綺麗な円形を描くことなく、ランダムに閃光が流れていきます。写真で見るとはっきりと軌道がわかりますね。
連続であがったこの花火が2番目に大きな花火だなぁと思いました。比較明合成はせず単発で絵になったのはかなり少ないですが、この2枚は特によかったかなぁと思います。
撮影設定は、「ISO100 F11 SS10sec」で撮影をしています。しかし、この露出だと夜景はかなりアンダーになってしまいますので、Lrで夜景がしっかり目立つようにレタッチをしています。編集後まで想像して写真を撮影しないといけない時代になりましたね。
今回の撮影の中で、超狙いだった写真になります。ANA機、JAL機が両方写り込んでくれてかつ花火も綺麗にあがってくれた一枚になります。花火の形によっては、ANA機が隠れてしまうので、なんとか撮影することができた一枚になります。
個人的には狙っていたシーンになるので、なんとか撮影することができてよかったなぁと思います。
飛行機を目立たせるために、縦位置に大幅トリミングしました。ノートリで撮影すると1000mmくらいはいるかもしれません。しかし、今回はそこまで大きなものは持ってきていないので、トリミングで対応しました。解像度はある程度保てているので、作品展には出せるぐらいは確保できているので問題ないかなぁと思います。
次は、離陸機とのコラボを撮影しまいた。空港の近くらしい、飛行機の軌跡を撮影することに成功しました。これは、2016年の撮影でもやっていたのですが、想定していたシーンなので撮影できていてよかったなぁと思います。
フィナーレ直前の花火を撮影。低い位置に上がる花火が綺麗なブルーで印象的なものに仕上げることができました。こちらは、3枚の写真を比較明合成をしています。フィナーレ直前なので、かなりアンダーよりで撮影していてレタッチ時に明るくしています。
ドアンダーよりの撮影だと加算合成でもできるかなぁと思うのですが、今撮影している方法のが綺麗に撮れる気がするので挑戦はしていません。いつか、やって見ようかなぁと思います。
で、最後のフィナーレは最初と同じ種類の花火が打ち上がりました。少し絞りすぎたのでピンク色の閃光が少し目立ちにくくなってしまいましたが、上々の仕上がりで撮影することができました。花火の形も良く、夜景も良い感じだったので、良かったかなぁと思います。
さて、今回のいたみ花火大会では、狙い通りのシーンがそれなりにたくさん撮ることができたので良かったです。特に、停止中の飛行機と花火のコラボを撮れている人はかなり少ないかなぁと思います。飛行機の位置も良い感じでしたしね(笑)
今年、最後の花火大会なのに天気や条件が悪く、あまり良い撮影ができないのではないかと思いましたが、それなりの成果で撮ることができて良かったです。
いたみ花火大会は、来年からは撮影することはないと思いますので、最後に良いものを記録でき心残りはありません。
これにて、僕の今年の花火大会撮影は終わりになります。当ブログを見て頂きありがとうございました。また、まとめ記事を書いていきますので楽しみにしてください(^^)
最後に3年前の記録のURLも貼っておきます。
